電話発信時に、相手先の電話番号に基づいて電話回線を自動選択することができる。
RT57iに接続できる電話回線の種類には、line(ISDN)、server(SIP SERVER)などがある。
(注意)
回線種、ルート情報、ルート適用順などを吟味し正しく用いなければ、緊急番号などへ発信できなくなってしまう。
追加する設定は、TELNETでRT57iにログインしてコマンドを入力した。
1、まず、電話番号ルーティングテーブルを作成した。
analog call route-table 1 201 301 ←テーブルを№1として作成し、以下で設定するルート情報番号をつかって定義(ルート設定の順序に注意)
analog call route 201 070* line ←ルート情報を№201として定義(070で始まる番号はlineへ流れる)
analog call route 301 * server=1 ←ルート情報を№301として定義(すべての番号はsip server1へ流れる)
2、作成したルーティングテーブルを有効化した。
analog extension dial prefix routing route-table=1 server=1
このように設定すると、電話発信時に先ずルーティングテーブル1が参照され相手先番号に基づいて回線が選択される。
いずれにも該当しない電話番号については、設定の通りsip server1が選択される。
(参考)
23.3.7 TEL ポートにおける特定のプレフィックスによる発呼経路選択の設定
< http://www.rtpro.yamaha.co.jp/RT/manual/nvr500/voip/analog_extension_dial_prefix.html > 2012年7月9日