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エンタメ・文化

長井好弘　演芸おもしろ帖

［演芸おもしろ帖］巻の七十三　短い秋に落語の贈り物〜「一之輔春秋三夜」に爆笑、驚愕する

「脱力系」の新作から重厚な圓朝もの、そして上方のレアな大ネタまで、今回も自由奔放な一之輔ワールドを楽しんだ（読売新聞・青山謙太郎撮影）
　「よみらくご」総合アドバイザー、演芸評論家の長井好弘さんが、演芸愛いっぱいのコラムをお届けします。 ２０１４年にスタートした「落語一之輔」シリーズは、「一夜〜七夜」、「三昼夜」、「春秋三夜」と名前とスタイルを変え、２０…

［演芸おもしろ帖］巻の七十二　漫才師、カメラマン、評論家〜心を揺さぶる3冊の演芸本

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［演芸おもしろ帖］巻の七十一　没後１０年、九代目入船亭扇橋の思い出と孫弟子・扇白の真打ち昇進

パーティーでの師弟ショット。師匠の入船亭扇遊（左）と新真打ちの扇白（東京・上野の東天紅で）

［演芸おもしろ帖］巻の七十　さよなら矢野誠一さん～生涯現役90歳の「雑談力」を偲ぶ

矢野誠一さんは新劇の劇団の裏方として仕事をしながら、１９６０年代に昭和の名人を集めた落語会をプロデュースするなど、落語の目利きとして知られた。（写真は２０２３年、読売新聞東京本社を訪れて古今亭志ん生の思い出を語る矢野さん）

［演芸おもしろ帖］巻の六十九　東京太と仲八郎が１人で高座に立ったワケ

栃木弁の京太（右）のボケに、福岡県出身のゆめ子（左）は笑顔でツッコミを入れるしっかり者の妻というキャラクター。「京太・ゆめ子」は高座でも楽屋でも愛される寄席の名物芸人だった＝一般社団法人漫才協会提供

新着一覧

［演芸おもしろ帖］巻の六十八　懐かしく、ちょっと過激で面白かった五代目柳家つばめと昭和戦後の新作落語

自宅でくつろぐ五代目つばめ（１９７３年撮影）。入門した権太楼につけた前座名は「ほたる」。最初に稽古した噺は「仮名手本忠臣蔵・五段目」をコント仕立てで見せる定番のキャバレーネタだった＝柳家権太楼さん提供

［演芸おもしろ帖］巻の六十七　桂文珍大東京独演会が17回目のパワーアップ～実力派ゲスト迎えて古典もたっぷりと！

「わたし、阪神ファンですけど、この３日間だけ、ジャイアンツ側で頑張ります」

［演芸おもしろ帖］巻の六十六　寄席を彩る〝音もの〟芸人たち

東京の寄席では、メインとなる落語以外の漫才や太神楽、奇術などいろどりとなる演芸のことを「色物」と呼び、番組表では朱色の文字で書かれている。なお、落語より歴史のある講談は色物とは呼ばない（浅草演芸ホールで）

［演芸おもしろ帖］巻の六十五　五街道雲助、神田伯山、市川團子〜春を呼ぶ「浅草芸能大賞」の顔

今年受賞した、左から伯山、雲助、團子。４０年を超える歴史で、大賞受賞者には益田喜頓、渥美清、萩本欽一、ビートたけし、吉永小百合など、錚々たる顔ぶれが並ぶ。第１回の大賞はオペラの田谷力三だった

［演芸おもしろ帖］巻の六十四　気になる二人、桂二葉と春風亭一花の現在と未来

芸歴は二葉が２年ほど長いが、同学年の仲良しは昨年、NHKラジオのトークバラエティー特番にも出演した。その時のトークのテーマは食材の「三つ葉」。「二葉」と一花の「一」を足すと「三葉」になる＝NHK提供

［演芸おもしろ帖］巻の六十三　熱狂の末広亭・浪曲主任興行の後、「浪曲」はどう変わるのか

木馬亭は、江戸時代には見世物小屋や大道芸が並んだ「浅草奥山」にある。１９７０年の開業以来、浪曲ファンの「聖地」として賑いを見せる

［演芸おもしろ帖］巻の六十二　末広亭の愉快なミラクル〜「玉川太福」全力の主任（トリ）興行

太福は新潟生まれの４５歳。２００７年に２代目玉川福太郎に入門したが、直後に師匠が急逝。苦労の中で盲目の浪曲師、大利根勝子に教えを受け、仲間と切磋琢磨しながら成長する姿はドキュメンタリーで映画化もされた（写真は２０１８年撮影）

