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12月9日、朴槿恵(パク・クンヘ)大統領の弾劾訴追案が国会で可決された。韓国の混乱はこれから始まる。
与党から62人が賛成
与党セヌリ党からも128人中、半数近い62人が賛成に回った模様。賛成総数は234票で反対は56票、棄権が2票、無効が7票。セヌリ党の重鎮議員1人が投票しなかった。在籍議員300人の3分の2を超えたので弾劾訴追案は国会を通った。国会議事堂に「弾劾可決」を要求する群衆が押し寄せる中での可決だった。
朴大統領への弾劾の事由は大きく分けて2つ(「弾劾の主な理由」参照)。40年来の友人、崔順実(チェ・スンシル)氏の国政壟断を助けたこと。もう1つは2014年4月の旅客船「セウォル号」の沈没の際に大統領として適切に対応しなかったことだ。
- 崔順実氏を国政に介入させ、憲法の国民主権、代議制民主主義、閣議に関する規定、大統領の護憲義務などに背いた
- 崔氏が主導して設立した「ミル財団」と「Kスポーツ財団」の資金集めに関与したことは贈収賄罪に当たる
- 両財団に大企業が寄付金を拠出したことに関連、職権乱用・強要罪が成立する
- 青瓦台の機密文書が外部に流出したことは「文書流出および公務上の機密漏えい罪」に当たる
- 旅客船セウォル号沈没事故への対応の不備は生存権を保障する憲法に違反する
弾劾訴追案の可決により朴大統領は職務停止処分となり、黄教安(ファン・ギョアン)首相が大統領の権限を直ちに代行する。
同日午後7時過ぎ、黄首相は大統領権限代行として初めて閣議を主宰。「北朝鮮が核・ミサイル以外にも挑発してくる可能性があるので備えるように」と指示した。
今後、180日以内に憲法裁判所がこの弾劾訴追案が合憲か否かを審理する。合憲判断が出て弾劾が成立すれば、直ちに朴大統領は退陣。60日以内に選挙を実施し、任期5年の新たな大統領を選ぶ。違憲なら朴大統領は大統領職に復帰する。
朴大統領は12月9日午後5時から国務委員懇談会を開き「「私の不徳により国家的混乱を招いたことをお詫びする。国会と国民の声を厳粛に受け止める」と述べた。さらに「憲法と法律の定めた手続きに従い、憲法裁判所の弾劾審判と特別検事の捜査に淡々と応じたい」と語った。
与党の党舎に卵
「違憲→続投」の場合、韓国全土でこれまで以上に激しいデモが巻き起こるのは間違いない。メディアが連日「朴槿恵の悪行」を報じた結果、約80%の国民が弾劾に賛成しているからだ。週末恒例となった「退陣デモ」の参加者数は増える一方である。
デモが過激化すれば、政権は厳しく対応するしか手がなくなる。戒厳令の発動まで検討するかもしれない(「朴槿恵の下野か、戒厳令か」参照)。その際、韓国政治は1987年までの「権威主義体制による抑圧」の時代に逆戻りする。
ただ、憲法裁判所が判断を下す前に、次の大統領選をにらんで政界が動き出す可能性が大きい。それが泥仕合に陥れば、やはりデモが国会を包囲するだろう。
12月3日には、弾劾に反対する与党「セヌリ党」に憤った群衆が同党党舎に押しかけ、卵を投げつける事件も起きている。
大統領代行は超タカ派
野党第1党の「共に民主党」は、少しでも早い大統領選挙の実施を望む。早ければ早いほど、自分に有利だからだ。
憲法裁判所が最長の180日かけて審理すれば、仮に合憲と判断しても選挙は2017年8月にずれ込む。国民がその時まで朴大統領の母体となった「保守」候補への怒りを維持しているかは疑問だ。
そのうえ、保守・中道政党から出馬する可能性の高い潘基文(バン・キムン)国連事務総長が選挙戦への体制を整えてしまう。潘氏の事務総長としての任期は2016年12月末で、それまでは動けない。
さらに、大統領権限を代行する黄首相は検事出身の超タカ派だ。2014年に朴政権が左派の「統合進歩党」を北朝鮮と内通する危険な団体として解散させた際、法務長官として中心的な役割を担った。左派は大統領選挙も控え「何をするか分からない」超タカ派の大統領代行に警戒せざるを得ない。
そもそも、憲法裁判所が弾劾訴追を合憲と認めるかも未知数だ。それには裁判官9人のうち6人が合憲と判断する必要があり、ハードルはかなり高いと見る専門家が多い。
