年が明けての銀杏拾い
喜多方市豊川町の古峰神社。1月15日
銀杏(イチョウ)の大木がお見事です。
1月15日(日)に今年2回目の銀杏拾いに行きました。
昨年秋はこんな感じでした。11月6日撮影
昨年の晩秋、一番印象に残った銀杏でしたので目を付けておりました。
私は銀杏が大好きです。酒のつまみとしても一番好きだと公言しています。
以前は買った事もありましたが、ここ暫くは専ら自分で拾ってます。(私の場合「拾う」と言う表現はあまり的確ではなくて、実を拾うと同時に実から種(銀杏)を押し出して、容器に入れるので「弾き飛ばす」って感じです。しかし一応ここでは「拾う」とします。)
いつ拾うかと申しますと、この頃はいつも、年が明けてからです。数年前に銀杏拾いに行くのを先延ばししていたら、年が明けてしまいました。でもあまり雪が積っていなかったので、試しに銀杏拾いに行てみたら、結構新鮮な銀杏が大量に拾えたので、それ以来、年が明けてから拾いに行くようになりました。
年が明けてから銀杏を拾う人はほとんど見かけた事がありません。だから他の人に気兼ねなく拾えます。そして、年が明けると、あの臭い実の中から簡単に種(ぎんなん)を取り出せるのです。この頃には、何割かは、既に種が剥き出しになっています。雪に埋もれた銀杏は、乾いたり腐ったりもしません。
銀杏の実を拾うと直ぐその場で実から種を押し出して、容器(バケツなど)に弾いて入れます。勿論、あの臭い実は、一部種にへばり付いていて、そう簡単に種からきれいに取れるものではありませんから、その後も手間はかかりますが、秋に実ごと拾うよりは家に帰ってからは楽なのです。年明けの1月は寒くて手が冷たいのですが、それは防寒着と調理用の手袋でなんとかなります。
でも1月や2月に雪が大量に積ったままの年は、年が明けても銀杏拾いはできません。昨年と一昨年がまさにそんな年でした。
3年前まで大粒の良質の銀杏を大量に拾えたところは、昨年から事情があって、拾えなくなりました。
しかし、昨年の晩秋に、地域の神社巡りをしたら、銀杏の木はそこかしこにあり、拾う場所には困らないことがわかりました。・・と、言うよりも、会津の地では銀杏が有り余っていて、銀杏の争奪戦なんかないんじゃないでしょうか。誰も拾わなかった銀杏が、翌年の秋まで地面にたくさん残っていて、銀杏の枯れ葉の下の方には、炭化して黒くなった前の年の銀杏までがたまっているのです。
今年の会津地方の1月前半は、雪はあんまり降らなくて、お隣の日本海側の新潟県や山形県のように雪が大量に積もってもおりません。
だから8日と15日の日曜日に2週続けて銀杏採りに行ってきました。最初の週は南に、次の週は北に、共に家から10kmくらい離れた無人の小さな神社です。社は小さいけれど、イチョウの大木が生えています。
1月15日(日)今年2回目の銀杏拾いは喜多方市の古峰神社
境内のイチョウの木の下一面にギンナンの実が落ちています。
神社の前面のイチョウの実は、多くの種が剥き出しになっています。
種が剥き出しになっているのは、
元朝参りなどで、踏み荒らされたからかもしれません。
神社の横の碑が並んでいる所の銀杏は、まだ大部分実が残っています。
2回合わせて2,000粒以上は拾ったので、今年の分としてはもう十分かも知れません。私の家族を含め、普通の人はそんなにたくさん銀杏を食べないのです。だから毎年拾った分の過半数は私が食べています。つまり、今年、1000粒以上は自分で食べることができるのです。 でも、2月、3月に拾った銀杏も美味しく食べられるかどうかを確認したいので、2月と3月にも銀杏拾いに行ってみようかと思っています。さすがに4月以降は、殻の中味も乾燥したり腐ったりするものが増えて、食えない銀杏、不味い銀杏も増えてくる事でしょう。
会津は銀杏に関しても恵まれた環境です。
この日の収穫。銀杏約1700個
余談ですが、「銀杏」は「ぎんなん」とも読むし「イチョウ」とも読むし、
紛らわしいですね?
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