『斬(ざん)』

移転しました。
移転先:http://souryuusei.blog61.fc2.com/

ブログ記事の価値について考える

2007å¹´04月04æ—¥ | ãƒ–ログの話
 最近、ブログの記事における価値というものがどういうものなのか、ちと気になっている。

 一番最初に思いついたことだけど、ブログの記事というのは、「刹那(せつな)」なネタがもっとも価値が高いと言えそうだ。ということ。

 自分の中では、ブログはフローであるという結論に至ったわけですが、ではフローにおけるもっともな価値について考えると、やはり即時性に他ならない。つまり旬な話題こそが命なのだ。だから、消費されない記事よりも消費される記事のほうが、注目を集めやすい。

 分かりやすい例で言えば、小難しい論文のほうが社会にとっては有益であり、価値が高いといえる。でも、そのような記事は一部の人には凄いお宝だけれど、ごく一般人からすれば専門的過ぎて、読む気さえ起きないモノも多いだろう。逆に、今の話題のニュースのことや流行りモノについての少しまとまった考察や、エッジの効いた鋭い視点で書かれた面白い記事なんかは、かなりの確率で注目を浴びることが出来る。

 でも、そんな流行りモノの場合は、その流行が終われば、そこで終わり消費される。

 だから、注目を集める記事が、必ずしもいつまでも価値があるわけではない。というより、賞味期限の問題になるのかな。刹那的な価値という意味では、価値があるわけですからね。

 ブログで記事を書く場合は、やはり、その刹那を意識しないとダメでしょうね。めまぐるしく移り変わる話題について、サッと自分の考えを纏め上げて記事を書く。それで、ある程度話題が盛り上がって去っていったら、さっぱり忘れる。これくらいが丁度いい。もし、いずれ時が経って同じような話題がループされて盛り上がったら、その時またその時の気持ちを書けばいい。

 ブログの記事はログが残るものですが、実際、ログがいつまでも残るかといったら、これが結構曖昧なんですよね。

・サイト主が、ログを消す。
・(ブログ)サービス側が、ログを消す。

 など、意外とこれらが多いというのが実状です。5年も前の記事を探しても、残っている可能性は低い。

 消えることを前提として、その都度アップデートするように、同じことを繰り返して書いていく。そうすることで、最新版状態を維持する。というのがブログの使い方として、最もいい方法なのかもしれない。

 その中から、たまによく出来た記事が話題になるものなんだろうな。だから、ブログは最新記事が一番注目を集めるのだろう。

 ブログというのは、時間間隔が少し長めなチャットだといえそうです。


[関連]
・『斬(ざん)』:消費されるブログ記事

生きてるうちが花だよね?

2007å¹´04月03æ—¥ | æƒ³ã£ãŸäº‹ã€æ„Ÿã˜ãŸäº‹
■hasenkaのメモ - ブックマークされる記事が良い記事と勘違いしていませんか
誰にも読まれない記事を書く技術というものはありうる。しかしそういうものはあっても金にならんし自尊心もあまりくすぐらないので当然廃れる。しかしブックマークされなくても百年後二百年後に読まれればいいじゃないかと思ってみるもネットがそんなに持続しているか定かでない。
hasenkaのメモ - ブックマークされる記事が良い記事と勘違いしていませんか
 この記事からの触発。

 自分の作品について、

 ・晩年もしくは亡くなった後に高く評価され、その知名度が広がることのほうがいい
 ・今、この瞬間瞬間に、ある程度評価され、亡くなって暫くすれば、世間から忘れ去られるほうがいい

 どっちがいいんだろうか?もちろん、これはその人の考え方次第なんだろうけど、思うに、ほとんどの場合は生きてるうちに評価されたいんじゃないだろうか。だって、死んじゃったら自分で確認する術はないわけだし。まぁ、子孫が居れば少しはその役に立てるけれど、実際、豊臣秀吉の子孫だからとか言われても、「ふーん」で終わりなよーな気もするわけで。短期的(孫ひ孫くらいまで)なら、その恩恵も十分受けられるからいいんだろうけど(そうすると、約100年位なもんか)、結局、血のつながりより個人だよなって思うんですよね。