このため、朴大統領を引きずり降ろすのに時間もかかるうえ、不確実な「弾劾」には、共に民主党から出馬すると見られる文在寅(ムン・ジェイン)議員は当初は消極的で「即刻下野」を訴えてきた(「『21世紀最大のデモ』で朴槿恵退陣に現実味」参照)。
その野党が弾劾に動かざるを得なくなったのは「時間稼ぎ」を狙う朴大統領側が、野党を弾劾に誘導する「捨て身の作戦」を採ったからだ(「『弾劾訴追』は朴槿恵の『真田丸だ』」)参照。
「ふてぶてしい」
結局、「共に民主党」は表「4つの『朴大統領処遇案』」のうち、④「弾劾」を選択しながら②「即刻下野」も求めることになろう。12月5日、文在寅議員は「弾劾が議決されれば(朴大統領は)即刻辞任すべきだ」と演説している。
①権限の削減 | 外交・安保だけは任せる仏型と、象徴大統領の2案 |
②即時下野 | 60日以内に選挙。その間、現首相が大統領権限代行に |
③秩序ある退陣 | 2017年4月の大統領選挙を想定。改憲を絡める案も浮上 |
④弾劾 | 国会で弾劾訴追を決議、180日以内に憲法裁判所が可否判断 |
11月30日に「大統領の疑惑」を調べる特別検察官が任命された。12月中旬から105人体制で捜査する予定だ。
国会の特別調査委員会も設立された。しかし、12月7日の聴聞会に呼ばれた崔順実氏らは出席を拒否。国民は「ふてぶてしい」とますます怒った。
12月6日、ハンギョレは、旅客船「セウォル号」が沈んだ2014年4月16日に朴大統領が美容師を青瓦台(大統領官邸)に呼んで1時間半かけて髪をセットしたと報じた。
「朴大統領、セウォル号沈没時、ヘアセットのために90分を費やす」(12月7日、日本語版)がそれだ。朴大統領は事故発生後の7時間の間、誰の前にも姿を現さず、未だに何をしていたのか明らかにしていない。ハンギョレの報道は国民の憤怒をさらにかき立てた。
同党はこうした怒りも名分に「即時下野」の声を上げることになりそうだ。もちろん膨れ上がるであろう「退陣デモ」も活用するに違いない。
一方、与党「セヌリ党」は③「秩序ある退陣」――党論として決めた「4月退陣・6月選挙」を主張し続けるだろう。もし憲法裁判所が早い段階で合憲との判断を下せば、態勢を整える前に大統領選挙を迎えてしまう。
非朴派から62人の「弾劾」賛成議員を出したものの、彼らとて「国民の怒り」に押されて賛成に回った側面が強く、早期の選挙を避けたいのは同じだ。
中道を自称する野党第2党「国民の党」は「ワイルドカード」になりそうだ。大統領を狙う安哲秀(アン・チョルス)議員が設立した党だが、本人の人気が今ひとつ伸びない。セヌリ党の非朴派との合併案や、潘基文氏を大統領候補に担ぐ案が取りざたされている。
麻生財務相「スワップに動けない」
弾劾訴追案は可決されたが、不透明感は増す一方だ。国会が次期大統領選の駆け引きの舞台となるからだ。国民のイライラは募るだろう。いつまで平和的なデモが続くかは分からない。
韓国人が政争に明け暮れる間、世界は急速に変化する。米利上げを見込んで、ホットマネーが途上国から米国に戻り始めた。
韓国メディアは「第2の通貨危機が来る」と警鐘を鳴らすが、政争の余波で日本との通貨スワップ締結は進まない。12月2日、麻生太郎財務相は「(韓国の)誰が話を進めるのか全然分からないので、交渉のしようがない」と述べた。
北朝鮮は着々と核開発を進め、核武装は目前だ。「トランプの米国」は中国との対決姿勢を強める気配だ。韓国は米中どちら側の国なのか、踏み絵を迫られるだろうが、それを決める人はもういないのだ。
(次回に続く=12月10日公開)
①李承晩(1948年7月―1960年4月) | 不正選挙を批判され下野、ハワイに亡命。退陣要求のデモには警察が発砲、全国で183人死亡 |
②尹潽善(1960年8月―1962年3月) | 軍部のクーデターによる政権掌握に抗議して下野。議院内閣制の大統領で実権はなかった |
③朴正煕(1963年12月―1979年10月) | 腹心のKCIA部長により暗殺。1974年には在日韓国人に短銃で撃たれ、夫人の陸英修氏が殺される |
④崔圭夏(1979年12月―1980年8月) | 朴大統領暗殺に伴い、首相から大統領権限代行を経て大統領に。軍の実権掌握で辞任 |
