コカ葉を「世界の国々へ理解深めて」と授業で見せる…女性教諭を懲戒免職「違法とは知らず反省」

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 コカインの原料のコカ葉を海外から日本に持ち込んで授業で児童に見せたなどとして、愛知県教育委員会は8日、豊橋市立幸小学校の女性教諭(54)を懲戒免職処分とした。女性教諭は県教委の聴取に使用目的での持ち込みを否定し、「世界の国々への理解を深めてもらいたかった。違法とは知らず反省している」と話したという。

 発表によると、女性教諭は2017~18年に旅行したコロンビアの土産物店でコカ葉やコカ茶を購入し、自宅で保管。今年2月、担任する3年生の授業で外国の風習を紹介する際にコカ葉などを見せ、「高山病を和らげる薬として用いられている」などと説明した。

 児童から話を聞いた保護者が学校に伝えた。県教委によると、県警は女性教諭を麻薬取締法違反容疑で名古屋地検豊橋支部に書類送検したが、同支部は6月に不起訴(起訴猶予)としたという。

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