［演芸おもしろ帖］巻の六十一　もっと聴きたい、全部知りたい〜名作講談「寛永三馬術」の車読み

車読みの会を終えた演者が勢ぞろい。左から琴凌、琴調、山緑、織音（１月１６日）

［演芸おもしろ帖］巻の六十　心のメモに書き留めた2025年新春の三席〜貞寿・やまと・南光

期待の本格派、貞寿は駅伝も大好きだが、大の相撲ファンとしても知られる

［演芸おもしろ帖］巻の五十九　雲助・琴調・文珍、ベテランの実力に惚れて年の暮れ…さよなら２０２４

「芸の継承と後進の育成」崇高な使命を担うが、シャレと茶目っ気も忘れない雲助らしさが痛快だ

［演芸おもしろ帖］巻の五十八　春風亭一之輔の「落語は自由だ」～「春秋三夜 2024秋」完全リポート

一之輔の「愉快な悪ふざけ」がこのシリーズの魅力。いつもとは違う出囃子を聴いて、「このネタは何？」と考えるのも楽しい

［演芸おもしろ帖］巻の五十七　東京にも続々進出中、キリがなくて面白い上方落語をもっと楽しみたい

実力派の上方落語家が関東でも勢力的に独演会を行うようになった。左からたま、二葉、吉坊

［演芸おもしろ帖］巻の五十六　腕と度胸と個性と愛嬌〜６人の火花散る「NHK 新人落語大賞」決勝高座

２年連続の決勝進出で昨年のリベンジを果たした三実。作った新作落語は間もなく１００に届く＝NHK提供

［演芸おもしろ帖］巻の五十五　僕の原点「新宿末広亭・定点観測」から２５年

古き良き寄席の雰囲気を現代に伝える新宿・末広亭の内観。「代演」もあったが、僕は１年間、この客席に座って芸人たちの高座を見続けた

［演芸おもしろ帖］巻の五十四　ほのぼの、ちょっぴりスリリング〜志の輔と弟子８人の「スペシャルな一門会」

志の輔の「千両みかん」は真夏の噺だが、9月末でも違和感がない、地球の気候はどうなっているのか……

［演芸おもしろ帖］巻の五十三　真打ちへの坂道を駆け上がった昇也とともに７１回…さよなら「神保町かるた亭」

「神保町かるた亭」の風景。老舗のかるた店らしい良い雰囲気の会場だった

［演芸おもしろ帖］巻の五十二　「二階ぞめき」「疝気の虫」に「庖丁」…夏の夜の浅草「禁演落語の会」は逸品ネタぞろい

こちらは下席昼の部の大喜利。座布団は乱れ飛ばないが、司会の竹丸（中央）が率いるメンバーは、実力者がそろっている

［演芸おもしろ帖］巻の五十一　志の輔が、若手二ツ目が熱演〜「長講＝長い噺」を聴きたい！

独創的なスタイルで演じ続けられてきた「志の輔らくご」。大ネタの「中村仲蔵」は時間を忘れさせた

［演芸おもしろ帖］巻の五十　２１組、４時間半のロングラン…浅草で「東京漫才」を浴びた

浅草東洋館の正式名称は「浅草フランス座演芸場東洋館」といい、都内唯一の「色もの寄席」だ。浅草六区のどまんなか。舞台と客席は浅草演芸ホールと同じビルの階上にあり、左奥が演芸ホール入り口だ。前身のストリップ劇場「フランス座」（１９９９年閉館）では座付き作家だった井上ひさしや、渥美清、萩本欽一、ビートたけしなど、そうそうたるスターが若き日を過ごした

［演芸おもしろ帖］巻の四十九　講談界の新真打ち「宝井琴凌」の披露目を追いかけて

ジャズの生演奏もあった精養軒での披露目パーティー。開花が遅れた上野の桜は満開とはならなかったが、「『遅咲き』という言葉は琴凌に似合う」と師匠の琴梅（左端）が愛弟子（左から２人目）を激励した。右は琴調（３月３１日）

