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2010/08/20

[ win64 ] openssl 1.0.0 バイナリ

OpenSSL 1.0.0 の x64 用 DLL がなかったのでビルドしました。
OpenSSL 本体と、スタティックライブラリも入れてあります。

例によって暗号関連の法律がらみがあるので、OpenSSL の EULA に加えて、以下の条件に同意いただける方のみご使用ください。なお、アップロードできるファイルサイズ上限が 1MB という時代錯誤も甚だしいココログの制限のため、7zip 形式で圧縮してあります。7zip の解凍ソフトはこちらからダウンロードしてください。

  1. 自己責任
  2. 学習・開発に限って利用すること

OpenSSL 1.0.0 for win64

おまけ
Win32 用 も作成しました。

OpenSSL 1.0.0 for Win32

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2010/08/18

[ win ] 期限が切れた証明書を利用する方法

Windows Vista / 7 では有効期限が切れた証明書は、EAP-TLS 接続時などのログインダイアログで選択することすらできないようになっています。

セキュリティ向上という観点では望ましいことなのですが、現実では新しい証明書の発行が遅れてしまったりしたときなど、期限が切れてしまった古い証明書であったとしても使えないとこまることもあります。

今回は「有効期限が切れてしまった証明書を使えるようにする」方法を紹介します。

この設定はグループポリシーエディタというツールを使用するのですが、このツールは通常はできない設定を可能にするため、レジストリエディタと同様に扱いには注意が必要です。設定しようとしている項目が正しいものであるか、設定値が正しい値であるかを十分ご確認ください。

[Windows キー] + [R] で「ファイル名を指定して実行」ダイアログを開き、名前(O) に "gpedit.msc" と入力して OK ボタンをクリックします。

左側のツリーを次のようにたどっていきます。

[コンピュータの構成] - [管理用テンプレート] - [Windows コンポーネント] - [スマートカード]

次に右側のペインから「時間設定が無効な証明書を許可する」という項目を探します ( 下図 )。

見つけたらダブルクリックして設定ダイアログを開き「有効」にチェックを入れて OK ボタンをクリックします ( 下図は Windows 7 Ultimate の場合 )。

グループポリシーエディタを終了します。

すぐに設定を反映させるために、コマンドプロンプトを起動して以下のコマンドを実行します。

gpupdate /force

2010-08-18 18:10 追記
クライアント側 ( Windows ) ではこの設定で期限切れ証明書を使用できるようになりますが、サーバ側でも期限切れの証明書を許可するように設定する必要があります。サーバ側の設定をしない場合は、大抵は「期限切れ証明書を提示された」という理由で認証拒否になります。

また、新しい証明書が発行されたら設定はもとに戻しましょう。

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[ win ] 実行ファイルが 32 ビットか 64 ビットかを確認する方法

実行ファイルが 32bits ( Win32, x86 ) か 64bits ( Win64, x64 ) かを判断する方法は、主に2つあります。

1. dumpbin コマンドを使用する


Visual Studio がインストールされている環境では、dumpbin コマンドを使用して簡単に確認することができます。 スタートメニューの "Visual Studio Tools" から "Visual Studio コマンドプロンプト" を起動しましょう。dumpbin コマンドに /headers オプションをつけて実行します。

いろいろと表示されますが、32bits バイナリか 64bits バイナリかの判断に必要なのは "machine" の情報です。パイプで findstr か more に渡して必要な情報だけ表示させるとわかりやすいでしょう。

1.1. 32bits バイナリの場合
下記のように表示されます。

dumpbin /headers easy_install.exe | findstr machine
             14C machine (x86)
                   32 bit word machine

1.2. 64bits バイナリの場合
下記のように表示されます。

dumpbin /headers python.exe | findstr machine
            8664 machine (x64)

