フラジャイル (第2話 / 15分拡大・2016/1/20) 感想
フジテレビ系・『フラジャイル』(公式)
第2話 / 15分拡大『天才病理医が救う命その時救命救急で何が起こったのか?空白の時間に潜む驚きの病』の感想。
なお、 原作・草水敏、恵三朗「フラジャイル 病理医岸京一郎の所見」は未読
時計店を営む男性・大塚が搬送され、救急救命を担当する倉木は急性アルコール中毒と診断。その血尿を検査した岸(長瀬智也)は誤診であると確信し、追加検査を要請するよう宮崎(武井咲)に命じる。しかし、倉木は応じるどころか、病理医を見下す。原因が‘アルコールだけではない’という証拠が必要だと岸に言われた宮崎は、大塚の自宅を訪問。彼の妻から、大塚が倒れる直前、幻覚を見たと言っていたとの情報を得る。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
岸京一郎がメインの部分は、実に斬新で面白い
岸(長瀬智也)がメインの物語の部分は、面白い。医療ドラマとして斬新だし、岸京一郎と言う病理医にも共感できる。ただ、残念ながら、もろ手を挙げて称賛することは難しい。その理由は…
W主人公的な描き方は、止めた方が良い
前回は15分拡大しても2案件あったから感じにくかったが、今回は1案件なのに15分拡大のままだから、全体の引き延ばし感が…。更にそれを助長しているのが、W主人公的な描き方。武井咲さんだけに大人の事情がありそうな気がするが、少なくともW主人公的に対等に描くのは止めた方が良い。
あくまで、岸がメインで宮崎(武井咲)が脇役、相棒的に描かないと、折角の面白さが隠れてしまっている。実測してはいないが、長瀬さんの出番の方が少ない気すらしてしまうのは間違ってると思う。
岸と宮崎を分離して、長瀬智也さんを魅せて欲しい
再び書いて恐縮だが、序盤と終盤だけ直結したらかなり岸が主人公の独創的で面白い病理医ドラマになってるのは確か。それでも宮崎の出番を多くしたいのなら、1時間を前後に分けるとか、2つの案件を上手く絡めて、ラストで岸が全部解決するとか、そう言う工夫が無ければ、長瀬智也さんの名演技が勿体ない…
あとがき
もう少し岸と宮崎のエピソードを上手く併記したら良いと思います。全体のバランスと構成順が正されれば、だいぶ良くなると思うんですが。今の状態では、折角の見せ場が見え難くなっていて勿体ないと思います。
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【これまでの感想】
第1話
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