和田さんのBlogで、コメントのお返事をいただき、「う~ん」と無い知恵絞って考えてみました。(^^;)
…考えつつ文章を書いていたら、例によって長文になってしまい、あまりの長文ぶり(?)に、システムに投稿拒否されてしまったので、こちらにエントリすることに…。
…考えつつ文章を書いていたら、例によって長文になってしまい、あまりの長文ぶり(?)に、システムに投稿拒否されてしまったので、こちらにエントリすることに…。
あらためましてこんばんは(^-^)
今まで漠然と感覚的に「是」と感じてきたことなので、折角の機会ですし、私なりにもう少し追い込んでみました。
参考資料は東京メトロの「路線・駅のご利用案内」です。
http://www.tokyometro.jp/rosen/index.html
各駅の出入り口や通路の様子など、さまざまな図が充実しています。
この資料から読み取ったところ、どうやら東京メトロは「駅から出る、駅に入る」ための場所を、それぞれ「出口」「入口」と名づけているようです。
じゃあ、この『駅』ってどこかといえば駅構内、つまり地下通路を含む空間です。自分が地下通路に立っており、前方に「出口B7・B9」という表示が見えれば、「ああ、あそこから地上(=駅の外)」に出られるのね」ということがわかります。
さて、ここで話を単純化するために、『駅(=駅構内)』を模式的に「○」で表現してみます。駅の中には電車に乗るための空間、すなわちプラットホームがありますから、内側にもうひとつ「○」を加え、同心円「◎」で駅の敷地全体を表すことにします。
内側の円の中に入るためには、切符を買って検札を受ける必要があります。この、内側の円に入るためのポイントが「改札」です。
内側の円から外側の円に出たい場合、自由に線をまたぎ超えることは出来ず、必ずこの「改札」を経由しなければなりません。ですから、内側の円に立っている人を、円の外側に誘導する場合、「内側の円の出口はこちら」という表現で、内側の円から出る事ができる場所を、指し示す必要があります。
これを実際の『駅』にあてはめますと、今まで「出口・入り口」と呼んでいたものを「駅の入口・駅の出口」とし、ホームから改札を抜けるための誘導は、「ホームの入口・ホームの出口」または「乗り場入口・乗り場出口」とすべきところです。
しかし、必ずしもプラットホームと同一平面上に「ホームの出口」があるわけではないので、電車を降りた後階段があったりしたら、「果たしてこの階段を上っていいものか?」「階段を降りていいものか?」と、ちょっぴり困ってしまいます。
例えば、駅の内側深くに居た場合に「出口ですよ」と、さらに地下にもぐってゆく下りの階段を示されたなら、感覚的に「出口=地上」ですから、余計に混乱を招くのではないでしょうか。
これが「改札はこちらですよ」と示された場合、「地下鉄の改札は地下にある」ものですから、「乗り場区域から脱出できる場所はそこなのね」と、安心してもぐっていけます。とにかく、「改札」を超えれば、次に必ず「地上への出口」が存在するのですから。
そもそも、「入口・出口」が「地上への」「駅構内から(へ)の」といった表現を省略したまま、使用されていることが、一つの問題だと思います。
従って、駅構内の「乗り場空間」との唯一のゲートである「改札」を、誘導先にすることは、かならずしも間違った表現ではないと考えた次第です。
最後に「乗り換え口」についてです。
模式的に表すと「○」の中に「8」となり、二つの円の接合部がそこにあたります。それこそ、特殊な事例ですから、ちゃんと「乗り換え専用改札」または「乗り換え口」など、「乗り場から乗り場に直接つながっている箇所である」ことを、明示・明記すべきであり、現在でも「乗り換え(連絡)改札」などといった表記がなされていると思います。
以上、長文失礼しました。(_0_)
今まで漠然と感覚的に「是」と感じてきたことなので、折角の機会ですし、私なりにもう少し追い込んでみました。
参考資料は東京メトロの「路線・駅のご利用案内」です。
http://www.tokyometro.jp/rosen/index.html
各駅の出入り口や通路の様子など、さまざまな図が充実しています。
この資料から読み取ったところ、どうやら東京メトロは「駅から出る、駅に入る」ための場所を、それぞれ「出口」「入口」と名づけているようです。
じゃあ、この『駅』ってどこかといえば駅構内、つまり地下通路を含む空間です。自分が地下通路に立っており、前方に「出口B7・B9」という表示が見えれば、「ああ、あそこから地上(=駅の外)」に出られるのね」ということがわかります。
さて、ここで話を単純化するために、『駅(=駅構内)』を模式的に「○」で表現してみます。駅の中には電車に乗るための空間、すなわちプラットホームがありますから、内側にもうひとつ「○」を加え、同心円「◎」で駅の敷地全体を表すことにします。
内側の円の中に入るためには、切符を買って検札を受ける必要があります。この、内側の円に入るためのポイントが「改札」です。
