カテゴリ:イラスト
このページの記事一覧
- 2011/07/19 - 線画をべた塗りレイヤーとして Photoshop に読み込む方法 (画像付き)
- 2011/07/16 - Photoshop でレイヤー数が多くても軽量にイラストを描く方法
|
線画をべた塗りレイヤーとして Photoshop に読み込む方法 (画像付き)
Photoshop でイラストを描いていると他人の描いたイラストの線画と,自分の線画とは何か違う事に気がつく人もいると思います.そこで,ブラシの設定をいくら頑張ったとしても,結局は「このイラストの線画のように描けないなー」となる人が多いはずです.
実は Photoshop のブラシではあまり綺麗な線画は描けないんですね.
かなり設定を詰めていくと綺麗な線画として使えるブラシにもできるのですが「他の線画が綺麗に描けるペイントソフトを使用し,その後 Photoshop で色を塗る」という手順が一番綺麗に描けるのでそうしている人も多いと思います.
しかしこの方法だと SAI なら PSD 形式で保存できるので問題ないですが,他の PSD 形式で保存できないペイントソフトで線画を描いた場合や,他の絵師さんが描いた線画を元に色塗りの練習をしたいと思う人は,思い通りに線画の準備をする事が難しいはずです.
なので,オリジナルの線画をアンチエイリアス部分も完全に維持し,更に「べた塗りレイヤー」として扱えるようにする手順を画像付きでわかりやすく解説してみたいと思います.
べた塗りレイヤーで線画を取り込む手順
この線画で今回説明します.線画を描くとき絵描きさんによっては,黒色でない場合もあるので黒色以外の線画も入れて説明したいと思います.ちなみに線画はトレスなので元画像はこちらにあります.
Photoshop でレイヤー数が多くても軽量にイラストを描く方法
Photoshop は多機能で様々な処理を行う事ができますが,それ故にレイヤー数が多くなると,高性能なパソコンでも快適な動作が難しくなることがあります.
OS と違ってこちらはソフトウェアなので,一部の機能をオフにして動作を軽くするということはできません,なので別のやり方で快適に使う事を考えてみましょう.
そもそも何故レイヤー数が多くなると重くなるのか
Photoshop の内部で起きているプログラム的な構造を理解しなくても,レイヤー数が多くなると なんとなく は経験的に動作が重くなる事は理解できると思いますが,普通の人が予想する理解とは桁外れの事が内部で起こっています.