ガリレオ#7「偽装う」ドラマ感想・本格的な密室殺人事件!情状でではなく、一本の傘の借りを返す湯川先生(福山雅治)は男前。
※この記事は友人の、かづちやえから寄稿されたドラマ感想です。はじめに。
気づいたらもう来週は6月ですね。半年経つのも随分早い。今年画策していた私の計画は現在断念してしまっています。まだ半年あると思うか、半年しかないと思うか。何にせよ、最近殊にあっという間に時間が過ぎます。生活の中身が薄いんだろうなぁと思います。そして、日本は早くも梅雨に入ってきているようですね。何だか梅雨も訪れるのが随分と早い気がします。
気になったこと。
先週の感想で、黄金比率の容姿を持つと言われる日本人女性を数名挙げていましたが、偶然にもその中の一人、香椎由宇さんがキーパーソンとして今回登場していました。美人だなとは思いますが、実は私の好みの容姿ではない為心が動きません(笑)(先週の話題をひっぱってしまいますが)容姿であれ何であれ「可愛い」と相手を称賛する時って相手への好意が込めている場合が多いなと改めて思いました。それでも年配の方には「かわいいなぁ」と言われるより「美人さんやなぁ」とか言われる方が大変嬉しいので、称賛に使用する場合にどちらの表現が良いかという議論はまた別の話(>_<)
今回の事件では「烏天狗のミイラ」にまつわる事件な訳ですが、湯川先生は『キメラ』であればありえない事ではないと言う。ちなみにキメラで検索してみたところ、キメラとは異なった胚に由来する二種以上の生物から発生した個体を指すそうですが、脊椎動物では移植免疫があるためあり得ない現象のようです。湯川先生が例に挙げた「羽根の生えた猫」は翼猫と呼ばれる皮膚や毛皮が羽根のような形になっている猫のことだと思われます。結局、昔撮影した写真から年輪が発見され烏天狗は偽物だったという結論に至りました。
この烏天狗のミイラを守ろうとしていた住職が白骨死体で発見されました。住職の白骨死体は死後二週間だったそうですが、死因不明な上意味深な言葉を残していたにも関わらず、犯人については湯川先生の仮説で簡単に終了しました。白骨だったのは「烏が肉を食べた」みたいな解釈でいいのでしょうか?脱線しますが、謎の白骨死体が発見されたというこのシュチュエーションから私が従来はまっていたアメリカのテレビドラマBONESを思い出しました。この作品は人間関係から登場人物のキャラクター、事件の中身、科学と心理学を混ぜたようなストーリー展開まで大変面白いのですが、何分少しグロテスクです。平気な方は面白いので是非とも見てください。
面白かったこと。
冒頭から、不気味な烏の鳴き声に土砂降りの雨、そして車の故障。事件が起きて、山の度や崩れにより村に閉じ込められる。金田一耕介の世界観が連想されます。湯川先生の研究室のシーンになると何だかホッとする感じでした(笑)そして栗林助教授(渡辺いっけい)の一人芝居が爆発していましたが、後半になるにつれ「煩い」と思ってしまうほど今回は登場回数が多かったです(^^ゞ1話につき1爆発で満足しますね。
ガリレオにしては珍しく3人も連続して人が死んだ。そして密室殺人の現場には「烏天狗」の文字…と、大事件でした。とは言え、別に一人の犯人が殺人を繰り返したというような凶悪な事件ではなく別々の事件だったのですが。
湯川先生は閉じ込められたことで仕方なく事件の捜査を行います。今回湯川先生が恰好いいなと思った点が二点ありました。一点目は、湯川と栗林を騙して山奥につれてきた研究員に対し怒鳴り混乱する栗林に対し「頭ごなしに怒らなくても」と大人な対応をし「説明したまえ」と研究員に話を促した時でした。事件に関する情状には全く関心のない湯川だが、日常生活で必要な情報を含む情状については耳を傾けるのだなと思いました。(事件に関しては情状という情報を考慮しなくても科学で事件は解決する、という姿勢を徹しているのもある意味恰好いいのかもしれません。)二点目は、土砂降りの中傘を貸してくれた女性・小島結衣(香椎由宇)は研究員の友人でこの事件を偽装した張本人でした。しかし、その理由が理由であった為か「混乱して現場を荒らしてしまったと証言すればいい。」と見逃す発言をしたのです。壁に書かれた「烏天狗」は流石に言い逃れできないのでは・・・とか思いましたが、結構義理堅いのかなとも思ったり。無駄に同情するより多少クールな方が男前だな、と思います。
それにしても、先に学校へ帰った栗林が湯川の代理で教壇デビューするも、数名の男子生徒しか授業を受けにこなかったオチに関して、この滲み出るオーラの違いに仕方のないことなのか・・・と。
期待する展開。
次回は有名女優VS物理学者。蒼井優さんが出演されます。蒼井優さんの出る作品(ドラマや映画)をあまり見たことがないので楽しみです。
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冒頭でキメラの話題が出ておりますが、なるほど。そう考えると、鳥天狗もキメラなのだな…と。違う生物間のキメラは珍しいですが、同じ種だと、原始的な生物ほど、ナチュラルでキメラになっていると、どこかで読んだことがあります。
なかなか、面白そう。私も、録画を早くみたいと思いました。
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