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1: 世界@名無史さん 04/09/20 19:28:03
失われた都ポンペイについて語るスレッドです。








19: 世界@名無史さん 04/09/20 22:24:27
キクラデス諸島も火山に埋もれたのに、生き埋めになった遺体は少なかったんですよね。
ポンペイとの違いは何?

21: 世界@名無史さん 04/09/20 22:35:56
>>20
サントリーニ島の噴火の場合、直接的なダメージを被ったのは本島のアクロティリだけっていうのと、島自体がキクラデス南部に位置し周辺の島嶼部とはそこそこの距離があったこと、風向きの関係で降灰等の影響が少なかったことが挙げられます。
人数の多寡は元々の人口の違いでは?

23: 世界@名無史さん 04/09/20 22:40:02
南米で、火砕流で刑務所に収容されていた囚人一人を残して全滅した村というのもあったっけ。
生き残りの一人が見世物になったという。
あれ、いつの時代で、どこでしたっけ?

53: 世界@名無史さん 04/09/21 15:33:39
>>23
1902ころ、フランス領だったカリブ海マルチニク島のモンプレー山が噴火し、山麓のサンピエール市が壊滅、住民3万人あまりが死亡。
地下牢の殺人犯のみが生き残った。
プレー山は、西インド諸島のなかのウィンドワード諸島に属するマルティニーク島にある活火山。1902年に大噴火を起こし、当時の県庁所在地だったサン・ピエールを全滅させた。その結果、約30,000人が死亡、20世紀の火山災害中最大であったことで知られる。

市内の生存者は3名だけで、4月7日に喧嘩を起こして逮捕され海辺の半地下の独房に監禁されていた既決重罪犯の黒人オーギュスト・シパリと、何らかの形で難を逃れた(本人は自宅にいたと語るが、多くの学者は吹き飛ばされたのか、海に逃げていたと考えている。)靴職人の黒人レオン・コンペール=レアンドル 、そしてボートで洞窟(しばしば友人と海賊ごっこをしていた)に逃げ込んだ白人少女アヴィーヴラ・ダ・イフリーレであった(この他には、港に停泊していた船の乗員達が海上に脱出し難を逃れている程度である)。
3人とも高熱を受けて重度の火傷を負ったが、命は取りとめた。


34: 世界@名無史さん 04/09/20 23:50:36
ttp://www.clio.ne.jp/home/ogawa/kaigai/ponpei.htm
PA120604


この旅行記のポンペイのワイン作りの絵は、羽が生えた子供だよな?
まだキリスト教がなかった時代なのになんでだろ。

36: 世界@名無史さん 04/09/20 23:57:37
>>34
おいおい、キューピットの原型はギリシャ神話のエロースだよ・・・

37: 世界@名無史さん 04/09/21 00:02:13
>>36
>おいおい、キューピットの原型はギリシャ神話のエロースだよ・・・

天使の原型、と書くべきでは?

40: 第20軍団兵 04/09/21 00:11:33
>>34
ウェヌスの息子(=キューピット)だから、おかしくないと思いますが。
キリストの処刑はティベリウス帝治下のときですし、パウロの殉教はネロ帝の時とされてますし。
原始キリスト教としては、もう成立していますよ。

38: 世界@名無史さん 04/09/21 00:02:55
エロースは青年じゃないか?
クピトになって幼児化。

違ったっけ?

39: 世界@名無史さん 04/09/21 00:03:47
キリスト教のハニエルでは無い
ローマ神話のキューピッド
マルスとヴィーナスの子

92: 世界@名無史さん 04/11/28 03:00:34
しっかし「食べ残しのモザイク画」、実に精巧なできばえだったね。
良俗の如何はともかく、技術的にはなかなか上手い。

189: 世界@名無史さん 2007/02/18(日) 23:15:49 0
あの首だけの壁画ってどういう美意識なのか理解できないな

9



213: 世界@名無史さん 2008/03/13(木) 10:56:13 0
>>189
ギリシャ劇のお面のレリーフなら当時の流行だったみたいだけど?

93: 世界@名無史さん 04/11/28 10:42:07
あーあ、噴火一日前くらいのポンペイに行って、闘技見物して居酒屋で酒呑んで壁に2ちゃんみたいなカキコしたい。

95: 世界@名無史さん 04/11/28 11:50:35
少年と犬が寄り添うように死んでて
その犬のメダルに「この犬は二度も主人の命を守った」と書いてあったって話を以前2chのどっかで読んだ 
三度目はなかったんだね(´;ω;`)
130: 世界@名無史さん 2006/02/18(土) 12:53:59 0
落書きで、他人の女房て手を出すな!なんて書かれて、2000年後の我々にまで恥を晒しているポンペイ人もいることだし、我々のカキコも万が一少しでも記録として残り、2000年後の人類がそれを見たらどのような思いを馳せるのだろうか・・・・・・・

今も昔も人の営みは大まかでみて変わることがない、といったらそれまでなんだろうけどw

133: 世界@名無史さん 2006/03/25(土) 19:08:35 0
>>130
道路についた足跡でさえ
笑われると恥かしいのか?

