シャングリラ/Shangri-La~地球の終わり(渡辺優平)感想ネタバレ注意!面白い…デスノートの影響か?シリアスなギャグ…ジャンプNEXT!(ネクスト)2014WINTER感想10
Shangri-La(シャングリラ)~地球の終わり~(渡辺優平:わたなべゆうへい)
☆新進気鋭の鬼才が贈る、極上!密室推理サスペンス読切45ページ!!ということで、渡辺優平先生のデビュー読切です。登場人物は桜田京、上条春太、安達華、笠井彩、黒岩朋大などなど。デスノートの部屋版のような内容だと思いました。
おもしろかったところ。
好きな漫画で書かれていますが、キャラの造形やストーリーにデスノートの影響が伺えます。もしくは、バクマン。内マンガの『シンジツの教室』ぽいのかも?いつか、バクマン。で出たマンガに近いのが世の中でも出る…と思ってましたが、一番、近いかも知れません。
密室のルールの範囲を探ったり、適用例を考察する辺りが、とてもデスノート的でした。確実に意識されているだろうな…。
気になったところ
展開の都合もありますが、冒頭の「帰っちゃだめ」という発言は、不自然に密室のルールに従った感じがします。導入部分の問題ですが、なるたけ自然な方が良さそうな…。
後、登場人物全員が欲望に関して、全力で自滅しすぎというか、死ぬのが簡単すぎる…と思いました。しかし、後半は見開き芸みたいになってきて、シリアスなギャグや…と思いました。
良かったところ
え、エロ展開…と思ったら、想像の10倍超直球で良かったです。具体的に何かが行われる訳じゃあなくて、単語レベルですが…本誌じゃあ見れないセリフが…。いいのこれ?何よりも、体が動かなくなっても、根性が萎えない辺りが凄まじいモノがありました。
あと、黒岩の断末魔の解説がするどすぎるのも良かったです。…デスノートで死ぬまでの時間に、超考える人とかいたかな…?と思い出してみると、そこもデスノート的かも知れません。
その他一言感想。
- 部屋の能力は何なのか?そもそも部屋の能力は何なのか?ちーん。
- 『声優』という夢は、バクマン。を思い出させる。
- そんなトンチみたいな…。理不尽な…。
連載化されたら?
されないでしょう。もしも、されるなら、密室の空間をもっと広くして…『エニグマ』みたいなストーリーで連載されるかも知れません。しかし、面白かったです。「何ぃ!?」と何回も思ってしまいました。
ブログ村ランキングです!
応援お願いします!
にほんブログ村
↑ジャンプ感想ブログランキングもチェックできます!
スポンサーリンク
少年ジャンプNEXT! (ネクスト) 2014WINTER。
本作を読むためだけにネクストを買ってみても!(個人の感想です。個人の感想です。)
余談。
首相官邸をも巻き込んで…「日本と世界が大きく動く…」という大風呂敷が広げられたのですが、よくよく考えるとそうでもない辺りが、読んだ後にじわじわ来ました。
スポンサーリンク
読んで欲しいです!自薦記事。
この記事の前後の記事。
同じカテゴリ内の前後の記事。
そろそろ別のサイトへ→
退出口