アサリの黄色い炊き込みご飯(ターメリックご飯)
パエリアほど魚介類を沢山入れないまでも、アサリだけでも美味しい出汁が効いて、かなり満足できる炊き込みご飯になります。先日、娘からクルクミンのカプセルで炊く黄色いご飯の作り方を聞いてきたので、早速レシピを掲げることにしました。
以前も紹介しましたが、栄養補助のためのビタミンなどと一緒に注文して取り寄せたターメリックのカプセルを使います(参照)。発色がよく、使用する量もほんのわずかなので何かと重宝しています。
炊き込みご飯に貝類や蛸や烏賊などのを加えて炊き込む時は、最初から入れて炊き込むと、水分を取られて小さく縮んでしまいます。かといって貝の出汁は美味しいので、この旨味はご飯に反映させたいものです。ですから、ここで一手間かけます。米と具材の炊き込み時間に、時間差を作ります。早速、その方法です。
アサリは薄い食塩水で砂を吐かせます。ボールにアサリと食塩水を入れたら、広告の紙などで軽くふたをして暗くします。暗い方が安心するのか、よく砂を吐きます。次に、アサリを手でこすり合わせながら流水で洗い流し、表面を綺麗に洗います。ふたのできる鍋にアサリを移し、白ワインとバターを加えて蓋をし、中火で加熱します。アサリが全て開いたら器に移します(開かないのは死亡しているので廃棄します)。ここで、スプーンなどを使って身を取り出し、殻と別々にして、スープは炊き込むご飯の水分量になるように水を足して炊き込みます。これでアサリの甘味を一緒に炊き込むことができます。
また、剥き身とその他の具を加えるタイミングは、炊飯器なら、激しく蒸気が出て静まり始める頃にご飯の上に乗せ、引き続き炊きます。鍋でご飯を炊く場合は、沸騰してから火を弱める時にご飯の上に乗せて炊きます。
今日は、炊き込むといってもバターで炒めてからスープを入れるという方法です。この方法だと仕上がりがべたつかないのです。ぽろぽろしたタイ米のような感じにできるのです。炒める前に洗米しませんから、後で加える水はやや多めにします。
ちょっとしたことですが、具の貝などは、冷めても縮んで硬くなることもありません。是非お試しを。
☆参考料理:バレンシアライス風黄色い炊き込みご飯☞レシピ
☆➠お弁当に
材料
- アサリ・・400g
- 米・・2.5合
- 水・・600ccになるようにアサリの出汁も足す。(30%強お多めにする)
- パプリカ・・1/3個
- インゲン・・60g
- ターメリックパウダー・・1/4カプセル分
- ※通常のターメリックは小さじ1
- バター・・20g
- 白ワイン・・50cc
- にんにく・1片
- 塩・・適宜
作り方
- アサリはボールで薄い塩水をひたひたに被るくらいにして、広告の紙などを軽く乗せて塩を吐かせる。
- 1のアサリを手でこすり合わせながら流水で洗い流す。
- 鍋に2のアサリと白ワイン、バター、にんにくスライスを一緒に入れて蓋をし、中火で蒸す。
- アサリが開いたら容器に移し、殻から身を出し、スープは炊き込む水に足す。
- インゲンとパプリカを1cmほどの粗いみじん切りする。
- フライパンでバターを溶かして米とターメリックを一緒に、米が透き通るまで炒める。
- アサリの蒸し汁と水を足して分量の600ccにし、一気に6に加え手蓋をする。
- 蒸気が激しく出てきたら、パプリカ、インゲン、アサリのご飯に乗せて蓋をし、弱火で10分炊く。
- 火を止めてから10分蒸らしたら出来上がり♪
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