⑤全斗煥(1980年9月―1988年2月) | 退任後に親戚の不正を追及され隠遁生活。遡及立法で光州事件の責任など問われ死刑判決(後に恩赦) |
⑥盧泰愚(1988年2月―1993年2月) | 退任後、全斗煥氏とともに遡及立法により光州事件の責任など問われ、懲役刑判決(後に恩赦) |
⑦金泳三(1993年2月―1998年2月) | 1997年に次男が逮捕、懲役2年判決。罪状は通貨危機を呼んだ韓宝グループへの不正融資関与 |
⑧金大中(1998年2月―2003年2月) | 任期末期に3人の子息全員が斡旋収賄で逮捕 |
⑨盧武鉉(2003年2月―2008年2月) | 退任後、実兄が収賄罪で逮捕。自身も2009年4月に収賄容疑で検察から聴取。同年5月に自殺 |
⑩李明博(2008年2月―2013年2月) | 2012年7月、実兄で韓日議員連盟会長も務めた李相得氏が斡旋収賄などで逮捕、懲役2年 |
⑪朴槿恵(2013年2月―) | 2016年12月、国会から弾劾訴追される |
7月 | |
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26日 | TV朝鮮「財界の文化財団『ミル』への486億ウォンの募金に青瓦台幹部が関与」 |
10月 | |
24日 | JTBC、大統領演説の草稿など機密資料が崔順実氏に漏えいと報道 |
25日 | 朴大統領が資料提供を認めて国民に謝罪 |
26日 | 検察が崔氏自宅など家宅捜索。外交資料なども漏洩とメディアが報道 |
28日 | 朴大統領は首席秘書官全員に辞表を出させる。秘書室長が辞表提出 |
28日 | 韓国ギャラップ「朴大統領の支持率が6週連続で落ち、過去最低の17%に」と発表 |
29日 | 青瓦台、検察の家宅捜索を拒否。ソウルで1万人強の退陣要求デモ |
30日 | 青瓦台、検察に資料提供。朴大統領は一部首席秘書官らを辞任させる |
30日 | 与党、挙国一致内閣を提案するも野党は真相究明が先と拒否 |
30日 | 崔順実氏帰国、31日に検察に出頭、逮捕状なしで緊急逮捕 |
31日 | リアルメーター「潘基文氏の支持率が前週比1.3ポイント低い20.9%に」 |
11月 | |
2日 | 朴大統領、首相を更迭し、後任に盧武鉉時代に要職を歴任した金秉準氏を指名 |
2日 | 野党各党、新首相の就任に必要な国会聴聞会を拒否することで一致 |
2日 | 検察、安鍾範・政策調整首席秘書官を緊急逮捕 |
3日 | 検察、崔順実氏を逮捕。容疑は「安鍾範氏と共に財閥に寄付を強要した」職権乱用など |
4日 | 韓国ギャラップ「朴大統領の支持率は過去最低の5%、不支持率は89%」と発表 |
4日 | 朴大統領「検察の捜査受ける」と国民向け談話。野党は「退陣要求運動を展開する」 |
5日 | ソウルで4万5000強人の退陣要求デモ。釜山など他都市にも拡散 |
6日 | 禹柄宇・前民情首席秘書官が検察に出頭 |
7日 | 与党・セヌリ党の金武星議員、大統領に脱党を要求 |
7日 | 朴大統領、与野党代表との会談を提案するも3野党に拒否される |
8日 | ソウルで4万5000強人の退陣要求デモ。釜山など他都市にも拡散 |
8日 | 検察、崔順実氏に関連するとしサムスン電子本社や大韓乗馬協会を家宅捜索 |
8日 | 朴大統領、丁世均・国会議長を訪ね「国会が推薦する総理を受け入れ、内閣を任せる」 |
9日 | 野党3党、朴大統領の国会推薦総理案を「一考の価値なし。大統領は2線に引け」と拒否 |
9日 | 米次期大統領にトランプ氏決定 |
11日 | 韓国ギャラップ「11月第2週の大統領支持率は前週と同じ5%。不支持率は最高の90%」 |
12日 | 全国で朴大統領の退陣求める集会。ソウルでは26万人参加 |
13日 | 検察、「国政壟断事件」でサムスン電子の李在鎔・副会長ら財閥トップを参考人として聴取 |
13日 | 青瓦台「昨日、大統領は国民の声を重く受け止めた。国政正常化のため苦心している」 |
13日 | 検察、国政壟断事件に関連し朴大統領に15日か16日の参考人事情聴取を要請 |
13日 | 金武星・前セヌリ党代表「唯一の収拾策は大統領弾劾」 |
14日 | 与野党、国政壟断事件に関する特別検察官の任命で合意 |
