歯磨きと時計
今月の雑記テーマは「時計」です。
思い出の時計、というか、このテーマをもらうまですっかり忘れていたのですが。
小学校のころ住んでいた家の洗面所に、時計が置いてありました。時計といっても砂時計。ハローキティがデザインされた、今だったらレトロかわいいといわれそうなものでした。
なぜそんなものが置いてあったか。
おそらく、こどもらがちゃんと歯磨きしないから、キティちゃんをひっくり返して、この砂が落ちているあいだは磨いていなさいよ、という意味合いだったのだと思います。
でも昔の洗面所は寒いし、妹と一緒で狭いし、まじめに手だけ動かして歯磨きするなんて、つまんなすぎるし。
我が家の「砂時計が落ちているあいだは歯磨きする」ルールは次第に廃れ、かわいい砂時計もすっかりただの置き物となってしまったのでした。
(このときにしっかり磨く習慣が身についていれば、その後虫歯に悩まされることも減ったでしょうに!)
時間を計るだけならタイマーのほうが機能的ですが、砂が落ちることで時間の経過を知らせてくれる砂時計も、雰囲気があっていいものだなあと、今になると思いますね。