2. Visual Studio なしで見分ける方法

バイナリエディタで PE ヘッダを解読します。dumpbin を実行すると 32bits バイナリでは "14C machine (x86)"、64bits バイナリでは "8664 machine (x64)" と表示されたのを覚えているでしょうか? 実は、machine の左側の数値が PE ヘッダに記録されており、dumpbin はこれをもとに x86 であるか x64 であるかを判別しています。

ただし、IA32 系 CPU はリトルエンディアンですので、バイナリエディタ上での表記は "4C 01" または "64 86" になることに注意してください。

2.1. 32bits バイナリの場合
下図のようになります。赤線で囲んだ部分より 32bits バイナリであると判断できます。

2.2. 64bits バイナリの場合 下図のようになります。赤線で囲んだ部分により 64bits バイナリであると判断できます。

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2010/08/11

[ linux / 備忘録 ] 開いているファイル、開けるファイルの数を確認する

現在開いているファイルの数、開けるファイルの最大数を確認するには

$ cat /proc/sys/fs/file-nr 
1984    0       24151

一番左が「OS を起動してから今までに開いたファイルの数」
真ん中が「現在開いているファイルの数」
一番右が「開けるファイルの最大数」

正確には、ファイルディスクリプタの数が表示される。
Linux では socket もファイルディスクリプタとして扱われるため、「socket の数 + ファイルの数」 が表示されることに注意。

デバイスには異常がないしメモリにも余裕がある、ポートも競合していないのにファイルが開けないとか、socket が開けないときは /proc/sys/fs/file-nr の数値を確認してみよう。現在開いているファイルディスクリプタの数=開ける上限数になってしまっているかもしれない。

ローカルファイルを扱うアプリで解放漏れはほとんど見かけないが、ネットワーク通信を行うアプリだと socket の生成・解放処理がまともに行われていない ( コンストラクタ・デストラクタ内で生成・解放してるとか例外処理がちゃんと行われてないとか ) こともたまにある。

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2010/08/10

[ ニッキ ] 早い・・・のか?

涙ぐましい努力をして Firefox を高速化している人がいますが、それでも 10 秒 ( 笑

about:blank なら 7~8 秒 (笑) らしいですが、率直に言ってあまりにも遅すぎる。毎回毎回起動時に10秒待たされるアプリを使うなんて考えられませんがな。

about:blank なら 1~2秒で起動するべきでしょう。
動作がとろいといわれる IE ですらそのくらいで起動するというのに

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リダイレクトを無効化する

Web で情報を探していると、目当ての情報が見つかった!と思った瞬間にサイトのトップページへ飛ばされてイラっとしたことはありませんか?

たとえば この URL とかね。
なぜかAIX インフォメーションセンターへようこそという目的の内容とはかけ離れたページにリダイレクトされてしまう。( このサイトを作った馬鹿は Don't Make Me Think を 65535 回読みなおして作り直すべきだろう )

リダイレクトというのは、大抵は役に立たない。
今回はこの役立たずを無効にする方法を紹介する。

Firefox 3.6
Options の Advanced を開く。次に General タブにある "Warn me when web sites try to redirect or reload the page" にチェックを入れよう ( 下図の赤線で囲んだ設定項目 )。

設定が終わったら、もう一度リダイレクトされてしまうページを開いてみよう。勝手にリダイレクトされるサイトを開いた場合、画面上部に "Firefox prevented this page from automatically redirecting to another page."、つまり「勝手にリダイレクトしようとしたので拒否した」というメッセージが表示されるようになる。その横にある "Allow" と書かれたボタンをクリックするまではリダイレクトされない。

IE 8
インターネットオプションの「セキュリティ」タブを開く。下の方にある「レベルのカスタマイズ」ボタンをクリック。「その他」のカテゴリの中にある「ページの自動読み込み」を「無効」にする ( 下図 )。OK ボタンをクリックして設定を反映しよう。

設定が終わったら、ためしに勝手にリダイレクトされてしまうページを開いてみよう。今度は「ようこそ」ではなくて「ゲートウェイの構成」を解説するページがそのまま表示されているはずだ。

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