MobileOrg復活!
長らく、iTunesストアから消えていたMobileOrgが復活しました。(すでに、1ヶ月ほど前の話ですが)
早速、使用を再開したので、その手順をメモ。以前から、Dropboxを使ってメモを同期させていましたが、今回のアップデートで設定を変える必要が出てきたので、そこを重点的に説明します。
初めてMobileOrgの設定をやった時の説明は過去記事を参照。
MobileOrgがDropbox対応
1. Dropbox上のMobileOrgフォルダを削除
以前のバージョンのMobileOrgを使っていた場合、Dropboxフォルダ直下にMobileOrgという名前のフォルダがが残っていると思います。現バージョンでは同期に使うフォルダの位置が変わるので、削除しておきます。
2. MobileOrgをiTunesストアからダウンロード
以前とは別のアプリとして登録されているので、iTunesストアでMobileOrgと検索して見つかったアプリをダウンロードします。
3. Dropboxの設定を英語に変える
タスクトレイのDropboxアイコンをクリック→右上の歯車をクリック→設定→詳細設定→言語→English[English]を選択→Dropboxのデスクトップアプリが自動で再起動されるのを待つ。
(多分、日本語設定のままでもうまく設定すれば使えると思いますが、MobileOrgの同期に使うフォルダのパスに日本語が入るので、避けたほうが無難です)
4. Dropboxと同期
iPhone上でMobileOrgを起動→Setting→Dropboxを選択→Log in to Dropbox→Dropboxの確認画面が出てくるので『許可』を押す。
しばらく待っていると、Dropboxフォルダ内に/Apps/MobileOrgというフォルダが現れます。
5. emacsの設定変更
org-mobile-directoryに先ほど自動で生成されたフォルダを指定します。
6. 同期
Emacs上でM-x org-mobile-pushした後、MobileOrgアプリで同期。後の使い方は過去のバージョンと同じです。
私の使用環境です。別の環境だと上記の通りやってうまくいかないかも。
OS:Windows7
Emacs:NTEmacs
orgmode:8.0.7
iphone:iPhone4S
せっかく設定したけど、個人的には、outlinerと同期させて使ってた方が好みかも。
org-modeをoutliner(iPhoneアプリ)と同期←個人的には最高の環境!
長らくこっちでやって来たというのもありますし、outlinerならノードを指先で移動させたり、折りたたみや展開、ワンタッチでチェックを入れるなど、デスクトップに近い使い方が出来ます。
いつか、時間を見つけて、エラー処理とか付け加えたバージョンを作りたいです。
早速、使用を再開したので、その手順をメモ。以前から、Dropboxを使ってメモを同期させていましたが、今回のアップデートで設定を変える必要が出てきたので、そこを重点的に説明します。
初めてMobileOrgの設定をやった時の説明は過去記事を参照。
MobileOrgがDropbox対応
1. Dropbox上のMobileOrgフォルダを削除
以前のバージョンのMobileOrgを使っていた場合、Dropboxフォルダ直下にMobileOrgという名前のフォルダがが残っていると思います。現バージョンでは同期に使うフォルダの位置が変わるので、削除しておきます。
2. MobileOrgをiTunesストアからダウンロード
以前とは別のアプリとして登録されているので、iTunesストアでMobileOrgと検索して見つかったアプリをダウンロードします。
3. Dropboxの設定を英語に変える
タスクトレイのDropboxアイコンをクリック→右上の歯車をクリック→設定→詳細設定→言語→English[English]を選択→Dropboxのデスクトップアプリが自動で再起動されるのを待つ。
(多分、日本語設定のままでもうまく設定すれば使えると思いますが、MobileOrgの同期に使うフォルダのパスに日本語が入るので、避けたほうが無難です)
4. Dropboxと同期
iPhone上でMobileOrgを起動→Setting→Dropboxを選択→Log in to Dropbox→Dropboxの確認画面が出てくるので『許可』を押す。
しばらく待っていると、Dropboxフォルダ内に/Apps/MobileOrgというフォルダが現れます。
5. emacsの設定変更
org-mobile-directoryに先ほど自動で生成されたフォルダを指定します。
(setq org-mobile-directory "~/Dropbox/Apps/MobileOrg/")
6. 同期
Emacs上でM-x org-mobile-pushした後、MobileOrgアプリで同期。後の使い方は過去のバージョンと同じです。
使用環境
私の使用環境です。別の環境だと上記の通りやってうまくいかないかも。
OS:Windows7
Emacs:NTEmacs
orgmode:8.0.7
iphone:iPhone4S
使用感
せっかく設定したけど、個人的には、outlinerと同期させて使ってた方が好みかも。
org-modeをoutliner(iPhoneアプリ)と同期←個人的には最高の環境!
