すっかり小さくなったレジ―・ジャクソンがもぞもぞ言っていたのが「発表」だったわけだ。
得票結果

AL-MVP




投票は1位票から10位票までポイントを振り分けるので、1~3位票が0でもポイントは入る。大谷は2021年に次いで2度目の満票でのMVPだが、rWARもfWARも得票2位のコーリー・シーガーや、3位のマーカス・シミエンと大差がついている。
前回の2021年のMVPの時は、rWARでは大谷8.9に対し、2位のゲレーロJr6.7だったから、その時より大きな差だったと言える。

メディアは事前に、大谷のMVPが危ういような「煽り記事」をいくつも書いていたが、WARの数字を見る限りは、大谷以外の選手が選ばれる余地はなかったと言える。

シーガー、シミエンと2人が2位、3位に入ったレンジャーズは順当にワールドチャンピオンになっている。

ナショナル・リーグの投票結果

NL-MVP


WARの数字でいえば、ドジャースのベッツとブレーブスのアクーニャJr.が並んでいたが、投票は満票でアクーニャJr.。何といっても41本塁打73盗塁と言う派手な数字が効いたのだろう。

投票上位にはブレーブスが2人、ドジャースが2人いる。強いチームにMVP候補がたくさんいるのは当然の話ではあろう。

MLBには「WARの申し子」と言うべき選手がいると思う。少し前のトラウトがそうだし、今はシミエン、ベッツ。彼らはタイトルは取らないが、常にWARでは上位にいる。
出塁率が高く、本塁打、盗塁が多くて、守備も良い。こういう選手をMLBが求めているのだろう。


私のサイトにお越しいただき、ありがとうございます。ぜひコメントもお寄せください!

好評発売中!



2021年山本由伸、全登板成績【投手五冠にリーグ優勝に金メダル】

NOWAR