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FL Image Importer サポートページ

■ 目次
 ・概要
 ・ダウンロード
 ・本ソフトのライセンスについて
 ・提供ファイル一覧
 ・インストール方法
 ・環境設定方法
 ・コマンドラインの説明
 ・使い方
 ・使い方のコツ
 ・不具合・要望について
 ・プログラムの修正履歴
 ・ページの更新履歴



■ 概要

FL Image Importer(えふえる いめーじ いんぽーたー)は、ビットマップファイルをFL Studioのスコアファイル(*.fsc)に変換するツールです。
変換したスコアファイルをチャンネル設定画面またはピアノロールにドラッグアンドドロップすることで、ピアノロールのノートを使って絵を表現することができます。
flimageimporter-1-1.png flimageimporter-1-2.png

サポートしているビットマップファイルの形式は次のとおりです。
・24ビットフルカラー、非圧縮形式

オプションで次の2つのモードを切り替えられます。
・チャンネルモード
 チャンネル設定画面に表示するためのスコアファイル(*.output連番.fsc)を複数作成します。
・ピアノロールモード
 ピアノロール画面に表示するためのスコアファイル(*.output.fsc)を1つ作成します。





■ ダウンロード

 2008/02/02公開 Ver0.1(最新版): [
FLImageImporter_0.1.zip ]
   大きなバグはなく、「そこそこ動くよ」バージョンです。
   万が一に備えて、プロジェクトをバックアップして使ってください。



■ 本ソフトのライセンスについて

・本ソフトはフリーソフトウェアであり、誰もが自由に使うことができます。
・本ソフトを使って作成したスコアファイルを取り込んだプロジェクトに対して制限は
 発生しません。一言、本ツールを使ったことについて触れていただけると
 作者の励みになります。よろしくお願いします。
・本ソフトの著作権は私 filenotfound が所有します。
・次の行為は固く禁止させていただきます。
   再配布 / 転載 / 改造 / 雑誌付録媒体への収録
・本ソフトを利用することによって発生した如何なる事象に対して、作者は責任を負いません。
 あらかじめご了承願います。



■ 提供ファイル一覧

FLImageImporter_0.1.zip    ZIPファイル

│ FLImageImporter_readme.txt READMEファイル
│ FLImageImporter.exe ツール本体
│ チャンネルモードで変換.cmd ツール実行用バッチ(チャンネルモード)
│ ピアノロールモードで変換.cmd ツール実行用バッチ(ピアノロールモード)

└─omake サンプルフォルダ
    sample-flchan.bmp サンプルビットマップ(FL-Chan)
    sample-flchan.flp サンプルプロジェクト(FL-Chan)
    sample-miku.bmp サンプルビットマップ(miku)
    sample-miku.flp サンプルプロジェクト(miku)



■ インストール方法

ZIPファイル中の実行ファイル(*.exe,*.cmd 計3つ)を任意のフォルダにコピーします。
3つのファイルは同じフォルダにコピーしてください。



■ 環境設定方法

特にありません。



■ コマンドラインの説明

FLImageImporter.exeのコマンドラインは次のとおりです。

書き方: FLImageImporter [-h|?] [-m モード] [-l ノート長] [-g] ビットマップファイル名
オプション:
[-h] ヘルプを表示します。

[-m モード]
0 チャンネルモード
1 ピアノロールモード

[-l ノート長]
ノートの長さを4(3連128分音符)から48(8分音符)の範囲で指定します。
4 3連128分音符
6 64分音符
12 32分音符
24 16分音符
48 8分音符
省略すると12(32分音符)が仮定されます。

[-g] チャンネル間のギャップ位置にある画像を間引きます。
チャンネルモード時のみ有効です。

cmdファイル経由で使う場合、コマンドラインを意識する必要はありません。
パソコンに手馴れた方のみご利用ください。



■ 使い方

添付のサンプルsample-flchan.bmpを使った例を紹介します。

(1) sample-flchan.bmpを「チャンネルモードで変換.cmd」にドラッグアンドドロップします。
 
flimageimporter-1-3.png

 コマンドラインが停止し、「正常終了」と表示されれば成功です。
 flimageimporter-1-4.png


(2) sample-flchan.bmpの入っているフォルダに次のスコアファイルが作成されます。
  sample-flchan.output1.fsc
  sample-flchan.output2.fsc
          :
  sample-flchan.output14.fsc

(3) FL Studioを起動し、チャンネルを14個用意します。
  使用するジェネレータは何でも構いません。Samplerが軽くて良いでしょう

(4) (2)で作成したスコアファイルを、1から順番にチャンネルにドラッグアンドドロップします。
 flimageimporter-1-5.png


  

