値上げもやむなしか・・・・文庫本
★文庫本、30年で6割値上げ 本離れに拍車 文字大きくページ増/紙代高騰
(1/8(日) 13:15配信・北海道新聞)
印刷用紙の高騰などで年々値上がりする文庫本。1冊千円超えも登場している
安価で手軽さが魅力の文庫本の値上がりが、読書家や書店を悩ませている。ページ数の増加などの
影響に最近の紙代高騰が加わり、平均価格はこの30年で6割近く上昇し、1冊千円以上の本も珍しく
ない。
家庭の書籍購入額も低迷したままで、書店関係者は「紙の本離れがますます進む」と危惧する。
「好きな作家を応援する意味でも新刊を買うが、値段を見て『意外と高い』と思うこともある」。小説など
を毎月10冊ほど読む札幌市東区の男性(30)は苦笑する。
書店では特に海外の小説や学術系で千円超えの文庫本が目につく。出版科学研究所(東京)による
と、2021年の新刊文庫本の平均価格は732円。1991年の467円から57%上昇した。30年のうちに税
率が3%から10%に上がった消費税を加味すると、67%高くなった計算で、値上がりは現在も続いて
いるとみられる。
上昇傾向の背景には初版部数の減少や、高齢化で文字を大きくしたため1冊のページ数が増えたこ
とに加え、印刷用紙の値上がりがある。同研究所の久保雅暖(まさはる)主任研究員(41)は「ロシア
のウクライナ侵攻で燃油価格が高騰し、(紙は)昨年も値上がりした」と話す。
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「つぶやき」は身に染みて感じる記事ですね・・・・確かにここ2~3年文庫本の値上げは顕著ですね
本屋さんの平積の文庫本を見ると1000円超も有りますね、昔からハヤカワ文庫なんかには1000
円超も有りましたが、ページ数も多く、海外からの翻訳文庫程度だったように思いますがね、昨今の
文庫本を見ると文字が大きくてページ数はあまりない文庫本でも300頁で800円以上はしますね、
暫く待ってブックオフや古本屋で購入したいと思うのも当たり前でしょうね・・・・・マッタク
「つぶやき」は1月4日発売の文庫本を購入したんですが334頁で400字詰め原稿用紙220枚程度
それで 770円+税=847円でした。その前の連作本の価格の同じような物でしたが、正直それが
やっつけ仕事と言えば申し訳ないんですが面白くなかったんですよ、2-3日面白く楽しく過ごせた
のなら800円でもいいんですがね。「姫」様曰く・・・・読んですぐに古本屋に持っていけば半値位で
は買ってくれるかも・・・て言ってましたね、これが正解かも・・・・ホント
しかし材木が高くなり紙が高くなり、印刷インクが高くなり、人件費も上げなければならないし止む
をえない価格上昇と言えるかもしれませんね、本が高くなり、売れなくなりそれでなくても大きく減
少してきている本屋さんが減ってくるのが困ります・・・・・マッタク