写真 「Scalix」をブラウザで実行しているところ
写真 「Scalix」をブラウザで実行しているところ
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 Ajaxベースのグループウエアを開発する米スケーリックスとサードウェアは10月27日,スケーリックスの日本法人「日本スケーリックス」の設立を発表した。日本法人は来年2月,Linuxで動作するAjax(asynchronous JavaScript+XML)ベースのグループウエア「Scalix」(写真)の日本語版を発売する予定だ。

 製品は3ラインアップを用意し,パートナから販売していく計画。無償の「コミュニティエディション」,サーバー1台構成の「スモールビジネスエディション」,サーバー複数台構成を採れる「エンタープライズエディション」だ。希望小売価格は,スモールビジネスエディションはメールとグループでデータを共有できるスケジュール機能を使える「プレミアムユーザ」50ライセンスが付いて17万7200円から。エンタープライズエディションはプレミアムユーザ25ライセンスが付いて41万7375円から。
 
 発売に先駆け日本スケーリックスでは,28日12時から同社のWebサイトでコミュニティエディションのプレビュー(ベータ)版の配布を始める。米スケーリックスのハンス・ブラウワー インターナショナル・セールス担当副社長は日本市場への期待を示し,「日本はローカライズの関係で独,英に次ぐ海外オフィス開設となった」と説明した。