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2009年4月 アーカイブ

2009年4月30日

今年のGWは

こんにちは。
四月も今日で終わり。
今年は五月晴れのゴールデン・ウィークになりそうですね。

世間は、連休など全くない方から、
半月以上の連休となる方まで色々なようですが、
今年もデータ部は、取次からの入荷の関係もあり、
カレンダー通りに動いております。

お休みが重なることもあり、来週、5日の火曜日は、
週刊新刊全点案内の発行をお休みさせていただきます。
次回の発行は、12日になります。

TOOLi、TOOLi-S、FTPは、
ゴールデン・ウィーク期間中も通常通りご利用いただけます。

よろしくお願いいたします。

2009年4月28日

今週の珍タイトル

本日は「週刊新刊全点案内」1617号の発行日です。
掲載件数は1687件でした。

*こんな本がありました*

タイトルは本の「顔」。他の「顔」と差をつけようと、いろいろと珍妙なタイトルがつけられた本がたくさんあります。
とはいえ、あまりに奇をてらったタイトルは、データ部員泣かせでもあり。
たとえばこれ。

オンライン書店ビーケーワン:!
二宮 敦人

アルファポリス(2009.4)
発送可能時間

表紙のデザインのように見えますが、実は「!」がタイトル。
初めて本を見たとき、「タイトルが読めない!」とイヤ~な汗が流れました。
「タイトルに読みがない場合、どうするんだろう」「読みはなしでもMARC上問題ないのか?」「いや、仮りに何か適当な読みを入れておくのか」と一瞬のうちに激しく悩みましたが、ちゃんと「ビックリマーク」とルビがあったのであっさり解決。
まあ、本の流通上「読めないタイトル」というのは存在しないとは思うのですが。
でも、一時期名前を発音できない記号に変えたミュージシャンがいましたよね…。本人の希望と違って、みんないつまでも旧名で呼んでましたが。読めないんだから仕方がない。

珍タイトルというほどではないにしろ、意外に「おや?」と思わせるタイトルが多いのが、絵本だったりします。

オンライン書店ビーケーワン:かばががばー
かばががばー
(おおきなかがく)
堀 浩
内山 晟

ひさかたチャイルド(2009.4)
発送可能時間

ついつい、「がばがばがー」と読んでしまいそうになりますが、「かば/が/がばー」でした。言いづらい…と思うのは私だけではないはず。
先日たまたま見ていた「サザエさん」で、タラちゃんが「潮干狩り」を「ひおしがり」としか言えなくて拗ねてしまう、という話がありましたが。
もしかして、あえて幼児には言いづらいタイトルにすることで、逆に子どもの心をひきつけようという作戦なんでしょうか。
だとしたら、タイトルの世界もなかなか奥が深いです。


2009年4月27日

お道具公開

AV(録音・映像資料)半澤です。

新学期、新しい文房具をそろえる時期ですね。
AVの目録入力で活躍する道具は新品とはいきませんが、無くてはならないものばかり。
その一部をご紹介しましょう。

音や映像、パッケージのデザインで勝負するCDやDVDの特徴は文字が小さいこと。
曲目や解説文が印刷されている場所も、地が白でなく模様入りだったり写真だったり、文字も手書き風やタイプライター風にかすれていたりと、凝ったデザインで楽しいのですが、読み取るほうは大変。
時にはこんなルーペでじっくり見ています。

p20090427-1.jpg


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2009年4月24日

索引ついてますか?~MARCや検索のはなし~

月末の企画「MARCや検索のはなし」第6弾です。

「美しい本」といえばどんなものを思いうかべますか?
装丁、レイアウト、本文の書体など、美しいと感じる要素はいろいろありますよね。
新刊目録を作成していると、また別の観点が加わります。
それは、図書の細かいところまで目配りがされているかどうか、ということ。

具体的にいうと、4情報源がきちんと揃っている、情報源の間で表示のブレがない、タイトル等に誤植がない、といったところ。さらに、表紙などに情報を盛り込みすぎていないかとか、目次がわかりやすく整理されているかとか、…まあ、ワガママを言い出したらきりがありませんけれど。

身だしなみの整った人がデキる印象を与えるのと同じように、これらのポイントが揃っていると内容的にも信頼できるように思われます。そして、経験からいってこの感覚は大きく外れてはいないような。
「美しい!」と感じる本を手にとるたびに、この本のたたずまいが伝わるようにしたいなあ…と思いながらデータチェックの赤ペンを握る毎日。

