2012/05/13
Illustratorのテキスト連結における不具合
Illustratorで、テキスト連結しているエリアに対してアピアランスをかけるのはやめましょう。なぜって不具合があるから。
「テキスト連結って何」って方は、まずは以下の情報をご確認ください。
ある意味どうでもいいことや、役立つかどうかもわからないような中身を、日々脳内から適当に垂れ流しまくりつつ、今日をなんとか生き存えることを思案してます。
2012/05/13
「テキスト連結って何」って方は、まずは以下の情報をご確認ください。
まずおもむろにテキストエリアを作成しときます。段落としては「均等配置(最終行左揃え)」にしておいてください。
次にてきとーに用意しておいたテキストを流し込みます。
もちろん溢れ状態になるので、右下の「+」などをクリックし、次に流し込むエリアをマウスで適当にクリックします。
まだ溢れはありますが、今回どうでもいいので気にしない方向で。
ともあれ、1段目のテキストエリアを含めて選択した状態でアピアランスパレットを引っ張り出してきましょう。
そして、塗りでも線でも効果でも何でもいいので、アピアランスを追加します。すると。
びみょーにわかりづらいですが一部変化しました。拡大するとこんなの。
「あって、真中(まん」の後が空いてます。
もちろん、アピアランスを追加する前まではこんなアキはなかったわけで。追加したからこそ、均等配置ではなく行頭に揃うようになってしまい、意図しないアキになってしまう、というもの。
ちなみにこの状態で「制御文字を表示」を利用すると、こんな風になります。
改行なんかしてないので改行されたと見なされてしまっているわけです。
ということで、テキスト連結を使うときはアピアランスは使わない方がいいらしいです。
ちなみに今回のスクリーンショットは出たばっかりのCS6で出してますが、もともと発見したのはCS4だったりするので、おそらく全部のバージョンが引っかかるんじゃないかと想定してます。なので今更ネタでもあるんですが、AdobeのTechNoteに見あたらなかったので注意するに越したことはないです。
もっとも、TechNote掲載は見つけられないだけかもしれないので、もし載ってるようならコメント欄とかで教えてください。
#実はこの件は少し前から知ってたけど、CS6発売まで待ってたネタ。ついでに自分は、Illustratorでテキスト連結使わないので、発見するまでまったく気付いてなかったとも。
コメント
それはそれで修正とか面倒なのでは……。
まあ、でもそれしか逃げ道なさそうです、ええ。
全体に白フチかける場合もないわけじゃないですし。
2012/05/23 00:23 by あさうす URL 編集
2012/05/14 12:37 by 詠み人知らず URL 編集