YouTubeで海外のトランス男性が苦悩を語っている様子を翻訳している動画を見た。
「男として生きることは孤独だ」「道を歩いているだけでみんなそばを避けて通っていくし、友達を作るのも難しい」「みんな俺のことを悪者として見ている」「なぜ男性の自殺率が高いのかわかった」と男としての生きづらさについて語っていたのだが、コメント欄が地獄だった。
「自業自得」「本当に心が男ならそうは思わないはず」「男なら泣き言を言うな」「その発想自体が女」と動画のトランス男性を馬鹿にするコメントばかり。
個人的にはコメントもキツイけどこの動画自体もキツイ。性別移行して生きやすくなった人は取り上げずに、女→男に性別移行して辛いと言ってる人だけを取り上げて晒しあげる。何というかネトウヨ向けの日本すごーい系の動画を思い出してしまう。日本すごーい系の動画が日本人が気持ちよくなるために作られているのと同様に、トランス男性苦悩動画もシス男性が気持ちよくなるために作られている気がしてならない。
「俺達弱者男性はこんなに苦しんでいるんだ!」「女もこの苦しみを味わえ!」そういう歪んだ攻撃性を発散するためにトランス男性を利用するなよ…って思うし、苦しみを訴えるべきなのは強者男性であり社会的弱者のトランス男性ではないだろうよ。
そもそもどうしてトランス男性含めて「男も男らしさから解放されよう!生きやすい社会を目指そう!」とはならないのか不思議で仕方ない。男がそうやって男らしさに囚われて自縄自縛しているから生きづらいんじゃないの?
「男なら泣き言を言うな」とか「男なら孤独で当然」みたいに男としてのあるべき姿を勝手に作り出してるから苦しいんじゃん。男は孤独というなら男同士で支えればいいしケアし合えばいいじゃんか。
シス女性のトランス女性に対する負の感情は恐怖だったり脅威であり、社会的弱者として生まれて体格差や男女の性犯罪率の違いを経験してきたからこそのものなので理解できる面も多い。でもシス男性のトランス男性に対する負の感情は見下しだったり嘲笑だったり、ただただ社会的強者として社会的弱者を小馬鹿にして差別する〝マジョリティー仕草〟だからよりグロいと感じてしまう。
トランス男性って子供の時から「男社会」で過ごさずに成人後や歳食ってから入ってくる新参者だから男の作法が分からなくて男の友達を作るのは難しそうねと思う。 暴飲暴食や暴言や...