長らくこっちでやって来たというのもありますし、outlinerならノードを指先で移動させたり、折りたたみや展開、ワンタッチでチェックを入れるなど、デスクトップに近い使い方が出来ます。
いつか、時間を見つけて、エラー処理とか付け加えたバージョンを作りたいです。
MobileOrgがDropbox対応
MobileOrgがついにDropbox経由での同期に対応しました。
ちなみにMobileOrgとはiphone/ipod touch用のメモアプリです。emacs上のメモ・Todo・予定機能であるorgmodeとの同期が可能で、一度同期させればオフラインでもメモやTodoの閲覧できます。
Dropboxを使って同期させるには基本的にMobileOrgの本家サイトに書いてある通りにすればOKですが、一応、簡単な設定手順を書いておきます。
0.Dropboxのアカウントを作る
http://www.dropbox.comに行きDropboxのアカウントを作る。(すでにアカウントを持っている人はそれを利用してもいいでしょう)
1.MobileOrgを最新のバージョンにアップデート
バージョン1.3以降ならDropboxに対応しています。
2.MobileOrgにDropboxのアカウントを登録
MobileOrgを起動し、右下に有る"Settings"をタップします。"WebDAV"、"Dropbox"と2つボタンが並んでいる部分から"Dropbox"をタップし、Dropboxに登録したのと同じ"Email"と"Password"を入力します。"Index File"はindex.orgのままにしておいけば問題ないはずです。設定が成功するとDropboxフォルダ直下にMobileOrgというフォルダが出来ます。
3. .emacsの編集
すでにorgmodeを使っている人は以下の2つの設定を加えるだけで使えるはずです。
設定が終わったらemacsを再起動させます。
4.ファイルの同期テスト
emacs上で"M-x org-mobile-push"を実行。~/Dropbox/MobileOrgの中にファイルが作られたことを確認し、MobileOrgから同期をかけて見ましょう("Outline"をタップした後右上に表示される輪っかになった矢印をタップします)。
今まではWebDAVサーバーを使ってemacsとMobileOrgを同期させていたのですが、ファイルをWebDAVサーバーにアップロードする間emacsが操作出来ず、不便さを感じていました。Dropbox経由ならファイルをローカルでコピーするだけなのでほぼ一瞬で終わります。またされないっていうのはいいですね。
あと、今までwindowsではcygwin上のcadaverを使ってWebDAVサーバーと同期させていましたが、これからはDropboxとemacsだけインストールすれば同期が可能です。新しくパソコンを買った時の設定作業も楽になりそうです。
ちなみにMobileOrgとはiphone/ipod touch用のメモアプリです。emacs上のメモ・Todo・予定機能であるorgmodeとの同期が可能で、一度同期させればオフラインでもメモやTodoの閲覧できます。
Dropboxを使って同期させるには基本的にMobileOrgの本家サイトに書いてある通りにすればOKですが、一応、簡単な設定手順を書いておきます。
0.Dropboxのアカウントを作る
http://www.dropbox.comに行きDropboxのアカウントを作る。(すでにアカウントを持っている人はそれを利用してもいいでしょう)
1.MobileOrgを最新のバージョンにアップデート
バージョン1.3以降ならDropboxに対応しています。
2.MobileOrgにDropboxのアカウントを登録
MobileOrgを起動し、右下に有る"Settings"をタップします。"WebDAV"、"Dropbox"と2つボタンが並んでいる部分から"Dropbox"をタップし、Dropboxに登録したのと同じ"Email"と"Password"を入力します。"Index File"はindex.orgのままにしておいけば問題ないはずです。設定が成功するとDropboxフォルダ直下にMobileOrgというフォルダが出来ます。
3. .emacsの編集
すでにorgmodeを使っている人は以下の2つの設定を加えるだけで使えるはずです。
;; MobileOrgで新しく作ったノートを保存するファイルの名前を設定
(setq org-mobile-inbox-for-pull "~/org/flagged.org")
;; Dropbox直下のMobileOrgフォルダへのパスを設定
(setq org-mobile-directory "~/Dropbox/MobileOrg")
設定が終わったらemacsを再起動させます。
4.ファイルの同期テスト