さて、今回はそうした好感度ポイントのひとつをご紹介したいと思います。
それは「索引」です。
これがあると内容に対する信頼感も3割増し(個人的に)。

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2009年4月23日

う~んと難しいの

こんにちは。

『週刊ベースボール』の目次情報が
レギュラー・シーズン仕様に戻ったことで、
改めて開幕の喜びを感じている雑誌:池田です。

毎日たくさんの雑誌を目にするようになって1年。
「世の中にはこんな雑誌があったんだ!」という驚きの連続でしたが、
中でも印象的だったのが、パズル雑誌の豊富さ。

イラスト
漢字
スケルトン
アロー
ナンプレ
まちがいさがし
数理パズル

調べてみると、親書誌で144誌もありました。

ちなみに、『週刊ポスト』のような総合誌で104誌、
『ミセス』のような女性誌で54誌ですから、
かなり多いといえるでしょう。
(一番多いのは間違いなくコミック誌だと思いますが)

「同ジャンルは発売日も同じ」というのが
雑誌界ではかなり多いパターンなので、
ある日、「もしや今日は…?」と思って集めてみると…

090417_1727~0001.jpg
色とりどり、24誌もありました。

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2009年4月22日

きょうのデータ部☆(4/22)

データ部にも備えあり。

p20090422-1.JPG

参考資料の合間に鎮座しています。

2009年4月21日

由来への旅

本日は「週刊新刊全点案内」1616号の発行日です。
掲載件数は1474件でした。

*こんな本がありました*

今週は由来に関する本が2冊も来ました。1冊はこんな本。

オンライン書店ビーケーワン:ハーブ学名語源事典
大槻 真一郎
尾崎 由紀子

東京堂出版(2009.4)
発送可能時間

ハーブの学名の語源の事典。やはり[ギ]と[ラ]が多いようでした。

2冊目はこちら。

オンライン書店ビーケーワン:足利藩 陣屋持ちの譜代小藩ながら、伝統ある学芸に励み、歴史の重みを知る藩が蘇る。

皆さまのお住まいの土地は何藩だったのでしょうか?栃木県の方は「足利藩」をはじめとして「宇都宮藩」「喜連川藩」など時代劇にもよく登場する藩がその由来のようでうらやましい限り。筆者など「見るも苦しき寒村」だったらしいので寂しい限り…
ちなみにこの本、「シリーズ藩物語」の1冊で、他の藩についても刊行済み・順次刊行中です。

このブログを最後まで読んでくださった皆さま。これを縁に何か身の回りの由来をみつめてみてはいかがでしょう?意外な発見があるかもしれませんよ?

2009年4月20日

静止画資料のデジタル化

こんにちは、特注データです。

今回は、初めてお引き受けした静止画の貴重な資料のデジタル化についてお話します。

昨年度、ある図書館から地域資料の1つである写真や絵はがき、錦絵、番付表などをお預かりして書誌データと画像データを作成しました。


p20090420.jpg


実際に資料をお預かりして見てみると、明治から現代までの各時代の町並みや建造物、災害、行事の記録など本当に貴重なものばかり。ですが、中には破れやしみのある資料もあります。

多くの利用者の方々のためにこのような貴重な資料を整理して公開することと同時に、現物保護の点からもデジタル化が急がれます。

最初は「このような資料があるのだが、どうしようか」というところから始まり、図書館の方、システム会社の方と何度も打ち合わせを重ねてデータの仕様を決めました。

例えば写真の書誌データについては、タイトルや撮影者、撮影年、大きさ、白黒かカラーか、そして「何が写っているか」などについて入力することになりました。「何が写っているか」については、場所や建物、交通機関などいくつかの観点から読み取るのですが、やはりこの作業が一番難しく時間がかかりました。

場所については、特定できるものについては「○町○丁目○番」まで、さらに当時と現在の地名が異なる場合はその両方を入力します。ですが、写真からだけではTRCで場所の判断ができないものも多く、図書館の方によるデータ校正の中で指示していただきました。

書誌データの作成にあたっては上に書いたような情報を分かる限り入力し、そのデータのチェックをTRCが4回、図書館の方が2回、と多くの目による確認作業を行って精度を高めました。

一方、画像データの取り込みについては印刷会社に依頼しました。資料の特性によってデジタルカメラで撮影したりスキャナーで読み込んだり、プロの手法は素人には未知の世界です。

