ばんからさんが通る(空知英秋)はドラえもんネーミング~ジャンプ感想2010年46号①
秋の超豪華大物読切シリーズ!!トップ・オブ・スーパーレジェンド第2弾(長い)、空知英秋先生の「ばんからさんが通る」です。銀魂と同時掲載ですが、銀魂は、明らかに減ページとなっています。お察しします。タイトルは勿論、「はいからさんが通る」からですね。
以下、感想を列挙。
名言
随所に歴史的な名言が挟まっているが、それが、作品に妙な厚みを生んでいると思う。
茂布茂歩太
ドラえもん的なネーミングではなくて、漫画の背景の群像キャラ、モブの方に意識が飛んでしまうのは、マンガの読みすぎなんだろうな。見た目の没個性さと、名前から、冒頭だけの説明キャラかと思ったら、全編にわたって活躍した上に、よいキャラだった。ドラえもんの、野比のび太からのネーミング?
機巧革命
人体よりも有能なサイボーグパーツが登場したとして、それをホイホイと換装するには、肉体重視の倫理観から脱却する必要があると思うが。ヤンキー以外の一般生徒もサイボーグ化しているのは、そういう世界なんでしょな。
宮本静
ドラえもんの源静香さんから?不覚にも、「宮本」の方に意識がいって、二刀流とか使うのかな?とか思ってた。
カリをひっくり返すぅ!?
人体の構造から考えると、そんな事をすると出血する。
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剛田猛
剛田武から?だと思うのだけど、またしても、「タケル」の方に意識が行って、ヤマトタケル的なモノを想像していた。150年経過した世の中でも、バラモス・ゾーマが一般的な会話として成り立つのは、何回もリメイクされたからなんだろうな。
猛ミニ化
静さんが同い年になるまで封印をとくのを待ったいた事を考えると、いきなり、小さくなるのは、色々複雑な心中もあるように思えるのだが…???
滑川常雄
恐ろしい事に、この時点でドラえもんネーミングに気がついた。滑川って、骨川じゃねーかwwwおや、もしかして、他のキャラも…という感じで。90%機械なら、残りの10%は脳とかだと思いますが…???
後の事を考えたら、剛田氏も滑川氏の事を知ってないとおかしいと思うけど…忘れたのだろうなぁ。
セーラー服茂布
勝手な想像だが、茂布さんは、委員長の事が好きだと思うのだが。その中で、委員長の剛田に関する想いを真摯に受け止める彼は、作品の中で、一番男なんじゃないかな。
プロトヤンキーの証
おニャン子の聖痕。150年廊下に封印されていた剛田の他にも、サイボーグ化で、150年経過した滑川や白馬先生もいる訳か。おニャン子の下りで、もしかしたら、真面目に読むのを放棄した方が理解が早かったかも知れない。
雷電を操作出来るのもポロっと出てきたし…。
青春とは…
ばんからで言うならば…拳と拳の語りあいなんでしょうか。滑川さんも、片腕だけ肉体のままでしたし。だけど、肉が鉄になっても、血がオイルになっても、青春の形は、あまり変わらない訳で…。
総評
まあ、当然っちゃあ、当然だけど、銀魂っぽい部分はあるなーと。サイボーグという設定を異星人に置き換えたら、もろ、そんな感じだなーと。まあ、同じ作者なので当然なのですが。
次に感じたのが、ネームの多さ。49ページって、読切としてもページ数が多い方だと思いますが、それに加えてネームの量が多いこと多いこと。ページによっては、小説じゃないですか?と思えます。願わくば、展開もネームももうちょっとダイエットして、読み易さがあって欲しかった所。
でもまあ、面白かった。ラブコメ要素あり、ファンタジー要素(?)あり、バトル要素あり、ギャグ要素ありのてんこ盛り。私的には、前述したセーラー服姿の茂布さんが一番カッコ良かった。名前は、「モブ」だけど、私的には、主人公を喰う勢いだったなー。
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