人道支援スタッフの犠牲者が過去最多
国連人道問題調整事務所[OCHA]は世界中で2024年に殺害された人道支援要員が281人に達し、過去最悪の死者数を記録する年になることが確定したと発表しました。このうちガザ地区を含むパレスチナで亡くなった方が大半を占めることは明らかです。【世界の人道支援スタッフの犠牲者が過去最多281人に 大半がガザ地区での犠牲者】
これまでの最高は昨2023年の280人とのことです。すなわちパレスチナ侵攻が始まった昨年もイスラエルによるパレスチナ地区での人道支援スタッフ殺害が過去最高を記録した要因であることは間違い無いでしょう。
ガザ地区では昨年10月7日以降少なくとも333人の人道支援要員が殺害され、そのうち243人がUNRWA[国連パレスチナ難民救済事業機構]の職員だったとのことです。 イスラエルはUNRWAのスタッフなど人道支援の職員を殺害する度に、その建物にハマスがいたとか、誤爆で調査中だとか発表してそのままにしてきましたが、IDF[イスラエル国防軍]はピンポイントで攻撃できる能力を誇っているのですからイスラエルの言い訳は矛盾しています。
彼らは明らかに人道支援者も標的にして殺害しているのでしょう。目的はパレスチナ人に対するジェノサイドでしょう。イスラエルのシオニスト、少なくとも現ネタニヤフ政権は、「2国家解決」する気など毛頭なく、パレスチナ人は追い出すか殺害して、ガザ地区のみならずヨルダン川西岸地区も含むパレスチナ全土を占領して乗っ取るつもりでしょう。(シオニズムは『乗っ取る』のではなく『約束の地[Promised Land]』と言って当然の権利があると主張しているところが悪質なカルトです。)
昨2023年の10月7日以来、世界中の多くの人々がイスラエルの虚構性に気付いています。「中東唯一の民主主義国家」とプロパガンダされてきましたが、現在世界で最も人種差別的なアパルトヘイト国家で、パレスチナ人を殺害してもいいと考えている連中が沢山いる残虐なカルト的国家であることに気付いています。
世界中で結束してイスラエルを非難し、一刻も早く、ジェノサイド的虐殺をやめさるべきでしょう。
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