極細の多色ペンにおける理系的進化のひとつかなぁ…(^^;)
●三菱鉛筆 ジェットストリーム エッジ3 (限定色) ¥2,500+税
最近の筆記具は面白いものが多いですね。
消せるペン消せないペン、ともに書き味やインクの発色、線の細さ、デザインや機構に工夫を凝らしたりと、この1年ぐらいで殆どのネタが出尽くしたんじゃないかと思えるほど。
なかでもこのペンは、極細多色ペンにおける「滑らかな書き味の保証」という課題に対して、構造的解決というアプローチを取った「理詰めなペン」です。
しばらく使ってみた結果、決して全方位にバランスがとれている訳ではなく、筆記具においては、「機能・性能・使い勝手」のバランスって難しいんだなぁ…あらためて感じた次第。
…とかなんとか理屈っぽい事をエラソーに書いたその手でジェットストリーム エッジ3。←なんかこっぱずかしくなったらしい(^^;)
購入当時はノーマルカラー(黒・白・ターコイズ)に加え、限定色として、この赤黒ツートンとネイビーがラインナップされていました。
ぱっと見では黒が一番カッコよかったのですが、スカイラインRSターボっぽい(古いなぁ)赤黒ツートンをセレクト。
金文字でロゴ入れたらさぞやそれっぽかろう…。
PPのパッケージに、やたらしっかりした両面テープで、オマケの「テンプレート付き定規」がついていました(^-^)
これも期間限定っぽいです。
このパッケージにはかなりの重要事項が記載されているので、忘れっぽい方(←オレオレ)は捨てないほうがよろしいかと…。
…そういえばユニボール R:E 3 BIZの記事でも書きましたね。箱型のPPパッケージに取説を印刷するのは、三菱鉛筆さんでは流行っているのでしょうか。
生身のお姿。
独特の首軸形状からふとましい六角胴軸、しっかりした金属クリップを経由して尻のセレクターに至るフォルムが、近未来的で素敵です。フォルムを愛でるなら、やっぱ黒のほうがいいかなぁ…。(←買ってから悩む人)
まず、初めにこれだけは…というポイントが2つあります。
(ひとつめ)
芯の交換時、グリップは引き抜きます。ネジ式ではありません。
ネジ式じゃないので、捻ったら壊れるので要注意。どうも多色ペンの首軸は、くるくる回して取り外すというイメージがありますが、この子はストレートに引き抜く子なんですねぇ…あやうくお店のサンプル品を破壊してしまうところでした(^^;)。
(ふたつめ)
ハメる時は、首軸の取り付け角が決まっているので、こちらも要注意。
よくよく見ると、胴軸側に線上の突起があって、間違った角度では挿しこめなくなっています。
写真より少し浅いぐらいにハメて、首と胴を軽く密着させるように力をくわえつつ、少し首軸側を回転させつつ押し込んでゆくと、ナイスなポイントで気持ちよく挿しこむことができます。(^-^)
この首軸をハメる位置(角度)が、このペンの肝。
ネジ式にした場合、回りすぎたり回らなさすぎたりして、首軸の角度が変わってしまう可能性があるので、「位置決め」の失敗を防ぐために、差し込み式の首軸にしたんだろうなぁ…と感じました。
(続きます)
● リンク
ジェットストリーム エッジ3:公式
● Amazonへのリンク
ジェットストリームエッジ3への検索結果
● 参加中
にほんブログ村
- 関連記事
-
- パラフェルナリア PATENT 1(その1) (2014/08/20)
- ユニボール R:E 3 BIZは何処に向かう?(その1) (2021/02/26)
- orenzneroのオーナーになってみた (その1) (2017/05/08)
- Kaweco classic (万年筆・ボールペンセット) (2006/11/03)
- ラピタ限定ミニ万年筆 「WHITE」 (2008/09/07)
- つけて書くペン(2) つけペン(何故かGペン) (2022/08/27)
- rotring トリオペン (2007/02/13)
- FRIXION BALL3 WOOD (その1) (2012/06/21)
- オレンジのキャップレス(その2) (2012/03/09)
- ぺんてるCalme a.k.a ダッシュボードなペン (2023/07/09)
- BiC Permanent Marker (2005/10/02)
- Pelikan M205 デモンストレータ (2006/11/20)
- セーラー スノーホワイト (2006/05/20)
- ロットリング 500 (2007/09/08)
- オレンジ色のぼこぼこ軸プラマン (2015/07/06)