死神に願う(地下すい)感想『陰キャがそのままに終わる物語』あらすじ+連載化予想・ジャンプ感想13号2022年【ネタバレ注意】
9死神に願う(地下すい)
作者紹介の好きな漫画が「初恋限定。」というのが光ります。手塚賞準入選作品ですが、入選を推す声も多かったとか…!?ハードル上がりまくりですが、果たして…!?
あらすじ。
真っ黒いモノに2年後、20歳で死ぬと宣告される。死神の都合だからか、願いを一つ叶えてくれるらしい。願いをどうするのか?主人公は街に出るが、驚くほどに不運が続く…!?
陰キャがそのままに終わる物語。
女性キャラが出てきても恋愛に発展することはなく、不在の家族が登場することもなく、余命2年を宣告された暗い主人公が、暗いままに終わる物語。感情も、表情の変化もめちゃくちゃ少ない。
崖から落ちそうになるシーンが、ギャグのようで、面白かったです。しかし、静かだ。最初数ページを読んだ時に、「静かそう」と思いましたけど、想像以上に静かでしたね。
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総評。
とても良かったです。手塚賞の選考基準とか分からないですが、他の作品と比べて際立っていたでろうことは、想像できます。
エンディングは想定内な気がしますけど、生に執着のない主人公と、ずっと枯れた雰囲気のある世界観、さらっと悲劇が起きても不思議じゃない感じが、前フリになっていたのじゃないか?と思う。
激しい怒りとか、悲しみとか、読んでいて感情が揺さぶられる感じじゃあないですが、ずっと読んでいたいと思わせる魅力がありました。
連載化の予想。
これは、連載になならないでしょう。いや、すべきではない。連載にするために、必要な要素や組み立て、広がりなどを足すと、この作品の絶妙なバランスが崩壊するでしょう。また、少年ジャンプっぽい作品を書くことが、作者のプラスにならない可能性が高いし、地下先生も分かっている可能性高そうです。
先週の感想。余談。
新連載「地球の子(神海英雄)」掲載!ジャンプ12号2022年)一言振り返り感想&ヘッドライン。死神を女の子っぽくするとか、そういうあざとさがないのも、良いと思いますね。
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