作成された画像データのファイル名は書誌データのマーク番号になっています。それによって、書誌データと画像データがリンクして画面に同時に表示されることになります。

作業の開始から9ヵ月後、あれやこれやで完成したデータは約4,000件、何とか図書館のシステムに取込まれてホームページで見られるようになりました。

公開されたことで、今後例えばその地域に詳しい方から情報が寄せられてデータが付加される、という利用者参加型のデータベースの方向も考えられるかもしれませんね。

最後に、この図書館のデジタル化の事業は3年間計画で、今年度は2年目。今日も皆でスライド他さまざまな資料とにらめっこしています。

2009年4月17日

べつの人

典拠・望月です。
今日は典拠のこぼれ話をすこし。

先週、新規の著者が、毎日平均80人以上登場するとご紹介しました。
これだけの数が出続けると、結構あるんですね、あれが。
そう、同姓同名の別人。
典拠班では、典拠ファイルにいる人を一人目と考えて、「二人目が出ました」とか「この人、三人目の疑いありです」とかいう風に言うこともあります。


この日、迷った例をご紹介。
典拠ファイルにいたのは、洋画家の秋山泉さん。
同姓同名で登場したのが、子どもの本のさし絵をされた秋山泉さん。
図書の著者紹介には肩書はありませんでしたが、山梨県の出身だとありました。

こ、これは同じ人?それとも二人目?
という訳で調査です。
参考資料に典拠ファイルにいた秋山泉さんの情報を発見!これに出身地が山梨県とあったので、ああよかった、同じ人だったんだ、と思ったとたん典拠の第六感が作動しました。

結構活動歴がある画家の割には、今回の本の著者紹介はあっさりしていました。ここ2~3年の展覧会情報しか載っていません。
インターネットで見た作品と、今回の本の絵と、なんか雰囲気も違う気が。

これは、聞いておいたほうがいいでしょう。
ということで出版社に確認すると、すぐに担当の人が別人だと教えてくれました。
やっぱりべつの人でしたか!
めでたく二人目としてファイルを作成。データを混在させずにすみました。


いろいろ調べて証拠を集め、白黒はっきりさせる。少ない証拠から推理することもある。
典拠の仕事は探偵の仕事に少しだけ似ているように思います。


オンライン書店ビーケーワン:東洋おじさんのカメラ 写真家・宮武東洋と戦時下の在米日系人たち

2009年4月16日

トップページをプチ・リニューアルしました

こんにちは、新刊目録・藤澤です。

毎日このブログを覗いてくださっている奇特な方は
気付かれたでしょうか。
昨日、このブログのトップページの真ん中に、
「データ部ログへようこそ!」という案内コーナーを
設けました。


このブログもスタートして2年と4ヶ月、
エントリーの数はもうすぐ600になります。
それだけのエントリーを整理しているとはとても言えない、
甚だシンプルなものではありますが、

何かのはずみにこのブログにたどりついてくださった方々が、
この謎めいたブログが何なのかを知って、少しでも興味をもって、
ひとつ、ひとつ、と過去ログを開いてくれると良いなと
思いながら作りました。


デザインも、少々可愛い目を目指してみました。
女性ばかりの部署にしては、とてもすっきりさっぱりしたブログに、
多少なりともガーリーな風が?!

2009年4月15日

きょうのデータ部☆(4/15)



春の空。
雲ひとつない、いいお天気です。
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桜もきれい。
p20090415-2.JPG


雑記など...

データ部ログでは、癒し系のコンテンツもご用意しています。
堅い記事ばかりでは肩が凝りますものね。

 →カテゴリー「雑記」「フォトギャラリー

2009年4月14日

ガムテープ

本日は「週刊新刊全点案内」1615号の発行日です。
掲載件数は1592件でした。

*こんな本がありました*

オンライン書店ビーケーワン:ガムテープで文字を書こう

ガムテープで文字を書く? ああ、大学のキャンパスとかでよく見たやつのこと? と思ったら違いました。著者が新しく作った書体「修悦体」をマスターすることができる本です。

この書体は、JR新宿駅の改修工事現場で誘導業務をされていた著者が、ガムテープを使って案内標識を手作りしたのがきっかけで生まれたのだそう。なんとも味わいのある文字です。
実際の製作過程が写真付きで解説されていますが、ガムテープで出来た複雑なチェック模様から、だんだん文字が出来上がっていく様子には驚きます。

この修悦体、既に映画やゲームソフトのタイトル、CDジャケットなどにも採用されているそうです。ちなみに著者の方は、2007年よりJR日暮里駅にいらっしゃるとのこと。日暮里駅に行けば、実物を見られるかも。