135: 世界@名無史さん 2006/03/31(金) 16:12:25 0
>>>133
道路についている足跡を見ても誰も笑わないが、壁に落書きが残っていて、>>>133の嫁、寝取られてやんの、ぷっw
とかだったら後世の万人がそれを見てにやっとするだろうなw

156: 世界@名無史さん 2006/05/21(日) 03:24:39 0
壁に2ちゃんのような書き込みとはなかなか・・・
人類は二千年後も同じようなことやってんだろうな。

157: 世界@名無史さん 2006/05/22(月) 10:18:23 0
>>156
別にポンペイに限らず、エジプトやシュメールの石板やパピルスなんかからも結構世俗的な記録が残っているらしいけど。
エジプトの場合、二日酔いなので、今日はピラミッド建設作業休みます、とか残っていたりもするしw

シュメールの楔形文字の中にも、近頃の若いもんは全く・・・・ みたいな記録もあるらしい。

あと日本の場合、法隆寺だったかで当時の職人による、ち○ちんやおま○このイタズラ書きが残っていたんじゃなかったっけ?
正倉院には坊さんがラブレターをせっせと書いていたのが残っていたりとそりゃもう当時からやりたい放題だったしw

アホな書き込みも予想外に後世に残ったりするもんだから要注意だなw

106: 世界@名無史さん 2005/04/09(土) 22:58:27 0
ポンペイ、行ってきたよ。おみやげやさんと飲食店があっと驚くショボさでびっくり。
これが日本だったら正門前に観光客目当てのファーストフードやみやげ物屋がガンガン建ちそう。

イタリア人、ある意味えらいぞ。


107: アクィラ ◆0fUIPC892c 2005/04/10(日) 04:18:58 0
>>106
ポンペイに限らず、南イタリアの小都市は、どこかうらぶれた感じがして、個人的には好きです。
(北イタリアは観光地化しすぎてる気がします)

47: 世界@名無史さん 04/09/21 07:57:07
ポンペイウスってポンペイの出身?

59: アクィラ ◆0fUIPC892c 04/10/09 07:00:08
>>47
ポンペイウスは、アドリア海側ピケヌム地方の出身で、多分、アスクルム市の出身だったと思います。

118: 世界@名無史さん 2005/09/05(月) 22:33:45 0
ポンペイ出身の有名人は誰かいるか?

120: 世界@名無史さん 2005/09/24(土) 21:23:01 0
>>118
Poppaea Sabinaはポンペイ出身と言われています。

122: 世界@名無史さん 2005/10/17(月) 23:25:53 0
本国イタリアとはいえ地方の中都市にすぎないのに都市基盤の完備。
古代ローマの底力を感じるな。


168: 世界@名無史さん 2006/09/07(木) 23:33:15 0
噴火で暗くなるまで避難しないなんてのんき過ぎ

169: 世界@名無史さん 2006/09/14(木) 02:43:09 0
でもその時の状況や人々の悲劇を思うと、なんかこう、物悲しい中にロマンを感じる・・・
ロマンとは違うかな、なんて言ったらいいかわからないが。

171: 世界@名無史さん 2006/10/14(土) 21:20:15 0
>>169
ほぼ瞬時に全員死ねたんだから、よかったじゃん。

資産没収で無一文や、奴隷に身売りとかに比べたら、たいしたことない。

170: 世界@名無史さん 2006/10/14(土) 21:17:22 0
8月24日噴火ってことになってたけど
11月28日らしい…

ポンペイの輝き展の講演会(青柳氏)で言ってました。
8月24日以降に発行?された貨幣が出てきたらし。
噴火日についての論争

壊滅的な被害を受ける噴火の発生日は79年8月24日とされているが、18世紀に発掘が開始されて以来、発見された衣類、農作物などから実際に噴火したのは8月24日より後である可能性が示唆されていた。また、2018年の発掘調査では家屋の壁に「11月の最初の日からさかのぼって16番目の日」と書かれているのが発見された。これにより、実際に噴火が発生したのは79年10月17日以降である可能性が指摘されている。

174: 世界@名無史さん 2006/10/17(火) 06:18:40 0
>>170
もっと詳しく教えて。
11月28日らしいとあるていど確定的にいえる根拠がまったくわかない。
貨幣の発見だけでは噴火を8月24日以降とする証拠にしかならず、実際の噴火の日付までは決められない。

