2021年
第10回 THE GO AND MO’S賞
THE GO AND MO’S大賞 該当者なし
評:10年経ちました…。
11月、ロームシアター京都での『注文の多い風俗店』
(第32回公演「大塚の術」)の再演で痛感しました。
「肉体は日々衰える…」と。
7月の名古屋での本公演「泰典の乱」の初日、
実質観客0人で痛感しました。
「観客は年々減る…」と。
そして年末の【R-1グランプリ予選1回戦敗退】で痛感しました。
「面白く無い奴は当然落ちる…」と。
ですから、今年は該当者無し!
心機一転「2022は超える!」覚悟で参ります!!!
最優秀作品賞 『前説 前田セツ子』
評:色々考えました。散々悩みました。
結果、前田セツ子の前説が1番凄かった、
に落ち着きました。
あれは作品なのか論争が巻き起こる中、
前説を作品に仕上げた福田さんの技術。
そして、しっかりと前説であったという事実。
この2つが決め手になりました。
おめでとう!
…西君に、後田セツ男をやらせなくて良かった…。
最優秀脚本賞 講談師『斉藤紋之丞』
(「黒川の笑 その22」より)
評:今回のお題は「彼女」と「オンライン」。
講談は毎回2つ披露され、大体片方が外れるのですが、
この回はどちらも当たりました。
下黒情と呼ばれる(※下ネタ・ブラック・情け)
このシリーズ、そのスタイルに磨きをかけて欲しい。
最優秀映像作品賞 『格闘2021~冬の陣』
評:年末に開催された
「アオフェス2021」なるイベントのために、5年ぶりの製作。
あちらの賞には何も選ばれなかったのですが、こちらでは受賞です。
これまた肉体の衰えは否めませんが、
このシリーズ、復活してもいいんじゃないかな、とも思いました。
いかんせん、製作過程が楽しいのです。
まあ演じてるチャンピオンはどうか知らんけど…。
最優秀創作落語賞 『一休さん』
(「黒川寄席 vol.13」、「黒川寄席 vol.19」、「INDEPENDENT:21」より)
評:新作6本。旧作1本。
今年はコンスタントに良い作品が生まれました。
その中でも、1番多くのお客さんに観てもらえたということで
「一休さん」。
旧作の「杜子春」も以前より数段磨きがかかって
良い作品になりました。
なもんで、今年は旧作をブラッシュアップして
皆さんにお届け出来ればと思います。
最優秀ゲスト男優賞 坂口修一
(「黒川の笑 その22」より)
評:黒笑シリーズからは、
髭だるマン、澤田誠、坂口修一。
本公演からは、西マサト、がノミネート。
いずれ劣らぬ名演技を披露して頂きましたが、
さすがの安定感で坂口さんに決定!
髭の体操、澤田のダンス、西の熱唱…。
どれも好きなんですけどね。
最優秀ゲスト女優賞 福田恵
(第32回公演「大塚の術」より)
評:前田セツ子と迷ったのですが、
前田セツ子を演じたのも福田さんなので、
見事福田さんの受賞です。
勿論、前説だけでなく
本編の『もしもし』(作・演出:中野守)も高評価でした。
いずれどこかで、一緒にコントをやりたいですね。
前田じゃなくて、福田とね。
最優秀スタッフ賞 第32回公演「大塚の術」に携わっていただいた皆様
評:我々みたいな分際が、
ロームシアター京都でやれただけでも、ほぼ奇跡です。
文句も言わず、素晴らしい舞台を作っていただき
感謝しかありません。ありがとうございました。
最悪作品賞 コント『落とし物』
(INDEPENDENT:21 Trial 3次予選より)
評:びっくりするぐらいすべった。
そりゃまあ、他にすべってる作品もあるけど、
比べ物にならないくらいすべった。
すべったと言うより、ほぼ全員が
「何であれやったんですか?」と…。
いや何でって、本来は面白いはずなんですが…。
あっ、西河君がおらんかったからか…。
あいつのせいやな。
最優秀名言賞 せと・うち・じゃく・ちょう
(『注文の多い風俗店』第32回公演「大塚の術」より)
評:お亡くなりになってなお、
人々を笑わせていただきありがとうございました!
普通なら、台詞を替えるか止めるか、
もしくは言うても客が引くかなのですが。
怖いぐらいあっぱれです!!
瀬戸内寂聴さんのご冥福を心からお祈りいたします。
THE GO AND MO’S特別賞 西謙造
評:11月のロームシアター京都での第32回公演、
何とかある程度のお客さんに来ていただけたのは、
この方のおかげだと言っても過言ではない。
お店に来るお客さんに、注文より先に公演の案内をし、
全てのメニュー表にチラシを挟み、
自らのブログでも紹介し、
1ヶ月大キャンペーンをしていただきました。
ありがとうございました!!!
河原町六角東入ルの「
くいしんぼ」と言うお店です!!
是非、ご来店下さい!!
最優秀小道具賞 菅人形
(「黒川寄席 vol.18」、第31回公演「泰典の乱」、「黒川の笑 その22」より)
評:人形のクオリティーは文句なし!
断トツのインパクト!
抜群に面白い。間違いなくうける。
ただいかんせん、菅の失脚が早すぎるよ~。
もうちょっと粘ってよ~。
岸田じゃ面白くないんだよ~。なんだかな~。
また誰かいねえかなあ~。
にしても、相変わらず宮崎の製作技術は頭が下がる。
あの作品が良かった!
なぜあれが入ってないんだ!
あの役が良かった!など、
感想、ご意見、苦情をどしどしお寄せ下さい。
THE GO AND MO’S賞選考委員会
- 2022/01/08(土) 22:45:07|
- スタッフより
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