古生物

【研究】太古のアフリカ大陸では少なくとも3種類の人類が共存していた

1: のどか ★ 2020/04/08(水) 04:38:59.54 ID:MKN42ups9
 今、地球上の人間社会は、たった1種のヒトによって支配されている。現生人類であるホモ・サピエンスである。

 私たちにとっては当たり前の状況だが、実はヒトの進化の歴史においては、かなり珍しい事態であるようだ。

 たとえば、ある国際的研究グループによって、200万年前の南アフリカには、3種の人類が共存していたことが明らかにされている。

人類のゆりかごで発見された200万年前のホモ・エレクトスの頭蓋骨

 『Science』(4月3日付)に掲載されたその研究では、"人類のゆりかご"とも呼ばれる世界遺産「南アフリカの人類化石遺跡類」の一部、ドリモレン洞窟群で発掘された頭蓋骨を分析している。

 その頭蓋骨は、現生人類――すなわち「ホモ・サピエンス」の直接の祖先にあたるとされる「ホモ・エレクトス」のもの。

 この頭蓋骨を3種類の年代測定法(電子スピン共鳴法、古地磁気法、ウラン・鉛法)で分析したところ、200万年前のものであることが判明したという。

 過去にアフリカ内外で発見されたホモ・エレクトスよりも10万~20万年は古い頭蓋骨で、これによってこの種がアフリカを起源としていることが確認された形だ。

アフリカから旅立った人類??出発の地は南アフリカ?

 ホモ・エレクトスは、アフリカから旅立った最初の人類とされている。

 これまでアフリカで発見されたこの種の化石は、東アフリカのものが一番古かった。ところが、今回の発見によって、ホモ・エレクトスはまず南アフリカから東アフリカへ広がり、そこから北アフリカ、さらには世界の各地へ移動しただろうと推測できるようになった。

 また150もの断片から再現されたその頭蓋骨は、3歳から6歳の幼児のものと考えられており、初期人類の子供が成長する過程を観察できる貴重なサンプルでもあるという。

200万年前、南アフリカには少なくとも3種の人類がいた

 だが、より興味深い発見は、ドリモレンから別の種の頭蓋骨も発掘されていることだ。

 それは「パラントロプス・ロブストス」と「アウストラロピテクス・セディバ」のもので、厳密には私たち「ホモ属」とは別属に属する人類だ。

 研究グループのゲイリー・シュワルツ氏(アリゾナ州立大学/アメリカ)によると、この発見の素晴らしいところは、これらの頭蓋骨がおよそ200万年前の狭い期間の中から発見されたことであるそうだ。

 つまり、かつてその周辺には3種の人類が同時に存在していたのである。

 「彼らの間に直接的な交流があったのかどうかは分かりませんが、3種の人類が何らかのやり方で土地や資源を分け合い、近くにいながらも皆が生存できる戦略を進化させた可能性はあります」と、シュワルツ氏は話す。

人類の進化に関するもう1つの研究

(以下略)

全文は
http://karapaia.com/archives/52289609.html

続きを読む

【人類学】20万年以上前の謎の人類ホモ・ナレディの子どもの骨格、初めて発見、「信じられない」と研究者

1: しじみ ◆fbtBqopam767 しじみ ★ 2020/04/04(土) 12:32:15.31 ID:CAP_USER
■「信じられない発見です」と研究者、成長の謎を解く大きな鍵

 今から20万年以上前、現在の南アフリカにあたる地域で、身長90cmほどのヒト属(ホモ属)の子どもが死んだ。死因は不明。子どもの遺体は、14人以上の仲間の遺体とともに、暗い洞窟の奥深くで眠りについた。

 彼らの眠りは2013年に妨げられた。南アのヨハネスブルク近郊にあるライジングスター洞窟に入った探検家が、数百個の骨の破片や歯を発見したのだ。新たに見つかったヒト属はホモ・ナレディ(Homo naledi)と名づけられた。そしてこのほど研究者たちは、未成熟なホモ・ナレディの骨格の一部を組み立てることに初めて成功した。