ちゅーか、生きてるうちが花なのよ、死んだらそれまでよ。
まさに死んで花実が咲くものか。

なんだよね。

 歴史に名を残す偉業や発明などって、志す気持ちとして凄く大切だと思うし、その気持ちで実践していくほうが遥かに創造性が高くなるようにも思えるから役には立つのだろう。でもその結果、時代の先を行き過ぎてしまい、生前評価されずに後になって評価されるのって、なんだか腑に落ちないんだよね。

 まぁ、凡人じゃないから歴史に名を残せるわけで、そーゆー人はこんな小さなことには拘らずに、自分の目指した道をただひたすら走り続けた結果、そうなるんだと思うんですけどね。

 でも、生前にちゃんと評価されていれば、もっと凄いものが残せたかもしれないってのを考えると複雑だったりしませんか?

 ただ、そんなこととは、ほとんど関係ないであろうオレが考えるのもおかしな話ではあるんだが。


[TB:hasenkaのメモ - ブックマークされる記事が良い記事と勘違いしていませんか]

アクセス数って基準が曖昧だよね

2007å¹´04月02æ—¥ | ãƒ–ログの話
 よく、アクセス数がいくつだったとか記事の端々で見かけるけど、これって非常に基準が曖昧なんですよね。

 まずは、PV といわれるページピュー。これは、あるページを開いた総回数だから、自分が何度も開けば、その都度カウントされ増えて変わってきます。つまり自演が可能になります。
 
 あと UU(ユニークユーザー)とか IP( goo の場合)というのもあって、これはユニークアクセスといって訪問者数を表します。すなわち訪問者が、そのサイト(ブログ)のどこを何度見ようと一日一回のカウントです(まぁ、裏技はあるのですが、それは別として)。厳密に言えば、少し違いますが、目安としてはこんな感じですね。

 そのほかにも、RSS 講読をカウントする場合としない場合もありますし、外付けのアクセス解析によっても、そのカウント数はまちまちです。もちろんブログサービスによっても違うわけで、何を基準にというのは、結構曖昧だったりします。だからサービス元の違いで他とは比較出来なくなるし、アクセス数が 100 以上とか 500 以上とか 1,000 以上なんてのは、甚だいい加減な面を持っているのです。

 それでも、大雑把な指標にはなるんでしょうけどね。結局アクセス数が多いほうがいいっていうのなら、それらを多くカウントするサービスでブログなりサイト運営するほうがいいってことでしょうね。そのほうが、後々になって、お金の絡むようなサービスを始める場合には、「うちは毎日○○アクセス以上あります。」って言えて、いい条件ではじめることが出来たりする可能性もある。他のサービスだとその半分って場合もあり得るし。アクセス数というのは、基準が曖昧なのに、なぜか幅を利かせているので、アクセス数がより多めに欲しい方には、有利なブログサービスのアクセス解析が付いているトコロをお勧めします。もちろん、goo ブログは RSS からのアクセスをアクセス数に加えていませんので、そういった方々にはお勧めできませんけどね。

 でも、何でこういったのって標準というか基準ってのを統一できないんでしょうかね?

 あ、あとテキストサイト界隈以前からのサイトなんかによく見かける、hit って表現だけど、あれは、PV なのか IP なのかどっちなんだろうか。こちらも何基準なのかよくわかりません。

 で、調べてみたのが、『とほほのWWW入門:アクセス数の数え方』なんですが、そうすると、ヒット数なんて、画像いっぱいあれば倍々になるわけですね。そして、この「とほほ」のリンク先にあるアクセス数の項目の中でも、サイトによってアクセス数の計測方法がまちまちと書いてある。やっぱり曖昧なんですね。一番見栄を張りたい人は hit 数で表現しておくといっぱいあるように見えていいようです。

 サイト運営者の誰もが気になるアクセス数というものが、こうまで曖昧なままなのってどうなんだろうか。デジタル社会の最たる電脳なるネットで、この不明確さのアナログな意識というのが、何とも…… でも人間味があっていいようにも思いますけどね。

