ストロベリーナイト (第1話 1/10) 感想
1/10からフジで始まったドラマ『ストロベリーナイト』(公式)の第1話『シンメトリー』の感想。なお、誉田哲也氏の原作小説はすべて未読。
正月SPより、だいぶマシな仕上がりに…
本来はスペシャルドラマと比較しない立場だが、スタッフもキャストも同じだから敢えて書く。今回の連ドラの第1話を観る限りでは、だいぶマシな仕上がりになった。いや、やっとドラマとしての体が整いつつあるといって良い。
特に、無駄な台詞が削られたこと、各登場人物だちの個性が描かれたことの2点は改善されたと思う。ここまでは出来るのなら、先週の正月SPの放送をすべきでなかったのに…
集中力が無いなら、1時間ドラマにしておけ!
初回SPは冒頭10分、正月SPは冒頭15分、そして今回は冒頭35分まで黙って観ることが出来た。どうも本作は事件発生から捜査方針が決まりつつあるまでは面白いのに、今回であれば姫川玲子(竹内結子)が駅長に聞き取り調査する辺りから、一気につまらなくなった。
私にとって、捜査から謎解き、逮捕まで部分が面白くないのは致命的。原因は簡単。前半は不機嫌そうな刑事たちがワイワイやっていれば成立するが、後半は捜査協力者の証言や謎解き説明がメインになって、刑事たちだけで成立しないから。
そう。この後半戦の面白さをどう構築し魅せるか?こそ、本作の面白さだと思う。しかし、そう簡単でないのもわかる…
あとは、好き嫌いの問題か?
やはり、本作を楽しめるかどうかは好き嫌いになりそうだ。まず竹内さん演じる姫川の男勝り&男前デカの中途半端さ。(私は思わないが)グロい部分の映像を含めた安っぽいCG処理、終始鳴り続けるBGM、犯人を追い込むまでの緊張感の欠如。この辺がスルーできれば楽しめそう…
50分過ぎの徳山和孝(滝藤賢一)の証言が終わってから、ホントつまらなかったです。とは言え、この品質が確保できれば、『劇場版』まで一気に作りそうですね。次週も様子見します。
【これまでの感想】
正月SP
殺人者はそこにいる―逃げ切れない狂気、非情の13事件 [文庫]
殺ったのはおまえだ―修羅となりし者たち、宿命の9事件 [文庫]
悪魔が殺せとささやいた―渦巻く憎悪、非業の14事件 [文庫]
BI心理分析官―異常殺人者たちの素顔に迫る衝撃の手記 [文庫]
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