空ろの箱と零のマリア
空ろの箱と零(ゼロ)のマリア (電撃文庫) (2009/01/07) 御影 瑛路 商品詳細を見る |
内容(「BOOK」データベースより)
3月。中途半端な時期にやってきた転校生・音無彩矢。そのあまりの美しさに息を呑む教室の中で、彼女は教壇に立ち、無愛想にただ自分の名前だけを告げた。教室全体が次の言葉を待っていた、その時―。「星野一輝」―呼んだのは、何故か僕の名前。「私はお前を壊すために、ここにいる」そして、突然の宣戦布告。ただ超然と、毅然として言い放ち、静かに微笑む彼女の真意は…!?御影瑛路が贈る新作登場。
昨日買って昨日読み終えました
4時間くらい没頭して読破しましたね。
とにかく異質だ
ループ要素が入っているのでかなり複雑。伏線も多く存在している
とにかく序盤はなにがなんだかわからない
しかしそれが少しずつ明らかになっていくのは一種の快感ですね
ミステリー要素が盛り込まれており、読者が展開を予想するよう仕向けられているが、見事に騙されました
また、ミステリーだけでなく恋愛の要素もある。
特異な展開の中で繰り広げられる恋愛は少しハードで、受け入れがたい部分もあったが、
そういった状況でこそ垣間見える人間の心理が刻銘に描かれていたのではないか
グロめな表現が結構ありますが、それがまたゾクゾクものでした。
挿絵がないのに、そのシーンが鮮明に浮かんできて、素晴らしい文章力だと思います
泣き所だったかは自信が持てませんが、泣いてしまった1ページがあります
この記事を読んでくださっている皆様にも是非探していただきたいです
2巻も読んでまた感想を書きたいと思います
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