 洞窟内の「ディナレディ」という空間で発見されたこの骨格の持ち主「DH7」(Dinaledi Hominin 7)は、8〜15歳で死亡したと推定されている。4月1日付けで学術誌「PLOS ONE」に発表された論文によると、DH7の骨格は、右下の顎骨を含む16の骨片からなる。人類の子どもの骨格がこれだけよくそろって発見されるのは、現生人類(ホモ・サピエンス)とネアンデルタール人以外では非常に珍しい。小さくて柔らかい子どもの骨は、化石化しにくいからだ。

この骨格は、ホモ・ナレディがどのように成長したのかを解明するのに役立つ可能性がある。つまり、成熟のしかたが現生人類に近かったのか、それとも初期の人類祖先に近かったのかが判明するかもしれない。

「今回の研究で非常に面白いのは、複数の骨片が1人の人物のものだと証明できた点です」と論文共著者のリー・バーガー氏は言う。氏は南ア、ウィットウォーターズランド大学の古人類学者で、ナショナル ジオグラフィック協会の「エクスプローラー・アット・ラージ」でもある。「体の成長に対する歯の成長を調べることで、ホモ・ナレディがどのように成長したかを推定できるのです」

 未成熟な個体の骨を見つけることは非常に重要だと、ドイツ、テュービンゲン大学の古人類学者カテリーナ・ハーバティ=パパテオドロウ氏は説明する。「化石人類の成長パターンは現生人類と同じとは限らないため、今回得られた情報は、ホモ・ナレディの成長のしかたが現生人類やその他の化石人類とどの程度違っているのか、あるいは似ているのかを教えてくれます」。なお氏は今回の研究には参加していない。
https://cdn-natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/20/040300212/ph_thumb.jpg
https://cdn-natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/20/040300212/fig1.jpg

■15人分以上の大量の化石に子どもが1人いた

 初期人類の化石骨はバラバラに散らばった状態で見つかることが大半で、同一人物の骨だとすぐにわかる状態で見つかることは少ない。古代の人類のうち、複数の骨がそろった子どもの化石が見つかっているのは、アウストラロピテクス・アファレンシス(アファール猿人)、アウストラロピテクス・セディバ(セディバ猿人)、ホモ・エレクトスだけである。

 今回発表されたホモ・ナレディの化石についてはさらに、それが生きた時代も重要だ。100万年以上前の初期人類とは異なり、ホモ・ナレディが生きていたのは現生人類の時代に非常に近い。DH7や一緒に見つかった化石骨は22万6000〜33万5000年前のもので、アフリカに現生人類が出現したのと同じ頃である。つまりホモ・ナレディは現生人類と共存していた可能性があるのだが、一方でその腰や肩などの身体的特徴は、現生人類よりも初期の人類に近かった。

続きはソースで

ナショナルジオグラフィック日本版サイト
https://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/20/040300212/

続きを読む

【人類】人はみな「少々ネアンデルタール人」。アフリカ人にもDNA。全地球規模で異種交配

1: ごまカンパチ ★ 2020/03/10(火) 23:12:46.51 ID:ByRo/bdg9
 
出アフリカ説があっけなく崩壊。

10年前に公開されたネアンデルタール人のゲノム解析では、アフリカを出た現生人類60億人の遺伝子にネアンデルタール人の遺伝子が約2%も混じっていて、東アジアとオセアニアではデニソワ人の遺伝子も5%ぐらい混じってるって部分が衝撃でしたけど、プリンストン大学のジョシュア・エイキー進化生物学教授らがよくよく調べてみたら、アフリカの現生人類にもネアンデルタール人の遺伝子が想像以上に混じっていることがわかりました!

ネアンデルタール人ゲノム研究の権威、マックスプランク研究所スヴァンテ・パーボ博士(下記動画の方)にさっそく感想を伺ってみたら、「欧州・アジアのネアンデルタール人研究では、アフリカの人類がネアンデルタール人の子孫ではないという想定で話が進められてきましたが、厳密にはそうとも言い切れません。(もっと古い時代の移動の結果)アフリカ人の中にも流れていることは自分たちも知っていました」とのこと。
新研究(Cellに掲載中)はこれを裏付けるものになります。ちなみにネアンデルタール人と交配したのは10万~20万年前とみられていますよ。

「現生人類がアフリカを離れてからネアンデルタール人と交わって中近東、ヨーロッパ、アジアに広まった」という説がこれまで有力だったのは、ユーラシア大陸の現生人類(ホモサピエンス)の遺伝子にネアンデルタール人遺伝子が2%もあるのに、アフリカでは検出が困難だったからですが、新たな調査では…

アジア人は1.8%
ヨーロッパ人は1.7%
アフリカ人にも0.5%

の割合で混じっていることがわかったのです。
つまりネアンデルタール人と交配後、一部はアフリカに戻って現生人類と交わっていたことになります。

■ネアンデニソワ人とも異種交配? 

