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■ 悪口を言えば言うほど嫌なこと起こる!


 
過去100年間にわたって科学は飛躍的進化をとげましたが依然として人間は脳のメカニズムについて完全には解明できていません。謎だらけと言っても過言ではありません。
 
 
脳の働きは非常に優れたものでありながら、ある意味欠陥としかいいようのない1つの弱点があります。それは「脳は主語を理解できない」という点です。
 
 
ですので、人の悪口=自分の悪口として脳は捉えてしまうので、悪口を言いたくなるようなことが現実に起こってしまいます。
 
 
この事実をきちんと把握して脳いの使い方を整えてあげると人生が好転して大きく飛躍します。
 
 
 
 
 
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■ 脳は他人の悪口と自分への悪口と区別がつかない!?


 
脳は主語が理解できない点をもう少し分かりやすく解説させていただきますね。


例えばあなたが職場の同僚であるAさんの悪口を言ったとします。脳は誰かの悪口を言っていることは理解できても、このAさんの悪口を言っているとは理解できなわけです。


当然ここで脳内で混乱が生じてしまい、大抵の場合において脳は間違って自分の悪口を言っていると認識してしまいます。


従って自分の悪口をいわれていると誤認識するため脳は強いストレスを受けることになります。


悪口を言ったその瞬間は気分が晴れても、しばらくするとまたモヤモヤしてくるのはそのためなんです。
 
 
 
 
 
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■ 悪口を言えば言うほどストレスが増える!


 
自分の悪口を言っているというご認識がストレスとなって脳内にコルチゾールというストレスホルモンを分泌させてしまうため、脳の働きを著しく悪化してしまいます。


つまり悪口を言い続ければ脳内にコルチゾールが常に大量に発生してしまうため、脳の老化が進み続けてしまい最終的には認知症を発症してしまうかもしれないんです。


私は以前介護施設で研修を受けたことがあったのですが、私が担当させていただいたある女性は60歳前半の方でしたが、かなり認知症が進んでいました。


この方は口を開けば旦那さん、息子さんのお嫁さんの悪口を言ってました。
 



 
 

■ 悪口を言うと認知症リスクが3倍に!


 
悪口は脳に悪い影響を及ぼすことを身をもって体験したわけですが、悪口を言い続ける人生を送ると認知症を発症するリスクが3倍になるそうです。
 
 
フィンランドの脳神経学者トルパネン博士とその研究チームは、平均年齢71歳の1449人に対し、普段どれくらいの割合で悪口を言っているのか調査を行いました。
 
 
そして、普段から悪口ばかり言っている人とそうでない人の認知症発症リスクは3倍も違うことが明らかになったのです。


それだけ悪口は自分を苦しめるということなんです。
 
 
 
 
 
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■ 悪口を言い続けるとどんどん意地悪な人間になる!?


 
悪口を言い続けると他にも色々な問題を抱えることになります。
 
 
自分に近い人間の悪口だけでなく、著名人などのゴシップを見聞きして、その著名人を罵倒したりする人がいますよね。
 
 
これはどういうことが起こっているのかというと悪口を言い続けると人や物に対して意地悪な行動、言動、態度をとるようになってしまうそうです。
 
 
現在SNSで一般の人たちの間でも著名人を批判する投稿が当たり前のように行われていますが、批評家でもない一般の人たちやるとどうなるか想像つきますよね。
 
 
今現在日本は先進国の中でもっともクレーマーが多いそうなので、今後さらに意地悪な人たちが増えないことを願うばかりです。
 
 
 
 
 

■ 悪口を言っても良い場面とは?!


 
決していいことではありませんが、人間だれしも悪口を言わないと気がすまないときがありますよね。
 
 
人から嫌な態度を取られたり、意地悪されて笑顔で過ごすなんてことは到底できません。怒りの感情に寄り添ってあげることも大切です。
 
 
そういった場合は怒りをぶつけるように悪口を言うのではなく、心を浄化させるように気持ちを落ち着かせるために悪口を言うと心がスッキリして、脳もストレス解消のためと認識してコルチゾールの大量発生を防いでくれます。
 
 
しかし、人の悪口をいうと、それが癖になって止まらなくなるので、個人的にはあまりオススメしません。
 
 
嫌なことがあったら紙に感情のおもむくままに書き出して気分が落ち着いたところで、破って捨てるか燃やす(火にご注意ください)とすっきりします。
 
 
私も以前は自分の感情によりそうように紙に書き出してましたが、この作業をやっていると自分の思考(感情を含む)が現実をつくっているんだと実感できるようになり、それからは常に思考と感情を整えることに注意を払っています。
 
 
気分良く過ごせる時間が増えれば増えるほど嫌なことや嫌な人と接する機会が減り、悪口を言いたくなるようなことが激減したので、最近は紙に書き出すことはやっていません。
 
 
呼吸法や散歩程度のウォーキングで思考と感情を整えるのが一番のストレス解消法だと自負しています。
 
 
 
 
 

■ 美輪明宏さんいわく悪口を言う人は魔界の人間!


 
今回ご紹介させていただくこちらの動画は、美輪明宏さんが約4分間にわたって、「悪口を言う人」について語っています。
 
 
美輪明宏さんいわく悪口を言う人のオーラはとにかく汚く、悪口を言えば言うほど負のオーラが大きくなるため、不幸が起こりやすくなるようです。
 
 
最近の日本では、そのような負のオーラで蔓延していますよね。


テレビでは毒舌は才能といわんばかりに、お笑い芸人さんをはじめ様々なタレントさんがコメンテーターとして毒を吐きまくっていますよね。


公共の電波にのせて罵詈雑言を誰かれ構わず言い放つ姿を見て良い気分になるはずもないので、美輪さんもテレビやネットは見てないそうです。
 
 
また、言ったことは自分に必ず返ってくるので、悪口を言う人とは絶対に取り合ってはいけないと強く説いています。


悪口の相手をすれば負の連鎖が強まるだけなので、スルーするのが一番です。非常にためになる動画なので、是非お時間のあるときにご視聴下さい。
 
 
 
 
【画像出典】 Pinterest

【画像出典】 wikiHow
 
【動画出典】

「 悪口について 」
 

 
 
 
 

■ 人の悪口をいうと「運が悪くなる」のまとめ


 
最後までお読みいただきありがとうございます。
 
 
悪口を言えば言うほど悪口を言いたくなるようなことが現実に起こりやすくなるので、悪口を言うと運が悪くなるわけなんですが、人が悪口を言っている姿を見聞きすると気分が悪くなりますよね。
 
 
ですので、私はいテレビやネットのニュースは一切見ていません。政治や社会情勢に関することは本を読むことで以前よりも理解が深まりました。
 
 
悪口は自分で言うのもNGですが、人が悪口を言っているのを見聞きするのも運を悪くするものなんだと、実感しています。
 
 
ですので、ここまでお読みくださったあなたが、この世に蔓延っている悪口からしっかり距離をとって、毎日幸せで満ち溢れた生活を送られることを心よりお祈り申し上げます。
 
 
 

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