今回の問題、公式のアナウンスでもっとも早く受け取れたのは、おそらく
アドビサポートのTwitterアカウントではないかと思います。
ちなみに非公式だけでいえば先述したフォーラムのページをわしが探し出して呟いたやつのが早かったです。これとかこれとか。ただし鍵付きですが。
しかし今回、アドビサポートのアカウントをフォローしていない人やTwitterでリアルタイムに情報発信していると知っている人以外は、果たしてどうやってこれをできるだけ早く知る術ができたのか、という問題が実はありまして。
この問題、言うまでもないですが、Adobeのサイトのトップには出ていません。製品サイトトップには言うまでもなく、ヘルプ&サポートのトップには「これを書いている今」は出てますが、初回の掲示がフォーラムということもあり、その際には出ていなかった内容です。
となると、そもそもフォーラムでもこのような案内がなされている、と知っていない限りはAdobeのサイトをいかに巡り廻っても確認できるわけがない、という状態です。
さらに、AdobeのWebサイトは検索しづらい、という問題が以前から発生しており、これについてはイベント等で「検索サイトを使って欲しい」とか言われる始末だったり、それを受けて外部で検索を設けるサイトが出来たりしている始末です。
アドビのページからサポート情報を簡単に検索できるページを作成しました【吉田印刷所】
InDesignの祭典「INDD 2012 Kyoto」において、アドビのページにある情報が探しづらいというご意見の解決策として、検索エンジンを利用した解決策が提示されました。
しかし、この方法では、検索のキーワード欄に「あるキーワード」を入力してから、自分の検索したいキーワードを入力しなければいけないため、多少面倒です。
これでは検索しづらいので、アドビのサイトの情報だけを簡単に検索できるページを作成しました。
ぜひご活用下さい。
今回思ったおそらく現時点での最適解は「何かあった場合はアドビサポートのTwitterアカウントを(フォローしてなくても)見に行け」だと思います。
しかしヘルプ&サポートでもそこへのリンクがページの下部にひっそりと置かれているだけに過ぎないわけで……果たして状況知らない人はわかるのだろうか、と。
ともあれ、大勢が影響する問題について、初動なり告知方法なりはもうちょっと考えていただきたいものです。
あと今回の場合、未だに原因も明確にされていないのですが(数日しか経過してないので特定できてない可能性もあるので、今後明確にされると信じていますが)、いずれにしても、「永続利用の権利を有する製品を真面目に購入した人に影響のある」トラブルには違いありません。
CS2の件もありますし、ユーザーのことを考えた動きを検討していただきたいものです、はい。
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