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体操・パルクール世界選手権最終日(16日・東京有明アーバンスポーツパーク)――技の難度や出来栄えを競うフリースタイルの女子決勝で、山本華歩が25・0点をマークし、銀メダルを獲得した。日本勢初の表彰台。近藤凪紗は22・5点で7位だった。ゴールまでのタイムを競うスピードの男子予選は勝乗志音(MISSION広島)が23位、大西隼人が26位で敗退した。
下りながら宙返り
フリースタイル女子の山本は演技を終えた瞬間に感極まった。「やりたい演技が全部でき、ホッとして泣いてしまった」。冒頭、障害物から下りながらの宙返りの連続技を決め、滑らかな動きで走りきった。大学1年時に「楽しみながらできるダイエット法」として出会った競技。32歳となった現在は初心者への指導も行っており、「気軽に大人が楽しく運動できることを伝えていきたい」と語った。