製品名 | McAfee Mobile Security |
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開発会社 | マカフィー |
価格 | 年間2980円(7日間は無料で利用可能) |
対応キャリア | NTTドコモ、KDDI、ソフトバンクモバイル |
紛失対策 | あり |
マルウエア対策 | あり |
Webアクセス制御 | あり |
通話/SMSのブロック | なし |
今回はマカフィーが2011年7月4日に発売したAndroid版の「McAfee Mobile Security」の機能を見ていく。
マカフィーはこれまで、ソフトバンクモバイルのマルウエア対策サービスとして「スマートセキュリティ powered by McAfee」(月額315円)を2010年12月から、NTTドコモユーザー向けのマルウエア対策ソフト「ドコモ あんしんスキャン」(使用料無料)を2011年7月1日から提供してきた。これらは、「McAfee VirusScan Mobile」をベースにしたものである。またこれらとは別に、端末の紛失対策サービス「McAfee WaveSecure」を2011年5月から提供している。
これら、McAfee VirusScan Mobile、McAfee WaveSecure、さらには、Webアクセス制御サービス「McAfee SiteAdvisor for Android」を加えて、総合セキュリティソフトとして2011年7月に提供を始めたのがMcAfee Mobile Securityである(写真1、関連記事)。
サポートするAndroid OSは、スマートフォン向けのAndroid 2.1/2.2/2.3とタブレット向けのAndroid 3.0/3.1。マカフィーによれば、日本で販売されている機種のうち、NTTドコモ、KDDI(au)、ソフトバンクモバイルの端末での動作を検証済みだという(一部機種を除く)。
今回は、ソフトバンクモバイルの「HTC Desire HD(001HT)」(搭載OSはソフトウエアアップデート前のAndroid 2.2)にインストールして試用した。
McAfee Mobile Securityは、Androidマーケットから入手できる。インストールすると、まずは7日間の「トライアルモード」で利用可能。7日間を超えて使用するには、マカフィーのページで購入手続きをする必要がある。なお、今回はトライアルモードで試用した。マカフィーによると、トライアルモードでも機能的な制限はないという。
なお、McAfee Mobile SecurityにはAndroid版のほかにも、BlackBerry OS版、Symbian版、Windows Mobile版がある(関連記事)。今回の検証の対象は、Android版のみである。