2025-01-01から1年間の記事一覧

帰ってきた正直政治家 チュ・サンスク

シネマート新宿の「のむコレ」で見た『正直政治家 チュ・サンスク』(2020/感想)の続編を、武蔵野館の「ポムミチョッタ! シネマコレクション」にて観賞。2022年韓国、同じくチャン・ユジョン監督作品。一作目でラ・ミラン演じるチュ・サンスクが嘆いてい…

エマニュエル

そこから始まるんだ、のファーストカットからの、50年前の映画『エマニエル夫人』でも有名な一幕は「エロくない」。エマニュエル(ノエミ・メルラン)は自分から誘って男とセックスするが快感を得られない。原作小説を読んだことはないけれど、SNSによって特…

太陽と桃の歌

冒頭、子ども達が家に帰ると大人達が祖父を取り囲んで土地の件で揉めている。かつて騒動から匿った恩義にと地主との口約束で使っていた畑につき、当代から契約書がないならソーラーパネルを設置するから明け渡すようにと迫られている。一次産業とは土地あり…

年始の記録 その2

年始スイーツ。 メゾンカカオの昨年末にオープンした丸の内店にて生フォンダンとカカオティー。写真を撮った後すぐ崩れ落ちた繊細なフォンダンショコラは薔薇ソース添え。お茶を注いだ時のにおいが素晴らしかった。 GAZTA伊勢丹新宿店ではプレーンなバスクチ…

ファンシー・ダンス

Apple TV+の無料開放期間中に観賞。2023年アメリカ、エリカ・トレンブレイ脚本監督作品。共同脚本にミシアナ・アリス。「自分達の文化と繋がっていていいのよ、私達は尊重する」などと言ってのける白人女性のナンシーから「サプライズよ、習わせてあげる」と…

ブラックバード、ブラックベリー、私は私。

エテロ(エカ・チャヴレイシュヴィリ)が断る親友宅での女達の「コーヒーとウエハース」の集まりの画が私には何とも「ジョージア映画」に映った。どこか幻想的で寓話的。しかし彼女が別の女性の息子無しでの息子の誕生日祝いの集まりに出る時…尤もものを食べ…

年始の記録

同居人が準備してくれた今年のおせちは、ネットのニュースで見たとかで竹輪の門松つき。生野菜が無いからと添えてくれたトマトのタワーも嬉しい。苦手な餅の代わりにお雑煮に入れたきしめんもよかった。 初詣帰りに寄るトリアノン高円寺本店で今年はピスタチ…

私にふさわしいホテル

「相田大樹」が授賞式でおたおた喋ってマイクに頭をぶつけるあの感じが自分に似ていると思って気付いたんだけど、この映画でのん演じる主人公のやることなすこと(表に出る言動)全ては舐めている意味で「女らしい」とされるものである。それこそ衣装の選択…