14日 | 共に民主党、大統領に対する要求を「2線への後退」から「即時退陣」にと強化 |
14日 | 秋美愛「共に民主党」代表、早朝に大統領との会談を受諾したものの同日夜に拒否 |
14日 | 日韓、東京でGSOMIAに仮署名 |
15日 | 文在寅「共に民主党」元代表「条件なき退陣求め在野団体と『非常時局機構』作る」 |
16日 | 韓国軍「2017年初めまでにTHAAD工事着工」と発表 |
16日 | 朴大統領、釜山の大型不動産開発事業「エルシティ」を巡る疑惑の徹底調査を指示 |
17日 | 崔順実氏の国政介入疑惑に関し、特別検察官任命法案と国政調査実施を可決 |
18日 | 韓国ギャラップ「11月第3週の朴大統領の支持率は5%、不支持率は90%」 |
18日 | 秋美愛「共に民主党」代表「大統領は支持者による衝突と戒厳令を準備している」 |
18日 | 青瓦台「東京での韓中日首脳会談の日程が決まれば朴大統領は参加する」 |
19日 | 退陣デモ。全国で24万人、うちソウルは17万人(警察発表)。支持デモに1万1000人(同) |
20日 | 検察、崔順実氏らを職権乱用共犯などで起訴。「大統領も共謀と判断、捜査続ける」と発表 |
20日 | 朴大統領の弁護士「検察は想像と推測で捜査、対面調査には応じない」 |
20日 | 青瓦台「検察の発表は遺憾。特別検察官の捜査で無実を証明する」 |
20日 | 野党の大統領選立候補予定者ら8人「国民的退陣運動と平行し弾劾推進論議で合意」 |
21日 | 青瓦台スポークスマン、退陣を前提とした野党の首相推薦は拒否 |
21日 | 第1野党「共に民主党」と第2野党「国民の党」がそれぞれ弾劾推進を決定 |
22日 | 朴元淳・ソウル市長、閣議で閣僚辞任要求と日韓GSOMIAへの反対を表明 |
22日 | 崔順実疑惑を解明するための特別検察官任命法案を閣議決定 |
23日 | ソウルで日韓GSOMIA署名・締結。写真撮影禁止に韓国写真記者が一斉抗議 |
24日 | 野党3党、朴大統領弾劾で合意 |
25日 | 韓国ギャラップ、11月第4週の朴大統領の支持率は4%、不支持率は93% |
26日 | 5回目の退陣要求デモ。参加者はソウル27万人、全国32万人 |
28日 | 朴大統領の弁護士「求められた29日までの検察の対面調査は困難」 |
28日 | 政界元老集団と与党の「親朴」重鎮議員らがそれぞれ秩序ある退陣を朴大統領に要請 |
28日 | 教育部、国定歴史教科書の内容を開示 |
29日 | 朴大統領、3回目の国民談話を発表「任期短縮を含め進退は国会にすべて任せる」 |
30日 | 野党3党「無条件退陣の要求」と「弾劾推進」で合意 |
30日 | 朴大統領、国政壟断事件の特別検察官に元ソウル高検検事長の朴英洙氏を任命 |
12月 | |
1日 | セヌリ党、「4月退陣」を党論に決定 |
1日 | 朴正煕元大統領の生家に放火。犯人は「大統領が退陣しないので火を付けた」 |
2日 | 韓国ギャロップ、12月第1週の朴大統領の支持率は4%、不支持率は91% |
2日 | セヌリ党非朴派「12月7日午後6時までに退陣時期明言なければ弾劾に賛成」 |
3日 | 野党3党、朴大統領の弾劾訴追案を提出 |
3日 | 6回目の退陣要求デモ。参加者はソウル32万人、全国で43万人 |
4日 | セヌリ党非朴派「4月退陣案への大統領の姿勢とは関係なく弾劾訴追案に賛成する」 |
5日 | 青瓦台「『4月退陣・6月大統領選』案を朴大統領はセヌリ党員として受け入れる」 |
6日 | 国会で「国政壟断」に関する聴聞会。財閥オーナー9人が証人として出席 |
6日 | 朴大統領「4月退陣受け入れる。弾劾可決時には憲法裁判所の審理を見守る覚悟」 |
6日 | セヌリ党、弾劾訴追案は自由投票と決定 |
7日 | 国会で「国政壟断」に関する聴聞会。証人喚問された崔順実、禹柄宇氏らは欠席 |
8日 | 弾劾訴追案、国会本会議に報告。「セウォル号沈没当時の大統領の行為」は削除せず |
9日 | 国会、朴大統領の弾劾訴追案可決。賛成は234票でセヌリ党から62人が賛成 |
※注 デモの参加者数は警察発表
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