2017年11月12日日曜日

むさしの青空市

晴天に恵まれないことが多かった「むさしの青空市」ですが、ことしは青空の下、開催されました。
 
搬入、準備を行っている時間帯から、芝生パトロール(?)していました。
 

芝生に注意、って看板があります。
来場者の方が、足下の芝生に気づいてくれるかな?



設営時には、芝生外に作業車を止めて、手作業でテントなどを搬入していただきましたが、出店者の方が車で乗り入れています。





備忘録として書いておきますが、鉄板に油を入れすぎて、芝生の上に油をダーッとこぼしているところを見てしまいました。(>_<)
 
 




芝生の上で開催しているメリットを十分に味わっていただきたいと思います。

2017年10月28日土曜日

低温多雨

ことしの秋は雨が多く、日照時間が少ないとともに低温で、芝生の生育はあまりよくありません。
むさしの市民公園に限らず、どのフィールドも苦戦しているようです。
 
10月18日(水)に初刈りを行い、20日(金)に養生柵を完全撤去しました。
 




2017年10月14日土曜日

雨の週末

全面養生から1週間。雨の週末で、利用はなさそうですが、約束通り北側半面のロープを撤去し、日曜日の夕方まで半面オープンいたします。
 




2017年10月10日火曜日

全面養生させていただきます

10月9日夕方から、芝生広場を全面養生させていただきました。
 
なんで夕方からかというと、作業メンバーが仕事終わりで集まったことと、なるべく利用者に迷惑を掛けないようにという配慮です。
 

タップリと散水します。


よく芝生の柵に書いてある「養生中。立ち入り禁止」っていうのはイヤなので、いつも丁寧に書いた看板を作るようにしています。

2017年10月5日木曜日

冬芝ライグラスの種まき

10月4日、冬芝ライグラスの種まきを行いました。
 
むさしの市民公園では、スポーツグランドと同じ方式で、夏芝のティフトンをベースにして、春と秋の2回、ライグラスの種をまくことで、ティフトンの生育が遅くなる時期に緑を保つ工夫をしています。
 

まだきれいな緑になっていますが、このあと気温の低下とともにティフトンは生育を止めて、休眠に入ります。
 

2種類のライグラスを播種します。育成の差をなくすためです。


ひもを引っ張ってガイドラインにして、2台のスプレッダーでまんべんなくまいていきます。



そのあとは、まいどおなじみこちらのバイブロエアレータという重機で、細かな穴を開けていきます。土をほぐすエアレーションの役割と、穴に種を落とし込む役割があります。
 

今回まく肥料は、いつもの3倍くらいの値段のする、その名も「スターター」。プロも使っているヤツで、効き目バッチリ。


散水して作業はおしまい。このあと発芽の頃から3週間の全面養生を試みます。土日は利用が入るので、その都度半面をオープンして利用者に配慮します。

いつもは春の種まきに合わせて半面を養生する程度でしたが、今年はちょっと平日のご利用を見合わせていただいて、生育具合を試してみます。
ご理解をお願いいたします。

2017年10月1日日曜日

鳥取方式芝生化アカデミー「事例視察(後半戦)」

千代水公園からバスでやってきたのは、鳥取市立賀露保育園。
鳥取市では、市内の26園中19園が芝生化されています。
 
県の補助金(10/10)を利用して、タイマー式スプリンクラーを設置し、勾配調整を行い、芝刈り機まで購入して約140万円。
施工はNPOグリーンスポーツ鳥取に委託し、去年の6月に親子100人でティフトンポット苗を植えました。1時間程度で終わったそうです。
 
園庭の滑り台の上から、うろうろハダシで歩き回る参加者を激写。
 

園庭約700㎡が芝生です。


園庭に埋まっているポップアップ式スプリンクラー。水圧で上下します。
普段はタイマーを使って早朝に散水していますが、盛夏には子どもたちの水遊びのために散水するそうです。キモチイイだろな。

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そして午前中の最後は、鳥取方式芝生化の原点。
鳥取市湖山池の北岸に広がる約44,000㎡の芝生、「グリーンフィールド」です。

もともと県が管理していた湖畔の草地を刈り込んで、大きな石を除去して整地。
ひとつながりの広大な芝生地ですが、芝生化は大きく3回にわけて実施しています。

グリーンフィールドⅠは2003年に芝生化し、約21,000㎡、ティフトンポット苗を植えています。
グリーンフィールドⅡは2013年で約15,000㎡、自然に生える野草と、ティフトンの切れ端を置いただけ。
最後に芝生化したグリーンフィールドⅢは約8,000㎡。こちらは野草のみを刈り込んだだけです。



向こうまで、ずーっと芝生です。
プロの競技をするためではなく、高校や大学がサッカーやラグビーをやるのなら十分。
フリーマーケットの時には車も乗り入れますが丈夫な芝生です。
ちなみに、散水は自然のみで、芝刈りを週一程度で行っています。

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さて、閑話休題。
お昼のお弁当です。とくに意図はありません。



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午後は、昨年度ポット苗で芝生化した遷蕎小学校。
校庭では、宮本慎也さんの野球教室が開催されました。