2009年4月13日

これも地産地消

暖かくなってきて八百屋さんの店先の春野菜もずいぶん充実してきました。

冬の根菜もおいしいですが、すくすく伸びた茎や葉の鮮やかな緑色は、いかにも身体にいい影響がありそうで、見ても料理しても食べても楽しい。食いしん坊にはとても嬉しい季節です。

そんな野菜を見るとき、最近心がけていることがあります。それはその野菜の産地がなるたけ自分に近いこと「地産地消」。輸送コストのことも考えて、なるたけ近くでとれたものを選ぶように心がけてます。安い場合も多いですし。

食べ物はさておき、本のことで地産地消?といえば、郷土史がそれにあたります。
「〇〇市史」から「△△歴史散歩」「中世の□□」など、図書館蔵書では通年途切れることのない定番のジャンルです。各地の郷土史家や古老、場合によっては子どもが調査に参加しているものなどもあります。やはり普通の歴史の本とはまた違った、地域への思いいれ、密着感が魅力でしょう。

でも時々ちょっと物足りないと思うのは、みんな似たり寄ったりな装丁が多いこと。品格があるのはわかるのですが、「〇〇県史」などはほぼ紺色の布装です。そんな中でちょっと素敵なものを見つけました。

200904101642001.jpg200904101642000.jpg

紺よりは若干淡い綾織のこの装丁、布地が何かわかりますか?

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2009年4月10日

典拠ファイルの豆ちしき -何人ずつ増えているのか?-

こんにちは。TRCデータ部・典拠班の浜田です。
今回は人名団体名の典拠ファイルについて、
ちょっとした豆知識をお届けしたいと思います。


さて、典拠班では、著者として出てきた人名・団体名について(注1)、
典拠ファイルを作成しているわけですが、
2009年3月現在の典拠ファイル件数は、

人名典拠ファイル    … 約65万件
団体名の典拠ファイル … 約12万件

となっています。


見本が届いたら、まずは既に登録されている人かどうかをチェックします。
新規と確認できれば、いざ登録!となるわけですが、
さてこの「新規の人」って、毎日何人くらいいると思いますか?

答えは、
1日平均88人。

数字から具体的な量を想像するのが苦手なので、
ついクラスの人数に置き換えて考えてしまうのですが...
88人ということは、約3クラス分!!(1クラス=約30名計算)

思った以上に大勢ですよね。
最初に知った時はとても驚きましたが、
出版点数が増加する春には、この倍くらいになることもあります。

ちなみに内容細目の著者を含めると、1日あたり平均133人になります。
4クラス強 です。


注1:実際には著者だけでなく、伝記のテーマとしてでてきた
   人物名も典拠ファイルを作成しています。

2009年4月 9日

〇〇男子…急増中

この不況下、とにかく出費を抑えることを意識している人が多いのでは?
節約効果が高いのは食費だということで、
いままで外食の割合が多かった働く男性も、見直しを考えているようです。

そこで注目されているのが、男性向けのお弁当。

件名「弁当」&タイトル検索「*男*」で累積データを検索すると、14件ヒット。
男性のために作ってあげるという趣旨の本が多い中、男性を作り手としたコンセプトの本がこちら。(こういう弁当本は意外にも初)

オンライン書店ビーケーワン:働く男の弁当 男たちよ、外食をやめてキッチンに立とう! お弁当宣言!

この本ってテレビでも紹介されているかも、と TOOLiでTV情報検索したらヒット。
4/7『ズームイン!!SUPER』内で紹介されていたようです。
「急増しているという、自分で弁当を作り会社に持っていく「弁当男子」についての取材で登場していた本~」とありました。
このように、書籍がどういう紹介のされかたをしていたのかもわかるのです。

ところで 「弁当男子」って・・・。〇〇王子のように、こういう使い方も流行っているのでしょうか。
使い方を個人的に考えてみましたが、どちらかといえば、特定の人物に使うのがハンカチとかハニカミ王子に始まる、〇〇王子で、不特定多数の場合は草食系男子メガネ男子などの〇〇男子を使うことが多いような。称号としては王子>男子でしょうか?

世の弁当男子も、技を極めて女子たちに「お弁当のコツ教えてほしい~」といわれるほどの腕前になったら、弁当王子と呼ばれるかも!