 1つ1つドラッグアンドドロップするのが面倒であれば、エクスプローラでスコアファイルを複数選択し、チャンネル設定画面の余白領域にドラッグアンドドロップします。
 チャンネルが自動的に追加され、スコアを纏めて読むことができます。



  sample-flchan.output13.fsc(つま先の部分)を読み込むと、上の絵との間に余分な空白が
  表示されています。これは、FL Studioが縦方向のサイズを自動調整するためです。
  flimageimporter-1-6.png

  これを修正するには次の操作を行います。
  ・sample-flchan.output13.fscを読み込んだチャンネルのピアノロールを開きます。
  ・C5にダミーのノートを1つ打ち込みます。
   flimageimporter-1-7.png

  ・縦サイズが自動調整され、つま先が上の絵に隣接します。
   flimageimporter-1-8.png



■ 使い方のコツ

(1) パレットについて
  FL Studioの音符で指定できる色は16色(+背景の色)だけです。
  16色はすべてパステル調の似たような色ですので、普通に絵を貼り付けるだけでは
  ノッペリとした単調な絵になってしまいます。
  PhotoShopやPaintShopなどのレタッチツールでFL Studioのパレットに合わせて最適化を
  しておくと見た目が良くなります。

  Paintshop Proを使う場合の操作方法は次のとおりです。
  ・FL Studioのノート色 16色と黒色で構成された17色のカスタムパレットを作成する。
  ・作成したパレットを絵に適用する。変換の際には近似色ではなくディザリングを選択する。
  ・増色 - RGB 8ビットチャンネル メニューで24ビットカラー化
  ・ビットマップ形式で保存する

(2) 絵の横幅について
  チャンネル設定画面の縮小表示は、全ての音符が収まるよう、小節単位で縮小されます。
  黒以外の色の分布の横幅がまちまちだと、チャンネルごとに別の縮小率が適用されてしまい、
  絵が綺麗に揃いません。
  ダミーの点を描いて、均等に色が分布するように調整すると良いでしょう。

(3) チャンネル設定の絵の横幅について
  チャンネル設定画面に貼り付けた絵が縦長の場合、チャンネル設定画面左上の
  [Beats per bar for this pattern]の数字を変更することで、横幅を広くする
  ことができます。



■ 不具合・要望について

本ソフトはImage-Line社非公認のツールです。Image-Line社への直接の問い合わせは
ご遠慮ください。

不具合・要望については、このページのコメントにて受け付けます。
ただし、すべての不具合・要望に対応できるとは限りませんので、その点ご理解願います。
(フリーソフトですので・・・)



■ プログラムの修正履歴

2008/02/02 Ver0.1 そこそこ動くよバージョン リリース


■ ページの更新履歴

(大きい修正のみ記録します)
2008/02/02 00:16 公開
2008/02/02 07:00 記載ミスを訂正。コツの(3)を追記。
             使い方の(4)にまとめてドロップする方法を追記。

以上
便利なソフト | 00:16:59 | Trackback(0) | Comments(6)
コメント
とても・・・凄いです!
2008-02-02 土 17:22:41 | URL | [編集]
GJです
2008-02-02 土 18:08:47 | URL | [編集]
 ありがとうございます。
 2chにも書かれていましたが、音楽制作においては確かに意味がないツールです(笑)。
 でも、ミクからDTMに入った方などにとっては絵が貼り付けられるのは楽しいと思いますし、ミクに限らず自分やバンドのロゴマークを貼り付けるといった用途も考えられます。せっかくですので活用してみてください。
 スコアファイルの形式が分かったので便利なツールを作りたいところですが、データ交換はMIDIファイルでできるし、FLのMIDIエフェクト(アルペジエータ等)が充実しているので手を出せるところがないんです。「こんなツールがあると便利」といったアイデアがあれば是非書き込んでください。
 よろしくお願いします。
2008-02-02 土 19:39:25 | URL | filenotfound [編集]
よくSFCの書き方わかりましたねww中身はMIDIに近いのでしょうか?
2008-07-13 日 08:18:58 | URL | あああ [編集]
ファイル形式はFL Studio独特のものですね。通常のMIDIファイルとは全く違う形式です。
ピアノロールから色々な音符データをスコアファイルに出力し、バイナリエディタでファイルを観察して形式を把握しました。
2008-07-13 日 15:01:25 | URL | filenotfound [編集]
filenotfoundさんすげー!
こんなマジですごいです!w

今さらですけど^^;;
さっき掲示板で自分が作ったピアノロールアート作ったとき
GOL氏にこんなの紹介したので掲示板からトンじゃいました!
すげーっす!

俺の手作コピーよりはるかにいい!T_T
2009-03-26 木 17:20:28 | URL | dj Aura Qualic [編集]
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