超獣GIGA-ギガ(平野稜二)ネタバレ注意!面白い…異能設定と警察・推理マンガかな?ジャンプNEXT!(ネクスト)2014WINTER感想3
超獣GIGA-ギガ(平野稜二:ひらのりょうじ)
☆教えてくれ、キミの「個性」を―新感覚「超」警察読切45ページ!!平野稜二先生のデビュー読み切りです。プロフィール的に19歳か20歳くらいと思われ、新星という感じがします。その割に線は多いけど、描き慣れている感じがしました。
ヒロインは鈴木郁子(すずきいくこ)。主人公は千賀さん。タイトル的に鳥獣戯画が連想されますが、超獣を負う警察の物語です。
おもしろかったところ。
まさかのお色気シーンがありましたが、主人公の能力が変身とは珍しいように思えました。そして、その変身を使った後半の展開も。また、ヒロインがよく食べるというのも、楽しい部分でした。
また、人の心をめぐる部分も、読ませるモノがありました。
気になったところ
主人公のかかけている問題が、魔人探偵脳噛ネウロの怪盗Xぽいなーと。連想するのは、ネウロが有名でインパクトが強かったから…というのはありますが、オマージュでは?と思えるほどに…。
あと、推理的予想もあるのですが、「犯人はアイツだろうなぁ。」というのが初期に分かりました。ベタな展開の工夫って必要だと思いますが、どうやるのか?
仕方ないのだと思いますが、一つ前に掲載されている「ドブの吸鬼」と『吸血鬼』の題材かぶっているなーと。ある程度は、仕方がないのでしょうね。
良かったところ
普通に推理モノ的側面があったのですが、読み逃していたヒントを解説されて、気付かなったなぁ…と。どこか、相棒の杉下右京的モノを感じました。
あと、すごい怖い描写が良かったです。とにかく線が多いですが、それだけ気合の入ったシーンなんだろうな…と。ブラクラになりそうな気がします。
その他一言感想。
- 中年男性扱いのヒロイン(笑)。
- 読切あるある。展開の都合によるヒロインの節穴感。
- 余韻の残る、続きが気になるラスト。面白かったです。
連載化されたら?
普通に超常の敵&異能の主人公でいけるように思えます。警察が舞台だから、推理モノや刑事ドラマ的な内容にもできるかも?そうなった時は、推理の内容などが大切になってくるように思えます。
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少年ジャンプNEXT! (ネクスト) 2014WINTER。
週刊のジャンプが出るまでは、増刊をまったりと楽しめばいい!
余談。
設定の部分ですが、超獣が野に放たれたら、市民に警戒を促すべき…と思ったのですが、政府による隠匿がされているようです。「一般市民には秘密にされている」という設定をどう扱うか?というのも、注目しているポイントですが…そこでページ数を割くのも良くないのかも知れません。
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