emacs上で"M-x org-mobile-push"を実行。~/Dropbox/MobileOrgの中にファイルが作られたことを確認し、MobileOrgから同期をかけて見ましょう("Outline"をタップした後右上に表示される輪っかになった矢印をタップします)。
使ってみた感想
今まではWebDAVサーバーを使ってemacsとMobileOrgを同期させていたのですが、ファイルをWebDAVサーバーにアップロードする間emacsが操作出来ず、不便さを感じていました。Dropbox経由ならファイルをローカルでコピーするだけなのでほぼ一瞬で終わります。またされないっていうのはいいですね。
あと、今までwindowsではcygwin上のcadaverを使ってWebDAVサーバーと同期させていましたが、これからはDropboxとemacsだけインストールすれば同期が可能です。新しくパソコンを買った時の設定作業も楽になりそうです。
emacsをUSBメモリに入れて持ち運ぶ
1.NTEmacsをダウンロード
http://ntemacsjp.sourceforge.jp/matsuan/IndexJp.html#sec1
2.解凍してフォルダごとUSBメモリに入れる
解凍した時点でemacsを起動させることはできる。しかし、日本語環境を快適に使うには3~5の設定が必要
3. ".emacs"へのパスを指定
clmemo@aka(http://at-aka.blogspot.com/2006/06/portable-emacs-22050-on-usb.html)
を参考にしてsite-start.el.に
と書き加える。
4.USBのルート直下にhomeという名前のフォルダを作る
3ので書き加えたlispの内2行目の"home/"がホームフォルダになる。他の場所を指定したいときはこれを書き変える。
5.".emacs"をhomeフォルダ直下に作り日本語設定を行う
下記のサイトを参考にする
NTEmacs(http://homepage3.nifty.com/y3tk/emacs.html)
6.必要に応じて.emacsに自分好みの設定を書く
基本的に、NTEmacsで使える設定は、この状態でも使えるみたい
http://ntemacsjp.sourceforge.jp/matsuan/IndexJp.html#sec1
2.解凍してフォルダごとUSBメモリに入れる
解凍した時点でemacsを起動させることはできる。しかし、日本語環境を快適に使うには3~5の設定が必要
3. ".emacs"へのパスを指定
clmemo@aka(http://at-aka.blogspot.com/2006/06/portable-emacs-22050-on-usb.html)
を参考にしてsite-start.el.に
(defvar usb-drive-letter (substring data-directory 0 3))
(defvar usb-home-dir (concat usb-drive-letter "home/"))
(setenv "HOME" usb-home-dir)
(defvar usb-home-dir (concat usb-drive-letter "home/"))
(setenv "HOME" usb-home-dir)
と書き加える。
4.USBのルート直下にhomeという名前のフォルダを作る
3ので書き加えたlispの内2行目の"home/"がホームフォルダになる。他の場所を指定したいときはこれを書き変える。
5.".emacs"をhomeフォルダ直下に作り日本語設定を行う
下記のサイトを参考にする
NTEmacs(http://homepage3.nifty.com/y3tk/emacs.html)
6.必要に応じて.emacsに自分好みの設定を書く
基本的に、NTEmacsで使える設定は、この状態でも使えるみたい
.emacsをDropboxで共有
xpでもソフトをインストールすればシンボリックリンクを作って、.emacsをDropboxで共有できるとは知ってたものの、ソフトのインストールが面倒でしていませんでした。
しかし、以下の方法でMeadowのホームディレクトリを移動させておけば、.emacs本体をDropboxのディレクトリ内に置けると分かり、昨日設定を行いました。
1.meadowのインストールフォルダの中のinstall.exeを実行、
2.Dropbox内のフォルダのパスを入力する。
3.その、フォルダに.emacsとsite-lispフォルダを移動させる。
しかし、以下の方法でMeadowのホームディレクトリを移動させておけば、.emacs本体をDropboxのディレクトリ内に置けると分かり、昨日設定を行いました。
1.meadowのインストールフォルダの中のinstall.exeを実行、
2.Dropbox内のフォルダのパスを入力する。
3.その、フォルダに.emacsとsite-lispフォルダを移動させる。