このブログは4月10日をもって、無期限休眠に入ります

2007å¹´04月01æ—¥ | ç·åˆæ¡ˆå†…
 『斬(ざん)』をご覧頂き、まことにありがとうございます。

 記事タイトルにもありますように、このブログは、2007年4月10日23:59:59 をもって無期限休眠に入ります。再開未定の更新休止ということです。

 本当は「閉鎖」としたいところではありますが、往生際悪く首の皮一枚、希望は残しておきます。

 日付を4月10日にした理由として、丁度このブログが丸三年経つことで、ひとつの区切りと考えました。一部の熱心な読者であれば、薄々アブないというのは、感づいておられたかもしれません。更新頻度を落としていた(先月は予定外だったけど)のも、その布石であり、半年以上前から、この区切りに何かしらの行動(決断)をしようと思っていました。結果として、“閉鎖”では無く、“無期限休眠”を選びました。

 ということで、4月12日に解除する可能性もあれば、永遠に再開しないかもしれません。それなら、何も言わなくても一緒だろ!とも思いますが。ただ、毎回ご覧頂いている読者の方々には、それなりにご案内しないとと思いましたので、ご報告いたします。

 「ブログはブロガーなり」ですので、souryuusei としての活動も減らします。たまに、コメントやはてなブックマークなどで、気まぐれで現れることがあるかとは思いますが、基本的にはほとんど出てこないでしょう(はじめま略さん状態というと一番分かりやすいかな)。

 ブログの記事表示、コメント、TB欄の開示については、現状のままにいたします。更新をやめても Web 上から離れるわけでは無いので、管理は出来る状態にしておきます。ただし、原則現れることはしませんので、コメントを頂いてもお返事はないものと思ってください(いわゆる放置状態)。ただし、スパムや嫌なコメント、TB は消す可能性がありますが……


 てなことで、残ってる草稿中記事を何とかしたいので、明日より毎日更新目指します。

souryuusei

■2007年3月アーカイブ

2007å¹´03月31æ—¥ | ç›®æ¬¡
■2007年3月アーカイブ

2007年2月← / →2007年4月

★★★★☆ どれだけいいリンク集を作っても元記事が消えてしまっては元も子もない 2007.03.28
★★★☆☆ オレが SBM を躊躇(ちゅうちょ)する時を考える 2007.03.20
★★☆☆☆ goo ブログトップページから goo ブログセレクションのバナーリンク消える 2007.03.12
★★★☆☆ 驚愕!?はまちおじさん 2007.03.10
★★★★☆ 匿名ダイアリーにおける同一人物特定の不確かさについて 2007.03.04




[参考] オレの記事おすすめ度を5段階にしました。

★☆☆☆☆ …たまにツボにハマルかも。
★★☆☆☆ …マニアックにはウケるよ。
★★★☆☆ …おすすめ!
★★★★☆ …超おすすめ!!
★★★★★ …まずは読んで見て!!

どれだけいいリンク集を作っても元記事が消えてしまっては元も子もない

2007å¹´03月28æ—¥ | æƒ³ã£ãŸäº‹ã€æ„Ÿã˜ãŸäº‹
 どうやったらいいデータベースリンク集が出来るのだろうかと、あれこれと考えていた。その中で参考となるのが先人達。つまり個人ニュースサイター。

 でも、昔ながらの個人ニュースサイトじゃなくて、はてなブックマークなどの SBS(ソーシャルブックマークサービス)で参考となりそうなのは無いかと探していた。そこから辿り着いたのが
・はてなブックマーク - Web街道を逝く
 ご存知のとおり 『ぁゃιぃ(*゜ー゜)NEWS』のセミマルさんのブックマーク。そこにあった[★殿堂入り]タグを見てみる。
「:DOUBT:: 面白いブログの作り方 」
がクリップされているが、既に元記事が消えている。まだ昨年(2006年)の5月の記事なのに。とりあえず はてなブックマーク - :DOUBT:: 面白いブログの作り方 から遺跡を巡る。そこで、自分の分家で取り上げているのを知る。そこから自分の非公開データベース(ブログ形態のリンク集)で内容を確認。断片を読んでみて、これは残しておきたいと思いキャッシュを漁る。

 何とか google で見つける。それが
・:DOUBT: (しかし、これも記事をアップした今では消えている)
 ふー、と一安心してローカルに保存した。

 さらにセミマルさんのブックマークから漁る。Kourick SuBlog - ここはウェブ、わたしはノードに目が留まる。こちらも老舗個人ニュースサイターで『小生にうず』の香陸さんのブログだ。さらにそのはてブ一覧から、『Kourick SuBlog - 鞄のなかを、机のなかを』へ。

