Raspberry Pi 5に、Raspberry Pi OS Lite (bookworm)をベースとしてMATEデスクトップ環境をインストールして使用している。
この環境でRDPによるリモートデスクトップにアクセスできるようにした。 これにより、Raspberry PiなどのLinux環境から、例えば、Windowsリモートデスクトップにログインできる。
他にも色々とリモートデスクトップ用のアプリケーションはあるのだろうと思うが、今回の方法では、シンプルにLinuxコマンドラインから接続先情報を入力してリモートデスクトップ枠を開き操作することができる。
◯ まず、RDPによるリモートデスクトップを使うためのパッケージを導入した。
# apt install freerdp2-x11
以下の追加パッケージがインストールされます:
libfreerdp-client2-2 libfreerdp2-2 libwinpr2-2
以下のパッケージが新たにインストールされます:
freerdp2-x11 libfreerdp-client2-2 libfreerdp2-2 libwinpr2-2
アップグレード: 0 個、新規インストール: 4 個、削除: 0 個、保留: 2 個。
1,150 kB のアーカイブを取得する必要があります。
この操作後に追加で 4,805 kB のディスク容量が消費されます。
続行しますか? [Y/n] y
.../libwinpr2-2_2.10.0+dfsg1-1_arm64.deb を展開する準備をしています ...
libwinpr2-2:arm64 (2.10.0+dfsg1-1) を展開しています...
以前に未選択のパッケージ libfreerdp2-2:arm64 を選択しています。
.../libfreerdp2-2_2.10.0+dfsg1-1_arm64.deb を展開する準備をしています ...
libfreerdp2-2:arm64 (2.10.0+dfsg1-1) を展開しています...
以前に未選択のパッケージ libfreerdp-client2-2:arm64 を選択しています。
.../libfreerdp-client2-2_2.10.0+dfsg1-1_arm64.deb を展開する準備をしています ...
libfreerdp-client2-2:arm64 (2.10.0+dfsg1-1) を展開しています...
以前に未選択のパッケージ freerdp2-x11 を選択しています。
.../freerdp2-x11_2.10.0+dfsg1-1_arm64.deb を展開する準備をしています ...
freerdp2-x11 (2.10.0+dfsg1-1) を展開しています...
libwinpr2-2:arm64 (2.10.0+dfsg1-1) を設定しています ...
libfreerdp2-2:arm64 (2.10.0+dfsg1-1) を設定しています ...
libfreerdp-client2-2:arm64 (2.10.0+dfsg1-1) を設定しています ...
freerdp2-x11 (2.10.0+dfsg1-1) を設定しています ...
man-db (2.11.2-2) のトリガを処理しています ...
libc-bin (2.36-9+rpt2+deb12u7) のトリガを処理しています ...
◯ RDPリモートデスクトップを開いて操作する
(接続例)
$ xfreerdp -g 1300x700 -u UserName 192.168.1.11
Domain: ← 空欄のままエンター
Password: ← 指定したユーザーに対応するパスワード
ログインに成功するとリモートデスクトップ画面(今回はWindows10のリモートデスクトップ)が開き、操作ができた。
<参考>
・【Linux CentOS 7.1】Windowsリモートデスクトップに接続する
< http://akira-arets.blogspot.com/2016/11/centos7-connect-windows7-remotedesktop.html > 2024年8月2日