エル・カミーノ・レアルの思い出
2006/11/27 21:44:15 |
大航海時代の日記 |
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続きです・・・。専門用語が出てきますが、お許しください^^
僕の思い出深い「エル・カミーノ・レアル」のお話です。
僕は学生時代から、吹奏楽をやっています。
社会人になってからも、吹奏楽を続けてきました。
同年代のメンバーで吹奏楽団を作り、頑張ってきましたが、
メンバーの結婚・出産・育児の年齢が重なり、1人抜け2人抜けという感じで、
今では少人数で、アカペラなどを楽しんでいます。
3歳の頃からピアノ教室に通い始め、
中学の頃はトロンボーン、高校の頃はチューバ。
それ以降は、コンダクター(指揮者)兼トロンボーン以下のプレイヤー。
現在はピアノと、アカペラではトップかファルセット(裏声)担当をしています。
僕の今までの人生は、音楽で占められてきました。
さてさて、長々と書いてきましたが、30年以上音楽をやってきて、一番好きな曲が、
アルフレッド・リード作曲「エル・カミーノ・レアル」
なんです。
この曲は、僕が高校1年生の定期演奏会で初めて演奏しました。
僕が入学した当時、チューバ吹きの先輩がいなかったので、チューバは1年生2人だけ。
この曲は難しい曲で、かなり苦労したことを覚えています。
高校1年生といえば、体力的にはまだ子供。
チューバという楽器は、とにかく体力勝負なんです。
肺活量という意味では、どの楽器も大して変わらないかもしれませんが、
まずテクニックより体力。
だからチューバ吹きは、ガタイの大きいヤツ2人が選ばれました。
毎日、2箇所の渡り廊下でつながった校舎をグルグル200mほどを10周全力疾走してから、
おんぶして1階から4階を数往復。その後腹筋100回。
間髪入れず、バーズィングの後、30秒間ブレス無しロングトーン10分くらい。
ここまでがウォーミングアップで、これから基本練習・・・。
音が小さい小さいと言われ続けた1年生。
これを克服するために始めた運動部顔負けのハードな練習。
今となっては良い思い出です(もうこんな生活、二度とやりたくないですがw)
その当時は必死に付いていってるだけで、はっきりいって嫌いな曲でした。
しかし、僕も大人になり、その後いろいろ勉強と経験を積んで、この曲の良さが分かってきました。
今では一番好きな曲ですし、もう一度楽団が復活できたなら、ぜひやってみたいと思っています。
Author:大暗黒天.
三重県に住む3児のパパです。
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