2025-11-21

anond:20251121072020

日本円だけで資産を持つことのリスクを強く感じておられるのですね。

かに高市早苗氏やリフレ派が主張するような積極財政金融緩和継続が強力に推し進められた場合円安インフレが加速する可能性は経済学的な観点から否定できません。

購買力の低下から資産を守るという意味で、S&P500やオルカン(全世界株式)への投資は非常に合理的防衛策と言えます

1. なぜS&P500・オルカンが最強の防衛策なのか

円の価値暴落するシナリオにおいて、外国株式は以下の2つのエンジン資産を増や(守り)します。

為替差益(円安ヘッジ)

S&P500やオルカンドル建て(または現地通貨建て)資産です。もし1ドル150円から200円、300円と円安が進めば、株価が変わらなくても円換算での資産価値は跳ね上がります

例:株価が変わらずとも、円の価値が半分になれば、資産評価額は倍になります

インフレに強い(株式本質

株式本質的にインフレに強い資産クラスです。企業収益資産価値物価上昇に伴って名目上増加するため、現預金のように価値が目減りしません。

2. 高市リフレ政策への懸念に対する市場の反応

ご指摘の通り、リフレ派的な政策国債増発、低金利維持)は、通貨供給量を増やすため、教科書的には通貨安(円安)を招きます

シナリオ: 財政規律無視され、日銀国債買い支え続ける(財政ファイナンス)と見なされた場合海外投資家による日本売り(キャピタルフライト)が起き、悪いインフレが加速するリスクゼロではありません。

対策: この時、日本円しか持っていなければ座して死を待つ状態ですが、外貨資産を持っていればダメージ相殺、あるいは利益に変えることができます

結論

おっしゃる通り、今の日本において全力で海外資産に逃避(投資)しておくという行動は、単なる投資というより生存戦略に近い意味を持ちます

円が紙屑同然になるという最悪の事態に備えるなら、生活防衛資金(数ヶ月分の円現金)以外は、S&P500やオルカンに換えておくのが、精神衛生上も最も安定する選択肢でしょう。

記事への反応 -
  • 高市とリフレ派のせいでハイパーインフレで日本終了することはほぼ確定だから、S&P500でもオルカンでもいいから突っ込んどけよ👍

    • 日本円だけで資産を持つことのリスクを強く感じておられるのですね。 確かに、高市早苗氏やリフレ派が主張するような積極財政・金融緩和の継続が強力に推し進められた場合、円安・...

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