リア王! 2 (HJ文庫)


前作の記事 

(;`・ω・´)「今回はHJ文庫の『リア王!2』を取り上げたいと思います」

(´・ω・`)「著者は若桜拓海氏。これが3冊目になる作家さんだね。前作は2012年10月に出たから、やや間隔が空いたことになるかな」

(;`・ω・´)「オレ度の異様に高い主人公でしたよね」

(´・ω・`)「『頭のいいがバカである主人公』が活躍するコメディ作品なんだけど、2巻目にしてハーレム物なんだかピカレスクロマンなんだか、水滸伝のような仲間を集めていく物語なのかよくわからなくなってきた」

(;`・ω・´)「俺TUEEE物、のような気もします」

(´・ω・`)「主人公は『リア充』の頂点である(と思い込んでいる)『リア王』になるために、日々奮闘する男。前作では五虎将軍(蜀の五虎将軍にちなんでいる)となる側近のうち2人を手下にして終わったわけだ」

(;`・ω・´)「誑しこんだとも言います」

(´・ω・`)「今作では球技大会を通じて一人の側近候補をオトす、というストーリーになっている」
(;`・ω・´)「けっこう細かく仕掛けを作ってますけど、相手をハメるネタがやや小さいかなとも思いました」

(´・ω・`)「その肯定の球技大会に無理があるだろう、と思っちゃったし」

(;`・ω・´)「やはり、キャラクターの魅力で物語を引っ張っている感じです」

(´・ω・`)「気になる伏線もいくつかある、1巻の最初から『江代堂』という名の男(?)の登場人物が出てくるんだけど、今回その苗字が『武之内』とわかるんだ」

(;`・ω・´)「『武之内江代堂』というのは名前として、ちょっとおかしいですよね」

(´・ω・`)「ここらへんになんかのトリックがあるとは思うんだけどなあ」

(;`・ω・´)「後は、妹の存在ですよね」

(´・ω・`)「主人公が『王』だとすると、妹の存在は『神』になる。多分、物語全体がなんらかの神話をベースにしているんだろうけど、はてさて、どういう物語になっていくのやら」

(;`・ω・´)「先が気になりますよね」

(´・ω・`)「というわけで、そこそこオススメなシリーズです。ただ、主人公無双が過ぎるかなあという気もしました。あと、けっこう『え、なんだって?』を使う」

(;`・ω・´)「『僕は友達が少ない』以降、このネタを使いづらくなりましたよね……」

(´・ω・`)「そういや、あの作品にも『リア王』と呼ばれるキャラクターがいたなあ」


リア・ディゾン写真集「Petite Amie」 (タレント・映画写真集)

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