校庭芝生化の議論になると、サッカーは賛成で野球は反対、と相対することになることがよくあります。
その理由は、「野球は内野は土でなければならない」と。
甲子園が土だからではないかと思います。だってメジャーリーグは、内外野とも天然芝が標準ですよ。

宮本さんも「芝生だとプレーがダイナミックになる」とおっしゃっていました。



野球少年達も、芝生の良さがわかってくれたかな。
それともあこがれの宮本さんを前にして、芝生どころではないかもしれませんね。

さて、今回のイベントをアテンドしていただいた、NPOグリーンスポーツ鳥取と鳥取方式の芝生化全国サポートネットワークの方々、ありがとうございました。
わたくしファングリーン事務局は、芝生へのやる気を持ち帰り、武蔵野でがんばります。

2017年9月30日土曜日

鳥取方式芝生化アカデミー「事例視察(前半戦)」

9月24日(日)鳥取方式芝生アカデミーの事例視察に向かいます。
これは、「鳥取方式」で芝生化された学校や公園をバスで回り、実際に芝生化に携わったり、芝生を利用している方々に案内していただくイベントです。
 
集合はいつものように、鳥取県庁1階ロビーです。
前日の芝生人交流会で、午前様だった方々もいる様子。
私はぶっちゃけ、二日酔い。朝ご飯食べていません(^^;)
 

本日のスケジュール。



最初の訪問地は、鳥取市立東郷小学校
鳥取駅から車で10分程度ですが、東京在住者からすれば、堂々とした「田舎の小学校」です。


でも、こんな出迎えをされたら、涙でそうになっちゃいました。

それで、校庭は5,000㎡の芝生。
なんと児童数は28名。そこに校区の内外から200名もの参加者が集い、今年6月24日にティフトン芝のポット苗約20,000株を手で植えました。
そのときの様子はYouTube にアップされています。(クリックすると別ウィンドウで開きます)


それが、ちょうど3ヶ月でこの一面の芝生に広がりました。
フカフカです。

芝生の校庭をバックに、黒シャツサングラスの方は、我々ファングリーンの芝生の師匠。オフィスショウの池田社長です。味の素スタジアム、FC東京や大宮アルディージャのグラウンド管理から、都内の小学校の校庭の芝生化も手がける芝生のプロです。
全米NFLのグラウンドキーパーとしても有名で、毎年スーパーボウルのグラウンド管理もやっています。


写真の右側が、NZ出身のラグビーマン。NPOグリーンスポーツ鳥取の理事長ニール・スミス氏です。左側はいうに及ばず、元ヤクルトスワローズで日本代表のキャプテンも務めた宮本慎也氏です。本日午後の野球教室の先生で鳥取にお見えになりました。


芝生、いいでしょ。(^_^)v

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さて、視察の2ヶ所めは「千代水公園」。(約2,600㎡)
こちらも2ヶ年にわたってポット苗方式で芝生化した公園です。
スグ隣にイオンがあり、広い駐車場の横です。


鳥取市の公園では、平成20年度から公園愛護会と協働して芝生化を行っています。初年度は公園の指定管理者が管理指導を行いますが、2年目からは地元組織の各公園愛護会が管理作業を行っています。

なんと、いま市内68ヶ所で約68,000㎡の芝生化が進んでいます。


千代水公園で大の字に寝ころんでいるのは、鳥取県議会議員の福浜氏。
元日本海放送のアナウンサーで、芝生化活動にはアナウンサー時代の取材から積極的に関わってくださっています。忙しい公務の間をぬって、アカデミーには毎回参加してくださっています。

次は、賀露保育園へ続く…。

2017年9月24日日曜日

第7回鳥取方式芝生化アカデミー「芝生人交流会」

毎年9月に、鳥取県鳥取市で開催される、「鳥取方式芝生化アカデミー」に参加してきました。
今年もNPOファングリーンで、参加費用を予算化しておりましたが、メンバーは皆さん都合がつかず、申し訳ありませんが、事務局長1名の参加です。
 
アカデミーは9月24日(日)ですが、このイベントのもう一つの楽しみ、前夜祭「芝生人交流会」が開催されます。
中国地方からは言うに及ばず、北陸や、私のように関東地方からも毎年参加される方も多いイベントです。
 

ただ呑んで交流するだけではなく、各地の実践報告も行われます。
毎年、見ているだけでしたが、今年はNPOファングリーンの実践報告をせよとのお達しで、ぱわぽ資料を作成し、緊張気味の参加となりました。


まずは鳥取方式®の芝生化 全国サポートネットワーク会長の水野由久氏よりごあいさつ。
なんでヤクルトスワローズのユニフォームを着ているのか?

あしたの芝生野球教室で、元サムライジャパンキャプテンでヤクルトOBの宮本慎也選手をお迎えするからです。


そして、数杯のビールを飲んで、ややろれつが回らなくなってきたところで、NPOファングリーン事務局長より、むさしの市民公園の活動報告です。


最初の頃の芝生の写真。自分で見てもよくやったなと思います。

しかしながら……本業でも、最近プレゼンって全くやっていなくて、パワポ資料を作るのにも時間がかかりました。


あしたの二日酔いを気にしつつ、夜は更けていきました…、とさ。