(以下略)

全文は
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200310-00000008-giz-sctch
続きを読む

ダーウィンの進化論を覆す?DNA最新研究「ヒトを含むほぼすべての生物が10~20万年前、同時期に出現」「サルとヒトの中間種は存在せず」

1: 野良ハムスター ★ 2018/07/08(日) 22:38:23.39 ID:CAP_USER
現代の科学界で、当たり前のように唱えられているダーウィンの進化論。社会の授業で、「人間の祖先は700万年前に現れた猿です」と習う私たち。神の存在を全否定するために作られたこの理論を、根底から覆すような科学的データが報告された。

米ニューヨーク・ロックフェラー大学のマーク・ストークル氏(Mark Stoeckle)と、スイス・バーゼル大学のデビッド・タラー(David Thaler)氏は共同で、アメリカの遺伝子データバンク(GenBank)にある10万種の生物種の DNA から抽出された、500万の遺伝子断片である「DNA バーコード」を徹底的に調査した。

その結果、ほとんどの動物がヒトとほぼ同時期に出現したことを示す証拠を発見。人間を含む現在地球上に存在する生命種のうちの 90%が10万~20万年前に出現したことが明らかになったという。


(略)


さらに、今回の研究で分かったのは、「生物種には非常に明確な遺伝的境界があり、2つの間に位置する中間種は何もなかった」ということ。ダーウィンが主張した「間にある生物種」が存在しないということは、つまり猿が人間に進化する過程の、いわゆる「猿人」も存在しないということになる。


(以下略)

全文は
http://www.epochtimes.jp/2018/07/34436.html

続きを読む

【人類学】初期人類の幼児、樹上で生活か 330万年前の化石を分析[07/05]

1: しじみ ★ 2018/07/07(土) 13:06:27.69 ID:CAP_USER
(CNN) 330万年前の初期人類の幼児は木に登って暮らしていた――。
米科学誌サイエンス・アドバンスに4日、化石の足を詳細に調べた結果として、そんな論文が発表された。

この化石の通称は「セラム」で、エチオピアのアムハラ語で「平和」を意味する。
アウストラロピテクス・アファレンシスと呼ばれる人類の初期の祖先に属しており、死亡時は3歳に近かった。


(略)


アウストラロピテクス・アファレンシスは直立歩行を行っていた。
ただ、アファレンシスには類人猿のような特徴もあり、セラムも同年齢のチンパンジーに近い背格好だったとみられる。
母親が食料採集に出ている際は、体にしがみついているか、樹上で過ごしていた可能性が高い。

アファレンシスの体の大きさを考えると、ハイエナやジャッカルなどの捕食動物は脅威だっただろう。
捕食者から逃げる意味でも、夜間に落ち着く場所を確保するという意味でも、木が安全な場所となっていた可能性がある。

no title


CNN
https://www.cnn.co.jp/fringe/35122006.html

続きを読む
 当ブログについて
当ブログについて にほんブログ村 ニュースブログ 2chまとめニュースへ
にほんブログ村
このエントリーをはてなブックマークに追加

当ブログは勝つーる.dat様の編集ツールでまとめております





     Twitter
こっそりTwitter始めました。
   最新コメント
<%==comments[n].author%>
<% } %>
記事検索
月別アーカイブ
   タグクラウド
  スポンサードリンク
    アーカイブ
  • ライブドアブログ

'); label.html('\ ライブドアブログでは広告のパーソナライズや効果測定のためクッキー(cookie)を使用しています。
\ このバナーを閉じるか閲覧を継続することでクッキーの使用を承認いただいたものとさせていただきます。
\ また、お客様は当社パートナー企業における所定の手続きにより、クッキーの使用を管理することもできます。
\ 詳細はライブドア利用規約をご確認ください。\ '); banner.append(label); var closeButton = $('