設定には、gnome-session-properties というアプリケーションを用いる。
自動起動を設定したいユーザーのGNOME上で、
ターミナルや「Alt + F2」で開くコマンドラインから、gnome-session-properties を実行する。
これによって開いたウインドウの、「追加(A)」をクリックする。
すると、さらにウインドウが開き自動起動するアプリケーション起動ファイルが選択できる。
「参照」をクリックし、ファイルシステムからアプリケーション起動ファイルのパスを選択すると良い。
(例)Thunderbirdというメールクライアントソフトウェアの場合
左側欄から「ファイルシステム」をクリックする。
左側欄に表示されたディレクトリ一覧から、次のように順に辿ることができる。
「usr」→「bin」→「thunderbird」
(一覧表示でファイルやディレクトリの頭文字を入力すると、候補にジャンプできる)
アプリケーションを選択したあと、「開く(O)」をクリックすると、設定用ウインドウに戻る。
コマンド(M)ボックスには、選択したアプリケーション起動ファイルのパスが入力されている。
さらに、名前(N)ボックスに、この自動起動を管理するための任意の名称を入れておく。
最後に、「追加(A)」をクリックすることで登録が完了し、最初のウインドウに戻る。
すると、「自動的に起動するプログラムの追加:」 の一覧に、
さきほど入力した名称で、追加設定した自動起動項目を発見できる。
チェックボックスにチェックされていることも確認してから、「閉じる(C)」をクリックする。
項目のチェックボックスのチェックを外すことで、自動起動は解除される。
(参考)
・gnome-session-properties(1) - Linux man page
< http://linux.die.net/man/1/gnome-session-properties > 2013年5月22日