法人化してすぐの収入について
いままで兼業で漫画家を営んでおりましたが、近々サラリーマンを辞めて専業になることになりました。
これまでは白色申告で開業届も出していませんでしたが、退職と同時に合同会社を立ち上げる予定です。
数年間活動を継続しているので、会社を立ち上げた直後にも売り上げがあるかと思います。
この場合、設立直後にもかかわらず会社の売り上げとしてよいのでしょうか。
特に電子書籍の印税の場合は出版社からの通知があるまで売り上げが一切わからないため、これまで確定申告では出版社からの金額の通知日に雑収入があったものとして処理をしていました。
会社の立ち上げしばらくの売り上げは個人の雑収入として処理すべきか、会社の売り上げとして計上すべきか迷っています。
税理士の回答
竹中公剛
数年間活動を継続しているので、会社を立ち上げた直後にも売り上げがあるかと思います。
そうですね。
この場合、設立直後にもかかわらず会社の売り上げとしてよいのでしょうか。
会社での売り上げは、会社です。
特に電子書籍の印税の場合は出版社からの通知があるまで売り上げが一切わからないため、これまで確定申告では出版社からの金額の通知日に雑収入があったものとして処理をしていました。
漫画家については、契約があると思います。
法人を立ち上げても、個人の漫画家としての売上は、会社の売上ではないと考えます。
個人御売上になると考えます。
漫画の契約書が法人になった時に初めて、法人の売上でしょう。
会社の立ち上げしばらくの売り上げは個人の雑収入として処理すべきか、会社の売り上げとして計上すべきか迷っています。
契約書によります。
契約が個人のままでは、個人の売上でしょう。
ご教示、ありがとうございます。
出版社と契約のやり直しを行う必要があるのですね。
そうなりまりすと、現実的には新たな契約を締結して、法人口座を開設して……となるので最初の何か月かは法人の売り上げは立たず、個人としての雑収入にならざるを得ないですかね……。
その場合、個人(私本人)と法人(立ち上げる合同会社)の間で著作物利用許諾契約を結ぶという手段があると耳に挟みましたが、適用はできるのでしょうか。
その場合でも、出版社が個人あてに振り込む際には源泉徴収をするので、それも問題になりそうです。
竹中公剛
その場合、個人(私本人)と法人(立ち上げる合同会社)の間で著作物利用許諾契約を結ぶという手段があると耳に挟みましたが、適用はできるのでしょうか。
弁護士に聞いてください。
その場合でも、出版社が個人あてに振り込む際には源泉徴収をするので、それも問題になりそうです。
そうですね。
野球選手でも、個人の契約金は、個人の収入です。
広告などは法人をつくって、法人と広告会社で契約するようです。
漫画も著作物は、個人の収入のように思います。
法人の売上は、どのようなものになるのか、弁護士とご相談ください。
本投稿は、2024年12月28日 15時33分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。