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FL StudioでProteus VXを使う方法(3)

 前回に引き続き、FL StudioからProteus VXを使う方法を紹介します。
 今回紹介する内容は次のとおりです。

・音色をエディットする2つの方法
・音色のリストを出力する方法
・プリセットをエディットする方法
・自分専用の新しいバンクを作成する方法

注記:
今回の説明では、FL Studio 8 (8.0.2)を使用します。
FL Studio 7では正しく動作しないのでご注意ください。





■ 音色をエディットする2つの方法

 Proteus VXには、大きく分けて次の2種類の画面があります。

【マルチセットアップ画面】
 proteusvx-vst3-1.png
 proteusvx-vst3-1-2.png

【プリセットグローバル画面】
 proteusvx-vst3-2.png

 どちらの画面にも音色をエディットするためのツマミが配置されていますが、画面によってエディット対象が異なります。
 マルチセットアップ画面では、プリセットそのものに修正を加えることなく音色をエディットすることができます。エディットした結果は、DAWソフト(FL Studio等)のプロジェクトファイルに保存されます。
 プリセットグローバル画面では、プリセットそのものをエディットすることができます。エディットした結果はプロジェクトファイルには保存されません。エディット結果を保存するにはバンクファイルへのセーブが必要となります。
 プリセットをエディットした場合、プロジェクトを閉じる際に次のメッセージが表示されます。
 proteusvx-vst3-3.png

 このメッセージに従いバンクファイルProteus X Composer v2.0.1.exbを上書きしてしまうと、プリセットが上書きされ、出荷時のものではなくなってしまいます。
 意図的にプリセットをエディットしないのであれば、マルチセットアップ画面で音作りをするのが無難です。


■ 音色のリストを出力する方法

 Proteus VXのプリセット音色は数が多いので、音色選択時に少し迷ってしまいますね。
 次の方法で音色のリスト(テキストファイル)を出力しプリントアウトしておけば、音色選択の手間が少し省けます。
 
 [File]-[Save Text Listing]メニューを選択します。
 proteusvx-vst3-4.png

 保存先を指定し、[保存]ボタンを押します。
 proteusvx-vst3-5.png

 音色の一覧がテキストファイルで保存されます。
 proteusvx-vst3-6.png


■ プリセットをエディットする方法

 プリセットのエディットは、プリセットグローバル画面で行います。
 proteusvx-vst3-7.png

 プリセットの保存単位はバンク単位です。言い換えると、プリセットへのエディット結果はメモリ上に蓄えられ、バンクファイルへの保存を行ったときはじめてファイルに書き出されます。
 ハードウェアのマルチ音源のように、プリセットを選択しなおすことでプリセットのエディット結果を破棄し、出荷時の状態に戻すという操作が行えません。行った操作はアンドゥ([Edit]-[Undo]メニュー)で取り消すことができますので、アンドゥを活用して慎重に行いましょう。

 出荷時のプリセットを直接エディットすることに不安を感じるのであれば、プリセットのコピーを作成しエディットするのがよいでしょう。
 ツリーの音色を右クリックし、[Duplicate]メニューを選択します。
 proteusvx-vst3-8.png

 音色がコピーされ、ツリーの末尾に追加されます。
 proteusvx-vst3-9.png

 音色を右クリックし、[Rename]メニューを選択して音色名称を変更することもできます。
 proteusvx-vst3-10.png

 proteusvx-vst3-10-2.png

 エディットしたプリセットをバンクファイルに保存するには、[File]-[Save]メニュー(上書き保存)または[File]-[Save As]メニュー(別名保存)を使用します。
 バンクファイルは次のような形式で保存されることに注意してください。
 proteusvx-vst3-11.png


■ 自分専用の新しいバンクを作成する方法

 自分がよく使うプリセットだけを厳選したバンクを作成することで、音色選択の手間を省いたり、バンクのロード時間を短縮したりすることができます。
 [File]-[New]メニューを選択し、空のバンクを作成します。
 proteusvx-vst3-12.png

 [System]タブを選択し、C:\Program Files\Creative Professional\E-MU Sound Central\Proteus X Composer v2.0.1.exb\Proteus X Composer v2.0.1.exbの下のPresetsフォルダを開きます。
 バンクファイル中のプリセット一覧が表示されます。
 proteusvx-vst3-13.png

 コピーしたいプリセットを、画面左上のProteus VX VSTiアイコンにドラッグアンドドロップします。
 proteusvx-vst3-14.png

 プリセットが空のバンクにコピーされます。
 proteusvx-vst3-15.png


 必要なだけプリセットをコピーしたら、[File]-[Save As]メニューを選択しバンクファイルを保存します。



続く?
フリー音源 | 21:04:25 | Trackback(0) | Comments(3)
コメント
はじめまして。
僕はFL Studioを使ってるわけではないのですが、
ここの記事のDL方法などを利用させていただきました。ありがとうございました。

質問なんですが、このProteus VXは、一部音色に初めからビブラートがかかっていますよね。
これを解除するにはどうしたらよいのでしょうか?

よろしくお願いします。
2008-08-23 土 17:53:58 | URL | 虹風 [編集]
虹風さんはじめまして。
確かにオルガン系の音色には最初からモジュレーション(ビブラート)が掛かっていますね。
デフォルトのモジュレーションを解除する方法ですが、プリセットグローバル画面の[PRESET MODULATORS]セクションにある4つのツマミ [CHAN. LAG1 AMOUNT] [CHAN.LAG2 AMOUNT] [POLY TIMER] [CHANNEL RAMP TIME] を全て0にすると、モジュレーションが解除されるようです。
このツマミを0にしてもモジュレーションが掛かっているのであれば、元のサンプルがモジュレーション付きでサンプリングされているものと思われますので、解除は不可能だと思います。

お役に立てたでしょうか?
2008-08-25 月 13:53:43 | URL | filenotfound [編集]
教えていただいたとおりにしたら解除されました。
ありがとうございました。
2008-08-25 月 22:40:05 | URL | 虹風 [編集]
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