Googleのemoji4unicodeをベースにした絵文字変換Perlモジュール「Encode::JP::Emoji」
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emoji4unicodeベースの絵文字変換Perlモジュール「Encode::JP::Emoji」というものがあるようです。
→ Media Technology Labs Encode::JP::Emoji – emoji4unicode ベースの絵文字変換 Perl モジュール
→ kawa.netブログ Encode::JP::Emoji – emoji4unicode ベースの絵文字変換モジュール
「emoji4unicode」は、Googleが中心となって、日本の携帯絵文字をユニコードとして共通符号化する動きを支援する目的で行っているプロジェクトです。
今回ご紹介する「Encode::JP::Emoji」は、そのemoji4unicodeの絵文字マッピングテーブルを利用して、文字コードの変換を行うというモジュールのようです。
主な特徴として次のようなものが列挙されています。(上記ブログより引用)
- 各キャリアの Shift_JIS 絵文字コードと UTF-8 絵文字コードを相互変換できます。
- emoji4unicode の提供するテーブルにより、各キャリアの絵文字を相互変換できます。
- 絵文字が存在しない場合は、fallback によりテキストまたは IMG タグに変換できます。
- 日本の 3 キャリアに加えて、Google が内部で利用している絵文字コードにも変換できます。
- emoji4unicode が提案中の PUA を利用しない Unicode との相互変換に対応します。
- pure Perl 実装のため、レンタルサーバ等でも FTP アップロードのみで利用できます。
- pure Perl 実装ですが、実用的な変換処理速度を確保しています。(Encode::JP::Mobile 比)
Perlの絵文字変換では「Encode::JP::Mobile」が有名ですが、それと比較しても実用的な処理速度を確保しているとのことですので期待ですね。
Perl使いの方で絵文字変換ライブラリをお探しの方は試してみてはいかがでしょうか。
関連:
- Perl用の3キャリア対応CSS変換モジュール「HTML::MobileJpCSS」
- 処理が高速なPHP絵文字変換ライブラリ「HTML_Emoji」
- openpearに「Net_Pocketbell」というパッケージを作ってみました(前編)
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