「
ハトでぃーす。」
「いやいや、
急にハトの要素入れなくていいですから。」
「
鶴の恩返しとだいたいおんなじでぃーす。」
「羽根をむしる時の激痛に耐えかねて、
どうしてもこの
『ホロッホー』はもれてしまうんです。」
「…
ハトのマフラーいらんわあ。」
「
こんばんみ!」
「
高島屋の一階の臭いがする。」
「恩返し
させなさいよ!」
「ひとつまみお味噌汁に入れるだけで、味がぐっとしまるの。
ひとつまみお風呂に入れるだけで、安眠効果を得られるの、
ひとつまみトイレに入れるだけで、脱臭効果を得られるの、
魔法の粉よ!」
「ものすごい
せっかちな奴が来た!」
「恩返しが
したいんですよ!」
「左足で7匹踏み殺したんですよ。」
「だったら恩返しいいですよ…
恩を返してもらいずらいです。」
「
オェーッ!」
「
アブラ虫のケツの穴から吸い上げた甘い汁を湯船にためてまーす。」
「え~っ、…
恩返しがかぶるってことがあるかね。」
「あれは7月28日のことでした。」
「
夏の話!?」
「そのエピソードはもはや
助けた部類には入らないと思いますけど。」
「
相部屋でお願いします。」
「私の粉はそれら全ての
効力を半減することが出来るんですよ。」
「じゃあいらねーわ!」
「どうせ、
体パンパン叩いて、粉出すんでしょ。」
「覗いちゃいけませんよ…ちょうど今、
地獄絵図です。」
「まあ厳密には、
吸わせに行くんですけどね。」
「だったら、せめて吸わせないで。バーッとそのまま出して。」
「んんん~…ちゅるちゅるじゅる…オエーッ!」
「
汚ったねーな!」
『橋本の怨~創作落語「恩返し」』より
- 2014/12/31(水) 14:00:40|
- 名言集
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