 そこからさらに、リンクされている『駄文にゅうす』へ。『駄文にゅうす:■ サイトが更新停止する日 ~最後は…どうか、幸せな記憶を。~ 』に行くと珠玉のリンク集が見つかった。

 しかし、そこにリンクされている記事をクリックしていくと……

 既に無くなっている記事がいくつかある。

 『駄文にゅうす』は、個人ニュースサイトの中でも、少し異色な存在で、そのまとめ方と独特な取り上げ方が素晴らしくて、データベースとして活用できる数少ない個人ニュースサイト。そのリンク集でさえ、元記事が無くなってしまうと、ストックとしての価値が一気に下がってしまう。あれだけいいまとめをしてあるのに、リンク先の元記事が消えてしまい読めないなんて、すごく勿体ない。

 やはりリンク集という形では、まともなデータベースには成らないのだろうか?

 そう考えると、SBM(ソーシャルブックマーク) なんてフローとしての価値しかないってことになるね。キャッシュとか『ウェブ魚拓』みたいなもので、消えない状態に保存してからリンク集を作らないといけないのかなぁー

[関連]
・煩悩是道場 - はてなブックマークとは何であるのか
#いやー、恐ろしい。ほぼ同じ時にほぼ同じ内容書いてるよ。読んでびっくりした。
・よく考えてブックマークしよう:メモランダム
・『斬(ざん)』:はてブがフローからストックに変わる方法

追記(2007.04.09)
・関連にリンクを一つ追加

オレが SBM を躊躇(ちゅうちょ)する時を考える

2007å¹´03月20æ—¥ | ãƒ–ログの話
■説明セリフ在庫処分 - 一番最初にブックマークする人の心理について

 からの触発。オレがソーシャルブックマークをする場合(公開が前提)において、ブックマークするのをためらう時というのを考えてみた。

・セルクマ(セルフブックマーク:自分の記事にブックマークする)
・1get (一番最初にブックマークする)
・ブックマーク常連人気ブロガー(サイト)の記事(GIGAZINE、アルファーなんちゃらと呼ばれてる方々など)
・エロ(アダルト含)系、グロ系、アイドル系のネタ
・著作権侵害ネタ(Youtubeやコラージュなど)
・電波な方の記事
・喧嘩売ってる系の記事
・プライベート関連モノ
・ストッパーになりそうなブックマーク
・時間帯が悪い

(気が付いたら随時追加予定)


以下、それぞれ詳しく。

◆セルクマ
 ・ほとんどしない。しても基本的には、ブクマに対するお返事が主で、後で消すことがほとんど。理由は公開でする必要性をあまり感じないから。

◆1get
 ・触発元の記事では、
誰もブックマークしてないエントリにある敷居の高さって、後々にブックマークしてるのが自分だけだったりして「ブックマしてんの俺だけかよ!もしかしてズレてる?はずかしぃー」みたいなそんなリスクがあったりするわけですよ。
説明セリフ在庫処分 - 一番最初にブックマークする人の心理について
 と、書かれているが、むしろ、オレは自分しかブックマークしない記事をブックマークするほうがいいとさえ思う。これは、ブロガー(ブックマークされる)側からの考えだけど、たとえ一人だけであったとしても、心を動かした証が残るのなら、そちらのほうが断然いいと思うからです。その 1User はもしかしたら、その相手からとても印象に残るブックマーカーになるかもしれません。そう考えれば、自分しかブックマークしていないことなど、恥ずかしくない。むしろ、誇れるくらいだ。
 
 なぜ、こうも同調圧力というか、自分の意思が無いんだろうか?人は人、己は己で何が悪いのかさっぱりわからない。

◆ブックマーク常連人気ブログ(サイト)の記事
 ・実はこれが一番ためらう。ソーシャルブックマークをある程度していると、おおよそ、この記事はかなりブックマークされるだろうな、ということが分かるときがある。それの 1get 出来る状況の時などは、必ず避けます。それはなぜかといえば、自分が付けるのは、たまたま他者より早かっただけに過ぎないから。そーゆーのは、非公開でひっそりとリンク集に加えます。むしろ、無名でもいい記事なら、率先して 1get したい。だって、多くのユーザー数を獲得できるのが分かってる記事など、わざわざソーシャルでブックマークしたって価値が無い。ただし、個人的にお気に入りなブログの場合、例外はあるけど。