内側の円から外側の円に出たい場合、自由に線をまたぎ超えることは出来ず、必ずこの「改札」を経由しなければなりません。ですから、内側の円に立っている人を、円の外側に誘導する場合、「内側の円の出口はこちら」という表現で、内側の円から出る事ができる場所を、指し示す必要があります。
これを実際の『駅』にあてはめますと、今まで「出口・入り口」と呼んでいたものを「駅の入口・駅の出口」とし、ホームから改札を抜けるための誘導は、「ホームの入口・ホームの出口」または「乗り場入口・乗り場出口」とすべきところです。
しかし、必ずしもプラットホームと同一平面上に「ホームの出口」があるわけではないので、電車を降りた後階段があったりしたら、「果たしてこの階段を上っていいものか?」「階段を降りていいものか?」と、ちょっぴり困ってしまいます。
例えば、駅の内側深くに居た場合に「出口ですよ」と、さらに地下にもぐってゆく下りの階段を示されたなら、感覚的に「出口=地上」ですから、余計に混乱を招くのではないでしょうか。
これが「改札はこちらですよ」と示された場合、「地下鉄の改札は地下にある」ものですから、「乗り場区域から脱出できる場所はそこなのね」と、安心してもぐっていけます。とにかく、「改札」を超えれば、次に必ず「地上への出口」が存在するのですから。
そもそも、「入口・出口」が「地上への」「駅構内から(へ)の」といった表現を省略したまま、使用されていることが、一つの問題だと思います。
従って、駅構内の「乗り場空間」との唯一のゲートである「改札」を、誘導先にすることは、かならずしも間違った表現ではないと考えた次第です。
最後に「乗り換え口」についてです。
模式的に表すと「○」の中に「8」となり、二つの円の接合部がそこにあたります。それこそ、特殊な事例ですから、ちゃんと「乗り換え専用改札」または「乗り換え口」など、「乗り場から乗り場に直接つながっている箇所である」ことを、明示・明記すべきであり、現在でも「乗り換え(連絡)改札」などといった表記がなされていると思います。
以上、長文失礼しました。(_0_)
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倫敦Tubeの実例
基本的には「XX Line」と「Way Out」の表示だけで
全てをカバーしているようです。
で、「XX Line」に乗りたい、または乗り換えたい人は
その表示と路線の色を目当てに進み、
(場合によってはかなり歩かされますし、地下に潜ったり
また戻ったり、ひどいものですが)
地下鉄から降りて地上に出たい人は、ひたすら
「Way Out」を目印にずんずん進めば良い、ということです。
以上、実例でした m(_ _)m
ありがとうございます。
↑を拝読するに、
>>「改札」を超えれば、次に必ず「地上への出口」が存在する
の一文から、やまかつさんが考える「改札」は
「必ずその先に出口があるもの」
という基本認識が有るということでよろしいでしょうか。
もしそうならば、そこがたぶん私と違うのだと分かりました。
私は、「改札」は、「必ずしもその先に出口が有るとは限らない」
という基本認識が有るのです。
出口
金曜日に、横浜方面に出張に行ってきました。
予定が押しまくっていた出張のため、あまりじっくりと観察することが出来ませんでしたけれども、それでもなんとか「JR=○○口(出口)」「地下鉄(みなとみらい)=改札(Gate)」であることは確認してきました。
こちらに戻り、自宅に帰り着くまでにも電車に乗ったのですが、考え事をしていて「ころっ」と観察を忘れていたというのが、悲しいやまかつクオリティであります(^^;)
ぴこりんさん:
海外からのレポート、ありがとうございます。(_0_)
>基本的には「XX Line」と「Way Out」の表示だけ…
シンプルですねぇ…。どこから出る出口なのかわからなかったら、困ってしまいそうですねぇ。(^^;)
海外で思い出しましたが、そういえば10年ほど前、ローマの地下鉄に乗ったことがありますが、あちらも確か「USITA(出口)」だけだったような(←おぼろげ)。
和田さん:
こちらこそありがとうございました。折角の息抜きの場ですのに、議論めいた話の持っていきかたをしてしまいすみません(_0_)。
>もしそうならば、そこがたぶん私と違うのだと分かりました。
そうなんです。表記としての「改札」は、出入りする場所を示しているという解釈だったのです。何故、そう思ったか…ということは、和田さんのBlogへコメントさせていただきましたとおり、
===
学生時代は、ほぼ同じルートで数年間学校に通っていましたので、見知らぬ駅で戸惑う経験はかなり少なかったのですが、社会人になり、未知の駅で降車することが多くなりました。その際に使用する主な交通手段は地下鉄でしたから、自然に「出口=地上へ出る場所」という解釈に慣れてしまったのかもしれません。
よって「出口」と「改札の場所」とが、和田さんの感覚とは逆だったと考えられます。
===
ということに気がつきました。
「どの表記を行っている交通手段を定常的に使っているか」という事で、それぞれについての「ローカルルール」に慣れてしまう。そして、それが判断基準になっているんだなぁ…と、あらためて思った次第です。(^-^)