175: 世界@名無史さん 2006/10/17(火) 12:43:11 0
>>174
いやその辺は詳しく話さなかったよ。
新しい学会の発表とは言ってたようなきがするけど。

当初から8月にしては厚着してる(埋もれてた人)とか言われてて、いろいろ降ってくるからそれを避けるための厚着だったんだろうってことで、8月24日説(小プリニウスの記録だっけ?)でおちついてたけど、それ以降に発行された貨幣が灰の中から出てきた。
そんなことしか話してない。

小学生のときに読んだポンペイの事書いた本を読んで興味もって(「なんで人は空洞になっちゃったのにパンは残ってたんだろう」くらいの興味だけど)講演聞きに言っただけなので専門的なこともわかりません。お役に立てなくてごめんなさい


178: 世界@名無史さん 2006/10/18(水) 01:38:47 O
八月二十四日の午後一時じゃないのか!小プリニウスは嘘ついたのか?

180: 175 2006/10/21(土) 15:41:57 0
最後に質問コーナーがあったので11月28日っていうのがどこから出てきた日付なのかを聞きたかったのですが、さされませんでした。
パンが残っていたのは釜の中だったのと堅いパンだったからなのかな?
<これもすごく聞きたかった>

181: 世界@名無史さん 2006/11/05(日) 00:53:54 0
今日届いたポンペイの本、パンの写真が載っていた。
どうも化石化して残っているらしい。
炭化した植物みたいなものなのかも。

187: 世界@名無史さん 2006/12/30(土) 00:40:40 0
パンは釜の中に入れられたまま放置されたので、焼きすぎで炭化してしまったんだろ。
だから腐らずに残った。

しかし人間は新鮮なまま灰の中に閉じ込められたので、腐って空洞になった。

193: 世界@名無史さん 2007/04/24(火) 21:04:28 0
遺跡の多い火山帯といえば中米やインドネシアが思い浮かぶが、ポンペイのように灰や溶岩に埋もれた遺跡もあるんだろうか。
無いはずがないとは思うが、ポンペイ並みに保存状態の良い遺跡はあるのかな。

194: 世界@名無史さん 2007/04/24(火) 21:14:59 0
あのジャワ島のボロブドゥール寺院は、火山灰にうずもれていたんだよ。
中米にも、溶岩に埋もれたマヤの遺跡があったはず。

195: 世界@名無史さん 2007/04/29(日) 02:05:56 0
メキシコのクイクイルコ遺跡もそう。
火山灰に埋もれちゃったので、新たな土地に建設した都がかのテオティワカン。

203: 世界@名無史さん 2007/08/21(火) 14:51:01 0
パン屋夫婦の肖像画が好き
美男美女で


Baker



218: 世界@名無史さん 2008/04/10(木) 18:07:14 0
ポンペイはローマ帝国に卸す地中海のワインの集積地だったそうで。

239: 世界@名無史さん 2010/01/28(木) 11:10:18 0
ポンペイの人たちって、甲冑着て戦ってた世代?

240: 世界@名無史さん 2010/01/29(金) 00:47:06 0
世代以前に、戦争とあまり縁がないただの地方都市なんで

251: 世界@名無史さん 2010/06/03(木) 21:35:26 0
最近興味を持ち始めました。
ポンペイの当時の生活~噴火~発掘らへんが詳しく載ってる
お勧めの本あったら教えてください。

253: 世界@名無史さん 2010/06/05(土) 00:34:41 0
>>251
優雅でみだらなポンペイ 講談社
ポンペイの遺産 小学館
ポンペイの四日間 早川書房
ポンペイ・奇跡の町 創元社

どれも大手書店・大きな図書館なら置いてあるよ。アマゾンでも入手可。
ただ、発掘の経緯の詳細などはこれらには無いし、そういう書籍も知らない。

257: 世界@名無史さん 2010/06/08(火) 00:03:13 0
>>251
ポンペイ―今も息づく古代都市
ポンペイ・奇跡の町―甦る古代ローマ文明 (「知の再発見」双書)
古代ポンペイの日常生活 (講談社学術文庫)
死霊の恋・ポンペイ夜話―他3篇 (岩波文庫)

なんてのもあるな。何気にポンペイ本って結構でてるね。

259: 世界@名無史さん 2010/06/25(金) 13:40:32 0
「古代ポンペイの日常生活」読んだ
落書きと、あと一緒に書いてある絵がもっと見たいんだけど、そういうのたくさん載ってる文献とかってあるんだろうか?


引用元: ・ポンペイ総合スレッド


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プリニウス書簡集: ローマ帝国-貴紳の生活と信条 (講談社学術文庫 1367) 文庫 – 1999/3/1 プリニウス (著), 國原 吉之助 (翻訳)