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2009年4月 8日

きょうのデータ部☆(4/8)

きょうは典拠中、「この人同姓同名の別人だろうか?」と迷うものが2件もありました。




それとはまったく関係ないですが、春先によく見かける児童書のセットもの。

p20090408-1.JPG

図書館で、学校で、調べ物に活躍してほしいものです。

2009年4月 7日

ちょっと怖い本ほか

本日は「週刊新刊全点案内」1614号の発行日です。
掲載件数は1636件でした。

4月の表紙はこちらです。

p20090407.jpg

*こんな本がありました*

先週に続き、今週も発行点数が多めです。
「これは」という本がなかなか目に入らなかったので、
「タイトルがどこかひっかかる」ということだけを基準に
ピックアップしてみました。どこまでもマイナー志向です。

オンライン書店ビーケーワン:しのびよるシャーガス病 中南米の知られざる感染症

こんな病名はじめて聞きました。「しのびよる」の響きが怖い。
「感染症」とあるので、これから世間に知られる病気になるかもしれませんね。

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子どもの笑顔のために ~新設件名お知らせ2009年3月分~

いつものように、月初めの『週刊新刊全点案内』は巻頭に「新設件名標目のお知らせ」を掲載しています。
3月は29件の件名を新設しました。
世相をあらわして…というわけでもないのでしょうが、やっぱりネガティブなイメージの件名が多かったような。

そこで、今回は、件名「壁面構成」をピックアップ。
壁面構成とは、「保育所や幼稚園、小学校などの壁面を使って、季節や年中行事などを表現する飾り付けを行うこと」です。

件名に「壁面構成」が付与されている本は、タイトルに「かわいい」「楽しい」「遊ぶ」「すてき」などと、ポジティブワードが使われてることが多く、それだけで和みます。

例)

オンライン書店ビーケーワン:楽しくて、かわいい壁面飾りアイデア集

先生たちは子供たちのため、がんばって、壁を飾りつけするのでしょうね。

先日も桜の中、子供たちが保護者と一緒に入学式に向かう姿を目にしました。
みんな、どきどきして初通学・通園するのでしょうが、にぎやかに飾られた室内の壁を見て、もっとワクワク楽しい気分になればいいなと思います。

2009年4月 6日

おかげさまで1周年

こんにちは。雑誌:池田です。

ここ、東京・茗荷谷も、ようやく新年度のスタートにふさわしい、春らしい陽気になりました。
「新人」という形容とも無縁になって久しい私のような者でも、
フレッシュな気持ちがそこはかとなく体内に感じられるような…。

さて、去年のこの季節、それこそピッカピカの新スタートをきった雑誌データも、
無事に1周年を迎えることができました。
送り出した子書誌データは、4/4現在で 32,000件強。
親書誌も、この1年で 700件ほど増えました。
すっかり大家族(?)に成長しています。

また、2年目のスタートに合わせて、
目次情報採用誌の対象範囲を拡大しました。
レファレンス等にさらに活用していただけたら…と願っています。

今後とも、1件1件丁寧なデータ作成を心がけてゆきます。
引き続きのご愛顧を、どうぞよろしくお願いいたします。

2009年4月 3日

春は本の山の季節

いつの間にかカレンダーは4月に。昨日も今日もMARCを採り続けるデータ部では、油断するとカレンダーの切れ目も忘れてしまいます。…私はしっかり、エイプリルフールの嘘情報に引っかかりました。


データ部で春を教えてくれるものといえば、何といっても本の山です。
先日来のエントリーでも触れていますように、3/31発行の「週刊新刊全点案内」は、過去最高の掲載件数となりました。


新刊のMARCは、日々取次から届く本から作成しています。入荷に先立って取次から電話がかかり、そこではじめて次に届く冊数がわかります。そして電話を受けた人が大声で冊数を叫びます。それを赤ペンを握りつつ聞きながら「まだまだ多いのね」「おぉ明日は急に少なくなった!」などと心の中でつぶやくこともあります。

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2009年4月 2日

予想通り?~NDC分類別集計~

火曜日の記事でもお伝えしたとおり、
過去最高の新刊掲載数だった、「週刊新刊全点案内」1613号(3月最終号)。
(平均、毎日400冊以上のデータ作成、とにかく必死でした…)
カタログの分厚さにもびっくりです。
では、そんな年度末にふさわしい「新刊案内」を記念して…
というわけではないですが、いきなりクイズ。

0~9類まである日本十進分類法(NDC)。
この一年間で、一番多く新刊に付与されているのは何類でしょうか?

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2009年4月 1日

きょうのデータ部☆(4/1)

この時期お約束の風景です。

p20090401-1.JPG

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