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果たして「緊急事態」「合区」が焦点なのか? 「1強」とされる高市早苗内閣で憲法改正論議が勢いを増し... 果たして「緊急事態」「合区」が焦点なのか? 「1強」とされる高市早苗内閣で憲法改正論議が勢いを増している。緊急事態条項などが議論となっているが、果たしてそれが改憲の本当の焦点なのか。自民党内からも“お試し改憲”との批判も出て、なにやらフワフワ感が否めない。政治の国民への発信は十分になされているのだろうか。(ジャーナリスト・鈴木哲夫/サンデー毎日6月7日号掲載) 憲法改正へ向けて衆院憲法審査会の議論が活発化している。しかし、その議論の中身に自民党のベテラン議員は冷ややかだ。 「永田町ではこう言われている。『お試し改憲だ』と。その通りだ。情けない」 このベテラン議員は一貫した改憲論者である。にもかかわらず、こう続ける。 「議論になっているのは、緊急事態条項、または隣接県を一つの選挙区にした合区解消だ。どうでもいい項目とは言わないが、昨年は戦後80年、そして昭和100年という大きな節目だ。世界の