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Weekend In 心は L.A.

音楽と楽器、そして海外に

 

混沌の Hanoi 旅行記(16)大笑い、、、だけど胸いっぱいのハノイ

ホテルの立地選択については、
混沌の Hanoi 旅行記(12)これ1枚でわかる、ハノイ中心部マップ
で書いたので、ホテル選びでもう一つ注意を。

ベトナムのホテルは、窓無しの部屋があります。(日本では法律上、不可能)すごく安い部屋だな、と慌ててて予約をして窓無しの部屋に泊まらないよう気をつけてください。1日中、電気を付けないと真っ暗な部屋になります。窓付きでも十分安いですから。
今回宿泊した「Silk Queen Hotel」は7,000円/泊;朝食付き税込み。日本のビジネスホテルより1回り広く清潔でした。朝食付きで1泊1万円なら、かなり高級だと思って下さい。


My Room, Silk Queen Hotel 2017.12

今回のSilk Queen Hotelもよかったですが、ずばりお勧めの旧市街のホテルは、
①ハノイ エメラルド ウォーターズ ホテル & スパ
②ザ チー ブティック ホテル   かな。

帰国は15時40分発のフライトなので、ホテルを13時過ぎに出発することに。
最後はやはり旧市街のぶらぶら歩きだ。


Market Dong Xuan 2017.12

旧市街北にあるドンスアン市場を覗いてみる。衣料品、日用雑貨を中心に色々なものが山積みだ。お土産を買う人にはいいかな。でも確かに安いけど、茶碗1ダースとか、箸50膳とか、Tシャツ20枚とかは、いくら安くても買えないな。市内で夜店を出す人が、昼間に仕入れる場所みたいです。


Reception of Backpacker Hostels 2017.12

沢山の西洋人の若者が出入りしている、Backpacker Hostels(ゲストハウス)があった。
ふらっとロビーに入ってソファーに腰掛けあたりを見回す。
カウンターでは、バッグパックを担いだ若者がひっきりなしにチェックイン。
ごった返しているロビーの壁には大きなベトナム全図が貼ってあり、その前で男2人、女1人のグループが熱心に打ち合わせをしている。
「ホーチミンから2週間かけてハノイまで来た。いよいよカンボジア入りか。」
そんなことを話しているのかも知れないな。


French-Style Cafe 2017.12

ホアンキエム湖畔の公衆トイレの前を歩く。
2日前、海外で公衆トイレなんて珍しいと思って用をたすと、出たとたんにトイレの番人に2,000ドンを請求された。そういうことか。綺麗だったからいいけど。
あたりを見回すも、今日は番人がいないな。よしチャンスだ、用をたしていこう。
出たとたんに、番人が飛んできて再び2,000ドンを請求されたよ。(泣)
しゃくだったので、20m先の木陰からどういうことになっているのか覗いていると、番人もトイレから20m先の木陰に隠れてトイレを監視していたよ。タクー。
2,000ドンて10円だけど。


Entrance Alley of Happy House 2017.12

最後に寄るところは決めていた。
私のブログにリンクが貼ってある「ハノイの地図屋さん」。ここで配布しているハノイの手作りマップが非常に見やすくて、今回の旅で大いに利用させてもらいました。
このサイトを運営している”ざわわ嬢”は、なんとハノイでこの12月にゲストハウスをオープンしたばかり。その「Happy House」を訪ねていくと、運よく”ざわわ嬢”がお掃除の最中でした。
地図のお礼を伝えると、ベトナムが好き過ぎて、結局、ハノイで生活を初めてしまった話しをしてくれた。思わず、わかる、とうなずいてしまった。

「ハノイ、これから回るのですか?」の問に、
「実は、今日の午後のフライトで帰国なんだ。」「えっー!!」
最初に寄ればよかったか、いや、今この瞬間だから会って話が出来たに違いない。
やはり自分のやりたいことを持っている人はいいな。目がキラキラ輝いている素敵な女性でした。
写真を載せて、男性トラベラーが殺到しても困るだろうから、ざわわ嬢に書いてもらったイラスト(本人?)を載せることにします。

(Tips 16)ハノイを歩くなら、「ハノイの地図屋さん」の手作りマップとサイト情報は欠かせない。
可能ならゲストハウス「Happy House」に泊まっちゃおう。


Miss ざわわ    2017.12

最後の昼食をマイ箸で済ませ、ホテルまで旧市街をぶらぶら戻る。
空港の両替商での札束数えから始まって、5人乗りのバイクが横を追い越して行ったり、何回も前を通ったあの店では、バケツが百個以上も縦に積まれて、いつか道にぶちまかれそうだったり。
もう笑うしかないようなことが沢山あったな。

ハノイなんて全然知らない街だったのに、突然、懐かしい気持ちが胸に溢れてきた。


? ? ? 2017.12

海外を旅するといつも不思議に思うことがある。

日本にいたら、5日間なんてほんの一瞬だ。
例えば、先月第1週の月から金の5日間、何をしていた?何を考えていた?絶対に思い出せない。
それがこの5日間。どれだけの出来事があって、どれだけの人と会い、どれだけのことを考えたのか。
寂しかった時、退屈した時なんて一瞬もなかった。

子供の頃のSF漫画に、”加速装置”というのがあった。周囲が1分過ぎる間に、自分は10倍の時間を経験する装置だ。1人で海外を旅行していると、まるで自分に加速装置が付いたような気がする。
この5日間は、日本での何か月分?

昼下り、最初の夜に渡った橋を逆行し、タクシーで空港に向かう。
美しくもなんでもない風景なのに胸が少しつまる。あのタクシーの運ちゃん、どうしているかな。

空港でタクシー代を払ったら、10,000ドン札2枚だけが財布に残った。ちょうど100円。
ドンスアン市場で、お箸を買った時に少しぼられたから、ぎりぎりになったか。
いや、丁度使い切るように、わかっていてわざとぼられたっけ。

ここはハノイだもの‥‥‥‥‥‥(完)

(最後まで16話、読んで頂いた方がいたら感謝します。)

Good-Bye Ha Noi ! ! 2017.12

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Comments
 まさしく…
すごく良く分かります。
海外旅行で過ごす時間は、とても「濃い」と思います。
日本で過ごしている何倍もの濃密な?時間を過ごしているように感じます。個人で旅する時は尚更です。
日本語以外で話している時なんて、脳はフル回転!
トラブルを回避できた時の安堵感は言い表せない…
だから、やめられないのかなあ…と。
 Re: まさしく…
ぐでトムラさん、コメントありがとうございます。
ぐでトムラさんも海外旅行が好きなので、同感頂けますよね。
ツアー旅行に行かれて、疲れた、、というような感想を聞くと、
もっと別の旅もあるのにな、と思ってしまいます。
初めて行くところなら、なおさらですね。
 時間の不思議
自分は出不精なので、国内旅行でも、2日目くらいで、もう満喫した気分で、まだ何日もあるよと思ったりしますが、それでも、帰宅した途端、あっという間だった気になり、ゆっくりするには、2週間くらい旅行しないとダメかなと思ったりで、その時間の感覚が不思議です。

「ハノイの地図屋さん」は、ざわわ嬢さんのサイトを覗いてみましたが、あえて最終日に訪問されるところは、旅慣れしているAKKISHさんの面目躍如たるものを感じます。
 Re: 時間の不思議
コメントありがとうございます。
旅は非日常体験だといいますが、ただ珍しいものを見たり食べたりだけではないですね。
時間感覚の不思議とはいい言葉だと思います。

長々と続いた旅行記へのお付き合い、ありがとうございました。

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