［演芸おもしろ帖］巻の四十八　もっと知りたい上方講談～「なみはや講談協会」の新たな挑戦

２００８年の動楽亭開きで抱負を語る席亭のざこば。小屋は実家の隣に建つマンションの２階にある。名前の由来について「近くの地下鉄動物園前駅の『動』、自分の道楽もかねて、楽しく動こうと」と話していた（右下もざこば）

［演芸おもしろ帖］巻の四十七　つる子とわん丈が４５日間を駆け抜けた～真打ち昇進披露興行、涙と笑いの大千穐楽

ファンサービスで３０秒だけの撮影タイムが設けられた披露目の口上。左から進行役の志ん五、丈二、わん丈、天どん、小ゑんと並んだ。口上では普通はしゃべらない新真打ち本人のあいさつも飛び出した（紀尾井小ホールで）

［演芸おもしろ帖］巻の四十六　文珍が「よみうり」にやって来た～桂文珍大東京独演会・三昼夜６公演完全レポート「下」

「わしは阪神ファン、でもこの３日間は巨人ファンやから」と笑わせた

［演芸おもしろ帖］巻の四十五　文珍が「よみうり」にやって来た～桂文珍大東京独演会・三昼夜６公演完全レポート「上」

１６年目の今年は国立劇場小劇場から大手町に高座を移しての開催。見よ、この圧倒的な演出
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オーストラリア、１６歳未満の「ＳＮＳ利用禁止法」施行…いじめ・性犯罪・有害投稿の閲覧など防ぐ狙い

豪ＳＮＳ利用禁止法の概要

中国軍機レーダー照射、訓練前の「自衛隊とのやりとり」とする音声公開…日本側に通告したと主張する狙いか

中国軍のＪ１５戦闘機＝防衛省提供

深夜の商業施設、寒風吹き付ける屋上へ２００人避難「想定に甘さあった」…不安と戸惑いの中「後発地震」に備え急ぐ

地震で損壊して閉鎖された商業施設で、片づけられるクリスマスの飾り（９日午後１時４８分、青森県八戸市で）＝関口寛人撮影

最大震度６強の地震の影響で一部荷物に配達遅れ、佐川急便「正常化めど立たず」…被災地の小売店は一時休業も

散乱した薬や書類を片付ける薬剤師の男性（９日午前９時９分、青森県八戸市で）＝松本拓也撮影

座席を撤去した「荷物専用」新幹線、３月運行開始…「スピードと定時性」で生鮮品・精密機械部品など輸送

ＪＲ東日本

グーグル、生成ＡＩ検索で記事利用の際に「メディアへの補償」不適切か…ＥＵが独禁法違反の疑いで調査開始

#生成ＡＩ
グーグルのロゴ＝ロイターＦＩＬＥ　ＰＨＯＴＯ：　Ｔｈｅ　Ｇｏｏｇｌｅ　ｌｏｇｏ　ｉｓ　ｓｅｅｎ　ｏｎ　ｔｈｅ　Ｇｏｏｇｌｅ　ｈｏｕｓｅ　ａｔ　ＣＥＳ　２０２４，　ａｎ　ａｎｎｕａｌ　ｃｏｎｓｕｍｅｒ　ｅｌｅｃｔｒｏｎｉｃｓ　ｔｒａｄｅ　ｓｈｏｗ，　ｉｎ　Ｌａｓ　Ｖｅｇａｓ，　Ｎｅｖａｄａ，　Ｕ．Ｓ．　Ｊａｎｕａｒｙ　１０，　２０２４．　ＲＥＵＴＥＲＳ／Ｓｔｅｖｅ　Ｍａｒｃｕｓ／Ｆｉｌｅ　Ｐｈｏｔｏ

［深層ＮＥＷＳ］台湾有事巡る高市首相の国会答弁「対中戦略どう考えていたのかが問われる」…垂秀夫・前駐中国大使

#深層ＮＥＷＳ
高市首相（９日）

中国・広州で開催予定だったスタジオジブリ展覧会が延期に…「近い将来、お会いできる日を楽しみに」

昨年、上海で開催されたスタジオジブリ作品の展覧会＝田村美穂撮影

「永世竜王」の資格得た藤井聡太竜王、鹿児島・指宿で祝賀会…「より面白い将棋を見せられるよう頑張りたい」

「指宿のたまて箱」の出発式に臨む藤井聡太竜王（中央）（９日、鹿児島県指宿市で）＝西孝高撮影

米国とオーストラリア、日本と共同演習強化で合意…原潜配備計画推進も確認

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