◆エロ(アダルト含)系、グロ系、アイドル系のネタ
 ・ほとんど、非公開のリンク集でもこれはしないんだけど、きわどい場合は、公開でするのは避ける。きわどいの基準は、かなり偏っているので、人によっては、何で?というのもかなりありそう。

◆著作権侵害ネタ(Youtubeやコラージュなど)
 ・これも、直リンクは極力避ける。とあるサイトなので紹介してる場合は、そのサイトにリンクする形にしてる。今のところ、グレーなモノは間接的なブックマークしかできないなぁー

◆電波な人の記事
 ・これは、なぜかといえば、絡まれる可能性(危険性)があるから。これって結構面倒なことになりやすいんですよね。だから基本的に公開ではしない。「君子危うきに近寄らず」です。要らんことで、時間を奪われるのは回避したい。

◆喧嘩売ってる系の記事
 ・同上、同内容。

◆プライベート関連モノ
 ・これは、仕方ない。個人情報漏洩は避けたいですから、極力しない。

◆ストッパーになりそうなブックマーク
 ・裏の大本命が実は、この手のブックマーク。多数のユーザー数を獲得してる記事で、ブックマークがまだ続いてる流れの中で、ブックマークしたのに自分で打ち止めしちゃって、後が続かない場合。いわゆるブックマークストッパー。これって、なんだか、オレがブックマークしたから、もう止めようって思われたんじゃないかと、要らんことを考えてしまうときがあります。そして、ブックマーク先の方に非常に申し訳なくなります。だからオレの場合は最初よりも最後のほうがはずかしいですね(流れではないブックマークの場合は除く)。

◆時間帯が悪い
 ・真夜中だったり、朝早くだったりのブックマークはあまり出来ない。おまえいつまで起きてんだよ!って思われたり、早起きしすぎだろ!って思われるのはイヤなんですよね。あと、日中の場合、仕事中にサボってんじゃないよ!ってのもね。ちゅーか、SBM でもっとも、イヤなのが、ブックマークしたときが分かってしまうというのなんですよね。「その時、おまえはそこでブックマークしてただろ」ってのが、第三者に分かってしまうことって、凄く怖いと思う時があるのです。だから、ブックマークする時間帯はわりと意識している。だから、時間の分からないリンク集にして一括更新するほうが、気が楽なんだよね。別ブログで、最初に今日の行動を書いたりするのも、その影響からってのもあるかな。割り切るためにね。



[関連]
・忘却防止。 - ブックマークをためらう5つのシチュエーション

[TB:説明セリフ在庫処分 - 一番最初にブックマークする人の心理について]

goo ブログトップページから goo ブログセレクションのバナーリンク消える

2007å¹´03月12æ—¥ | ã¼ã‚„き
■goo ブログセレクション

 ちゅーことで、gooブログのトップページリニューアルに伴い、以前トップページにあった goo ブログセレクションのリンクバナーが無くなりました。そして、新しくできた各タブ(特に[使い方])の各ページからもリンクが無くなりましたね(あったら教えてほしい)。相変わらず、こそっとやるのが好きなサービスだこと。

 なぜに、役目を終えたとか企画として続けられなくなったというアナウンスをしないで、サクっとやっちゃうかなぁ。うまいこと都合のいい文面考えればいいのに。目立たないところに一文添えればいいだけじゃん。こそこそするから信用失うんだよ?分かってる人は分かるんだからさ。

 「消す」(リンクによる繋がりを無くす)と「終わらせる」は、違うんだよね。消すというのは、無かったことにするということなんだよなぁー それは無責任という判断をされるのですよ。諸問題が解決していないという大人の事情があるのは分かっているのですから、大人な対応をすればいいだけじゃないでしょうか?このまま「消す」という処理で終わらせたのなら、投票したブロガーと選ばれたブロガーとの約束を反故にしたということになるのですからね。隠ぺい体質は改善してください。

[参考]
 ■EKKEN♂」:gooブログセレクションって、終わったの?
 ■『斬(ざん)』:goo ブログセレクションの功罪
 ■BLOG STATION:goo ブログ セレクションを振り返る

