次に訪れたのは、八千代橋付近の河川敷。いわゆる、河川敷のくさっぱらです。
いぜんは、国交省が年2回草刈りをやっていたそうですが、草がボーボーで、人が入れるところではありませんでした。
それでも、草刈りをやるためには業者に外注し、維持管理費はかかっていたのです。
そこのゴミや石を取り除き、芝刈りを夏場で月2回やったところ、このような芝生地に。
「芝生」って草の種類ではなく、草を刈った形状のことです。フラットに刈ってあればそこが芝生。
ここはいろんな草が入っているため、足裏の感触はグリーンフィールドよりやや堅いですが、それでも運動をやるには十分。
ジュータンに、ペルシャ絨毯から玄関マットまでいろいろあるように、国立競技場の芝生を頂点とすれば、ここは底辺の芝生ということになりますが、子どもたちがラグビーをやるのには十分です。
軽自動車とフェラーリでは、その値段の違いこそあれ、用途によって使い分けられているように、芝生も同じなのですね。(このへん、ニール氏の受け売りですw)
芝刈り以外、肥料も散水も、もちろんポット苗移植も、なんにもやっていません。
おまけに、今夏の台風による増水で、すっかり冠水したのにいまではこの状態です。
一方反対側にあった、市が管理しているスポーツ広場。泥をかぶったため、まだクローズです。
こっちで遊ぼうと思う子どもは…いませんがな。
ちなみに、国交省が業者に委託して年2回の草刈りをやっていたときは年間33円/㎡。ところがいまは、月2回の芝刈りで年間15円/㎡。
もちろん、利用頻度やら管理の手間やらあるので、いちがいに校庭や公園の芝生化と比較はできませんが、それでも、芝生って高いと思いますか?