 参考リンク先の記事やコメントなどで、goo ブログユーザーから、終了宣言なりをしてほしいと要望があります。やはり、それらに対してスルー力を最大限発揮することしかできないのだろうか?

 goo ブログスタッフの誠意ある対応を望みます。

[TB:gooブログ スタッフブログ ブログトップページのリニューアル]

驚愕!?はまちおじさん

2007å¹´03月10æ—¥ | ãƒã‚¿
 「ひゃー、お腹いっぱい。最後に好きなの1皿だけ選んで食べようっと!」
 回転寿司で、最後の一品をどれにしようかと至福のひと時を過ごしていた。
 「最後ははまちにでもしよっかな」
 と思ってたところに、その男は現れた。

 年のころは50代か、奥さんらしい女性と一緒だった。オレはカウンターに座っていたのだが、その夫婦(ということにしておく)は、同じカウンターの丁度上流(寿司が流れ出てくるところを源流とする)に当たる部分に腰をかけた。

 回転寿司というのは、おおよそ同じネタが数皿続くようになっている。マグロならマグロが、イクラならイクラといった具合に。でも、たまたま、ネタ切れというか食べつくされていて、ネタが一周しても無い場合がある。もしくは、干からびて年季の入った誰も手をつけなさそうなモノが回っている状況であったりする。そんなときにリクエストすると、握りたてをリクエスト皿に載せて回すと共に、同じネタをまとめて数皿分作って一般にも流すことが多い。オレが最後に待っていたはまちは、丁度そんなリクエスト前に近い状況だった。

 話をその夫婦に戻す。おっちゃんは、しばらく回転するネタを眺めていたが、なかなか皿を取らない。丁度上流に居るので、否が応でも目に付いてしまう。

 なかなかはまちが回ってこなくて痺れを切らしかけたオレは、リクエストではまちを頼もうかと思った。けれど、それほどはまちにこだわっていた訳でもないので、他のネタを見ながらもうしばらく別に何か良いネタが来ないか、待ってみようかと思っていた。

 そしたら、痺れを切らしたのは、おっちゃんのほうだった。いきなりリクエストで「はまち2つ」である。

 そのリクエスト皿が回ってくると、それに伴って、すこし後にはまちが数皿流れてきた。丁度上流部は向かい側の前を通って、折り返してくるので、何が来るのかよくわかる。

 おお、これはいい。新鮮なはまちが来そうだ!と待ち構えていたら、他にもはまち待ちが結構居たらしく、6皿近くあったはまちは、1皿減り、また1皿減りとなった。しかし、折り返してくれば来るのだから、数あるはまちから選り好みする楽しみは減っても、握りたてはまちには、ありつけるだろうと思っていた。

 そこへ、例のおっちゃん夫婦である。さっき2皿リクエストしたにも関わらず、おっちゃんが2皿取った。さらに連れの女性も1皿取った。そのおっちゃん一人でそれを全て食べた。6貫全て。オレのところには、それまで上流で消費されたようで1皿も届かないではないか。

 何てことだ!今更「はまち1つ」とはリクエストしにくい。すでに合計8皿分さっき作ったばっかりだ。流石に握る側も「またはまちか!さっき流したばかりだろう!」とリクエストした者を、心の中で恨むに違いない。そんな状況で、とても頼む勇気など無い。

 仕方なく別の皿を物色し、無難に握りたてと思しきエビが数皿流れてきたので、その中から1皿取って食べていた。

 そしたら、横から「はまち2つ!」とリクエストする声が聞こえるではないか!

 誰だ?

 それは直ぐに分かった。聞き覚えのあるさっき聞いたばかりの声だ。そうあのおっちゃんがまたはまちを頼んでいる。信じられない!

 オレが食べ終えて一服していると、はまちがリクエスト皿で2皿、向かい側から通り過ぎて行く。その後に、やっぱりはまちが数皿続くが今度は少な目の4皿である。

 おっちゃんは、リクエスト皿を取り、連れの女性が、また1皿とった。

 もうはまちを美味しく食べる余裕が無いオレの目の前に、無情にもはまちが流れてくる。それを恨めしく目で追い、通り過ぎた後、おっちゃんの方に目をやった。おっちゃんの席に積まれた皿は、合計8皿。結局、はまちしか食べてない。

 回転寿司にきて、一品のみを食べに来るってどんな客だよ?

 と、思いながらオレはその場を後にした。

匿名ダイアリーにおける同一人物特定の不確かさについて

2007å¹´03月04æ—¥ | ãƒ–ログの話
■顕名・実名の人の言及に対して匿名の人が「失礼」というのは成立するのか? : ARTIFACT ―人工事実―

 を読んで、思ったこと。
 『Life is beautiful: その「頭がいい人は成功して当然」という発想が甘すぎる』(以下:件の記事と略す)のコメント欄に「元記事の作者」さんが、現れたのですが、このコメンテーターが本当に元記事の作者かどうかというのが、とても気になりました。件の記事のはてなブックマークでも
はてなブックマーク - おちゃめクールの周回遅れはてブ / 2007年02月26日
本物だとして、
 と、そのことに触れているのは、知る限り一件だけです。なんだか、多くの方は素直に受け入れているようで、それがちょっと恐く感じました。

 たぶん、件の記事のコメント欄へ書き込んだ「元記事の作者」さんが『頭のいい人が成功できるかどうかの境目』を書いた作者と別人とはオレにも思えないのですが、残念ながら確証というか、担保するものが見当たりません。

 もちろん、コメント欄に書き込むこと自体、そこに書かれているハンドルネームが、実名や顕名でネット上に居場所を持っている同一の本人かどうかというのは、URL やメールアドレスを入れたところで疑わしいのですが。
参照:ekken♂ : そもそも他人のブログのコメント欄では誰もが「匿名」かもしれない(検索元:ekken♂ 「コメント」ブログ内)

 しかし、実名や顕名でネット上に居場所を持っているのならば、最悪の場合、問い合わせることで、ある程度確認を取ることは出来ます(もちろん、嘘を付かれてしまう場合もあるので確実とは言えませんが)。しかし、匿名ダイアリーで書いた場合は、その特定がさらに困難となります。実際、件の記事のコメント欄に複数の「元記事の作者」さんが出現した場合、どうなるでしょうか?

 もちろんブログ主が、個々のコメントの IP アドレスを調べて、同一人物かどうかをある程度特定することは出来る(IP も一度回線を切って、また入りなおせば変わってしまうので、これも確証は出来ないでしょう。)かもしれませんが、第三者には、ブログ主が開示しない限り分りません。やはり、個人として向き合うのなら、コメント欄でやりとりするのではなく、自分の居場所を作って、トラックバックなどで行い、そのやりとりを当事者間で認識できる状況を作るほうが、双方及び閲覧者にとって、発言者の特定や確証がえやすいです。匿名者には、そういった配慮が必要になるのではないかと思います。

 特に今回のような揉め事になった場合は、他の人も色々と書き込んできます。悪意あるコメントが書かれる可能性も高くなります。成りすましが出現することも十分ありえます。ですので、最初は匿名であっても、個人として対応するのなら、その時点で、個人の同一性を保証する必要があるのではないでしょうか?

 件の記事のコメント欄には、「元記事の作者」という名の書き込みが複数ありますが、それが全て同じ人物かどうかというのが、すごく気になりました(なぜか一つだけ、リンク先がメールアドレスになっているのがまた謎を深める)。

 個人的には、匿名の場で書いたのなら、言及されたからといって個人として書き込むのは、ちょっとおかしいと感じました。匿名でも個は確かに存在するとは思いますが、そもそも多数のユーザーが匿名で書き込む場を利用しているのに、そこで個を持ち出すのはルールとして成り立たないのではないかと思います。もちろん、何をもってルールとするかは、難しいのですが、同じ土俵では無いという事でしょうかね、顕名と匿名では。

 なぜなら、最低限同一者の書き込みであることが保証できない限り、対話型の議論は出来ないでしょうからね(今回のは議論というよりクレームですけど)。

 もし、匿名ダイアラーが個を持ち出すのなら、2ちゃんねるのトリップのような個を特定できる機能が必要になってくるのではないでしょうか?

 ただ、それはそれで匿名性が保持できなくなるという、匿名ダイアリーの存在理由との根本的問題をはらんでいるのですが、匿名ダイアリー内での個の特定というのは、今後議論の余地があるのではないかと思います。


[関連]
・Latest topics > 匿名で書いておいて自己弁護する人 - outsider reflex